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10ヶ月後に女子高校生になる俺
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あれからもう一か月が経った。今まで施設で〇〇君と呼ばれていたけど、今月から〇〇さんに呼ばれ方が変わる。ほんの少しの違いだけど、最初はなんだか恥ずかしかった。
今は梅雨時なんだが、ずっと閉じ込められている俺にはあんまり関係ない。まあ体育というか運動が屋内でする様になった程度だ。
運動の時の服装は今まで部屋着兼トレーナーでやってきたけど、今月からは女用の丸首のシャツと紺のショートパンツに替わった。紺のショートパンツって男でもあるけど、それと違うのは、生地が柔らかめでお尻がゆったりとしていて、そして前の開きが無い事位だろうか。
女用の体操服を着た俺を含めた四人の太腿とか足の脛には、男の時の太い毛はあらかた抜け落ちて、なまっちろい足になっていた。なんだか俺の体から力強さというのが抜けていく感が有ったし、実際体力の衰えは感じていた。特に走る時に太腿になにかしらの違和感は感じていた。
股割りとかペたん座りとか走り込みとか、今までの柔軟体操に加えて、ちゃんと体育の先生指導の下で、中学の女子が体育でやってたマット運動とか平均台とか鉄棒とかが加わる。体が柔らかくなり始めたとはいえ結構ハードだぜこれ。
終わった後更衣室で結構汗びしょになって体操服を脱ぐと、今月からある程度デザインとか柄が可愛くなった女の下着に包まれた俺が、大きな鏡に映る。そういえば俺を含めたみんな、ここに入った時に比べて明らかに顔の表情が変わっていた。
毎日のスキンケアの効果もあるのだろうけど、顔はシミとかニキビとかが消えて少し色白で透明感さえ出てきて、みんなちょっとしたイケメンぽくなってる。まあ、まだ女には程遠いけどな。
女言葉というより、その前段階の標準語に近い言葉で身振り手振りとかを交えて喋らされたりしているうちに、俺達四人いつのまにかホモっぽい喋りと仕草になってきたのが自分でもわかる。
それにふと思ったのは、俺先月一度も一人エッチしていない。いや、やろうかと思った事は何度も有ったけど、疲れていて明日にしようとばかり思ってるうちに一か月が過ぎたというのが正しい。これやっぱりあの強い女性ホルモンのせいなのか。最近少し副作用の頭痛とかは減って待たけどな。
先月は力とか闘いとかいう男の文化から全く切り離され、女性向けの漫画、小説、ドラマとかを強制的に見せられ、女の社会ってこんなに男と違うものなのかと思い知らされてきた俺達に、とうとう俺の右脳の女性化のトレーニングが始まる。
まずティーン向けのファッション雑誌を読む事を半ば強制された。まあ、外に出れないし日曜とか暇だし、あと平日の就寝前だってそうしう女文化に触れる事しかやる事ないからな。只、俺の頭の中の何かが変わってきてるのは間違いない。可愛い女の服とか見て、ああこれいいななんて思って、ふと我に返ってぞっとしたりする。
多くの同じ物から一つだけ違う物を選ばされたり、二枚の絵の違う所を指摘させられたり、似た二つの男性や動物や花、建物、そして女のファッションから好きな方を理由付けて選ばされたり好き嫌いをはっきり言わされたり。他にも頭の中を女にするらしいいろんな特殊なトレーニングを受けさせられた
人形相手にお話し作って喋らされたり、他愛もない話を延々とさせられたり。とにかく女になったら腕力とかはもう使えず、武器は頭と口と目と耳、そして感性だけになる。その為のトレーニングらしい。最初はもう喋ったり頭の中がぐるぐる回って疲れて頭がおかしくなりそうだったけど、不思議とそんな過酷な日課にも慣れて来る。
今月の終わりごろには体の変化が少し感じる。まず腹筋の上には柔らかな脂肪の層かせ覆って見た目にはそのでこぼこが消えかかっていた。全身を覆いはじめた柔らかな肉というか多分脂肪の層は少し増えた気がする。いつしか少し生えてた胸毛はすっかり濡れ落ちたらしい。
ここに来た時、黄土色の一円玉位だった俺の乳首は今十円玉位の大きさになり、しかも赤黒くなって乳輪がふくらみ始めていてその奥には小さいけどはっきりした丸いしこりが出来始めている。殆ど目立たなかった乳首はマチ針ほどのはっきりした円形になり、ちょっと隆起しかかっていた。
やがて俺の体にとうとう乳房痛が起こり始める。月末の身体検査で女医さんに、思春期の女が誰もが体験する事だと指摘され、顔を真っ赤にした俺。
初夏という事で夜のパジャマは柔らかな薄手の生地にフレンジと小さな花柄の物に代わったんだけど、その夜俺は胸元で枕をぎゅっと抱きしめ、その微かな痛みを感じながら、早くも普通の男じゃなくなってしまったらしい自分をいとおしく思っていた。
