【R15】人生は彼女の物語のなかに（生真面目JKの魂が異世界の絶世の美人王女の肉体に？！運命の恋？逆ハーレム？それどころじゃありません！）

長かった第５章終了記念★特別付録

付録２ 判明したことを箇条書き 「ジョセフ王子の終わらぬ苦悩」編

　過去への回想が主となっています。
　この回想の中では、アポストルとなる前の魔導士アンバー・ミーガン・オスティーンも登場し、また侍女サマンサ・アンジェラ・ベルの顔の皮膚もマリア王女に劇薬をかけられる前であるため、なめらかで綺麗な状態です。
　また、マリア王女が全裸でジョセフ王子を誘惑したりするなど、なかなかエロティックな場面もあります。


●　ティモシ―・ロバート・ワイズの妻ケーテは、マリア王女に愛娘ビアンカを殺されて１カ月後に納屋の中で首を吊っていた。

●　ビアンカ殺害の現場で機転を利かせたカールとダリオが、ビアンカの吐瀉物をハンカチに浸み込ませ持ちかえっていた。

●　その吐瀉物の分析に尽力して成功したのが、薬師ノーマ・リン・レックス（魔導士ミザリー・タラ・レックスの母）であった。

●　マリアがビアンカ殺害のために使った薬は「催淫剤」であった。成人なら意識が朦朧とするだけであっても、赤ン坊のビアンカの小さな体では耐えきれなかったならびに、元々のビアンカの体質もあって拒否反応を残して、死亡した可能性が高いと……

●　その「催淫剤」の原料となった薬草は、エマヌエーレ国の南部の”本当に限られた場所で”栽培されていた”ものであった。

●　薬草を栽培していたエマヌエーレ国の”魔導士”は、薬草の栽培に反発を唱えた民衆たちの手で７０年ほど前に惨殺されており、すでにこの世にはいない。

●　その魔導士の息子（養子）であった男はアドリアナ王国へと逃れているが、５８年前の神人殺人事件の”被害者”として焼け焦げた遺体で発見されている。この男は、小児性愛者向けの裏娼館を経営していた。少女娼婦たちの中でも、一番のお気に入りである「ヘレン」という名の少女は片時も自分の側から離そうとしなかったと……


　次は「曇りなき空を進みゆく船の中で」編です。
　神人の船に乗っている者たちを軸に、過去への回想が展開されていきます。