【R15】人生は彼女の物語のなかに（生真面目JKの魂が異世界の絶世の美人王女の肉体に？！運命の恋？逆ハーレム？それどころじゃありません！）

第５章 ～ペイン海賊団編～

主な登場人物紹介 トレヴァー

　２０才。身長２０３cm。
　褐色の肌に鳶色の髪、鳶色の瞳の青年。
　筋肉隆々の非常に逞しいガチムチの肉体が彼のトレードマーク。

　彼もルークやディランと同じく、やや底辺寄りの平民の出自であり、頼るべき親もなく、少年の頃より肉体労働で生計を立ててきた。
　以前の仕事は、旅一座の用心棒。当時の恋人は、その旅一座の踊り子であったライリーという女性である。

　どちらかと言えば言葉少なな方で、いつもニコニコし、周りの者の話をよく聞き、必要のないことは決して言わない思慮深い青年。
　ルークとディランには、数か月前の冬にデブラの町で初めてであったが、瞬く間に彼らと意気投合した。トレヴァーは、彼らにとって頼れる兄貴分といった存在であるだろう。

　ヴィンセントのように、華やかな女性遍歴というわけではないが、女性にモテるようだ。現在は、魔導士フランシスとともに神人の船に乗っている、ある女性のハートをガッシリと掴んでいる。

　アポストルからの啓示、そしてアドリアナ王国の国王と王子からの宣旨を受け、５９年前（もうすぐ６０年前となるが）に突如、暗黒に飲まれてしまったユーフェミア国の民たちを救わんと、他６人の「希望の光を運ぶ者たち」とともに出港した。