そう言えば来月は七月。この施設の屋上にはプールが有ると聞いた。当然海パンなんてここにはないはすだ。まさか俺、あれを着る事になるのか?それに三カ月ごとにトレーニングの節目が来るとも聞いた。胸がこんなになった俺、まさか…。
今は梅雨時なんだが、ずっと閉じ込められている俺にはあんまり関係ない。まあ体育というか運動が屋内でする様になった程度だ。
運動の時の服装は今まで部屋着兼トレーナーでやってきたけど、今月からは女用の丸首のシャツと紺のショートパンツに替わった。紺のショートパンツって男でもあるけど、それと違うのは、生地が柔らかめでお尻がゆったりとしていて、そして前の開きが無い事位だろうか。
女用の体操服を着た俺を含めた四人の太腿とか足の脛には、男の時の太い毛はあらかた抜け落ちて、なまっちろい足になっていた。なんだか俺の体から力強さというのが抜けていく感が有ったし、実際体力の衰えは感じていた。特に走る時に太腿になにかしらの違和感は感じていた。
股割りとかペたん座りとか走り込みとか、今までの柔軟体操に加えて、ちゃんと体育の先生指導の下で、中学の女子が体育でやってたマット運動とか平均台とか鉄棒とかが加わる。体が柔らかくなり始めたとはいえ結構ハードだぜこれ。
終わった後更衣室で結構汗びしょになって体操服を脱ぐと、今月からある程度デザインとか柄が可愛くなった女の下着に包まれた俺が、大きな鏡に映る。そういえば俺を含めたみんな、ここに入った時に比べて明らかに顔の表情が変わっていた。
毎日のスキンケアの効果もあるのだろうけど、顔はシミとかニキビとかが消えて少し色白で透明感さえ出てきて、みんなちょっとしたイケメンぽくなってる。まあ、まだ女には程遠いけどな。
女言葉というより、その前段階の標準語に近い言葉で身振り手振りとかを交えて喋らされたりしているうちに、俺達四人いつのまにかホモっぽい喋りと仕草になってきたのが自分でもわかる。
それにふと思ったのは、俺先月一度も一人エッチしていない。いや、やろうかと思った事は何度も有ったけど、疲れていて明日にしようとばかり思ってるうちに一か月が過ぎたというのが正しい。これやっぱりあの強い女性ホルモンのせいなのか。最近少し副作用の頭痛とかは減って待たけどな。
先月は力とか闘いとかいう男の文化から全く切り離され、女性向けの漫画、小説、ドラマとかを強制的に見せられ、女の社会ってこんなに男と違うものなのかと思い知らされてきた俺達に、とうとう俺の右脳の女性化のトレーニングが始まる。
まずティーン向けのファッション雑誌を読む事を半ば強制された。まあ、外に出れないし日曜とか暇だし、あと平日の就寝前だってそうしう女文化に触れる事しかやる事ないからな。只、俺の頭の中の何かが変わってきてるのは間違いない。可愛い女の服とか見て、ああこれいいななんて思って、ふと我に返ってぞっとしたりする。
多くの同じ物から一つだけ違う物を選ばされたり、二枚の絵の違う所を指摘させられたり、似た二つの男性や動物や花、建物、そして女のファッションから好きな方を理由付けて選ばされたり好き嫌いをはっきり言わされたり。他にも頭の中を女にするらしいいろんな特殊なトレーニングを受けさせられた
人形相手にお話し作って喋らされたり、他愛もない話を延々とさせられたり。とにかく女になったら腕力とかはもう使えず、武器は頭と口と目と耳、そして感性だけになる。その為のトレーニングらしい。最初はもう喋ったり頭の中がぐるぐる回って疲れて頭がおかしくなりそうだったけど、不思議とそんな過酷な日課にも慣れて来る。
今月の終わりごろには体の変化が少し感じる。まず腹筋の上には柔らかな脂肪の層かせ覆って見た目にはそのでこぼこが消えかかっていた。全身を覆いはじめた柔らかな肉というか多分脂肪の層は少し増えた気がする。いつしか少し生えてた胸毛はすっかり濡れ落ちたらしい。
ここに来た時、黄土色の一円玉位だった俺の乳首は今十円玉位の大きさになり、しかも赤黒くなって乳輪がふくらみ始めていてその奥には小さいけどはっきりした丸いしこりが出来始めている。殆ど目立たなかった乳首はマチ針ほどのはっきりした円形になり、ちょっと隆起しかかっていた。
やがて俺の体にとうとう乳房痛が起こり始める。月末の身体検査で女医さんに、思春期の女が誰もが体験する事だと指摘され、顔を真っ赤にした俺。
初夏という事で夜のパジャマは柔らかな薄手の生地にフレンジと小さな花柄の物に代わったんだけど、その夜俺は胸元で枕をぎゅっと抱きしめ、その微かな痛みを感じながら、早くも普通の男じゃなくなってしまったらしい自分をいとおしく思っていた。
そう言えば来月は七月。この施設の屋上にはプールが有ると聞いた。当然海パンなんてここにはないはすだ。まさか俺、あれを着る事になるのか?それに三カ月ごとにトレーニングの節目が来るとも聞いた。胸がこんなになった俺、まさか…。
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