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Episode9 寒過ぎる言葉遊びラブホラー2品
【お急ぎの方へ☆サクッとネタバレ】Episode9ーA マウス
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【3行でネタバレ】
やっぱり恨んどったんかい……!
というか、リエコさんの男運が悪過ぎる。
2回連続で、大凶男を引き当ててしまったね。
【あらすじ】
リエコさんは、恋人のセイジさんとそろそろ結婚を……と考えていた。
セイジさんからの「今日はお前に、リングを渡しにきたんだ」という言葉に、”まさか、こんなに突然にプロポーズ!?”と、リエコさんの心は喜びに包まれ始める。
しかし、セイジさんは「ジャーン! リングはリングでも、イカリング―(笑)!! そして、オニオンリング―(笑)!!!」と、寒すぎるギャグをのたまう。
勘違いの糠喜びによる恥ずかしさと怒りで、リエコさんはセイジさんを追い返した。
その帰り道で、セイジさんは十字路で交通事故に巻き込まれ、死亡。
それからのリエコさんは、一生下ろすことのできない十字架(私が間接的にセイジさんを殺したようなものよ。きっと彼は私のことを心の底から恨んでいるわ。)を背負いながら生きていくことになった。
とは言っても、数年後にリエコさんに積極的にアプローチしてくれるシンイチさんという男性が現れる。
社会的スペックの高いシンイチさんと付き合い始めたリエコさんであるも、シンイチさんは大の蛇好きで、彼と結婚したなら彼の愛蛇たちとも暮らさなければならなくなってしまう。
ついに耐え切れなくなったリエコさんは、シンイチさんのマンションで彼に別れを切り出す。
途端にシンイチさんは豹変し、あらんかぎりの下品な罵詈雑言を浴びせて掴みかかってきた。
逃げようとしたリエコさんは、パソコンのマウスでシンイチさんの眉間を殴りつけ、シンイチさんは仰向けに卒倒。
ゆらりと起き上がったシンイチさんであるも、彼の口から紡がれたのは、今は亡き”セイジさんの声”であった。
※ セイジさんがシンイチさんに一時的に憑依している状態です。
彼は私を恨むどころか、ずっと見守ってくれていたのね……と、リエコさんの瞳から熱い涙が溢れる。
「ごめんなさい、ごめんなさい」としゃくりあげるリエコさんを抱き上げたセイジさんは、彼女をダイニングキッチンにまで連れて行き、そこのソファーに優しく座らせる。
セイジさんが、冷蔵庫の扉を開ける音が聞こえた。
リエコさんを落ち着かせるため、水でも持ってきてくれたのかと思いきや、彼の手にあったのは水ではなかった。
「ジャーン! マウスはマウスでも、冷凍マウス―(笑)!! そして、今からこれをお前の”マウス”にありったけ詰め込む―(笑)!!!」
※ カチコチに凍ったままか、それとも解凍された状態かは不明ですが、セイジさんは恨みを晴らすために、リエコさんのマウス(口)に冷凍マウスをありったけ詰め込むらしいです。その後のリエコさんについては、皆様の想像にお任せします。
やっぱり恨んどったんかい……!
というか、リエコさんの男運が悪過ぎる。
2回連続で、大凶男を引き当ててしまったね。
【あらすじ】
リエコさんは、恋人のセイジさんとそろそろ結婚を……と考えていた。
セイジさんからの「今日はお前に、リングを渡しにきたんだ」という言葉に、”まさか、こんなに突然にプロポーズ!?”と、リエコさんの心は喜びに包まれ始める。
しかし、セイジさんは「ジャーン! リングはリングでも、イカリング―(笑)!! そして、オニオンリング―(笑)!!!」と、寒すぎるギャグをのたまう。
勘違いの糠喜びによる恥ずかしさと怒りで、リエコさんはセイジさんを追い返した。
その帰り道で、セイジさんは十字路で交通事故に巻き込まれ、死亡。
それからのリエコさんは、一生下ろすことのできない十字架(私が間接的にセイジさんを殺したようなものよ。きっと彼は私のことを心の底から恨んでいるわ。)を背負いながら生きていくことになった。
とは言っても、数年後にリエコさんに積極的にアプローチしてくれるシンイチさんという男性が現れる。
社会的スペックの高いシンイチさんと付き合い始めたリエコさんであるも、シンイチさんは大の蛇好きで、彼と結婚したなら彼の愛蛇たちとも暮らさなければならなくなってしまう。
ついに耐え切れなくなったリエコさんは、シンイチさんのマンションで彼に別れを切り出す。
途端にシンイチさんは豹変し、あらんかぎりの下品な罵詈雑言を浴びせて掴みかかってきた。
逃げようとしたリエコさんは、パソコンのマウスでシンイチさんの眉間を殴りつけ、シンイチさんは仰向けに卒倒。
ゆらりと起き上がったシンイチさんであるも、彼の口から紡がれたのは、今は亡き”セイジさんの声”であった。
※ セイジさんがシンイチさんに一時的に憑依している状態です。
彼は私を恨むどころか、ずっと見守ってくれていたのね……と、リエコさんの瞳から熱い涙が溢れる。
「ごめんなさい、ごめんなさい」としゃくりあげるリエコさんを抱き上げたセイジさんは、彼女をダイニングキッチンにまで連れて行き、そこのソファーに優しく座らせる。
セイジさんが、冷蔵庫の扉を開ける音が聞こえた。
リエコさんを落ち着かせるため、水でも持ってきてくれたのかと思いきや、彼の手にあったのは水ではなかった。
「ジャーン! マウスはマウスでも、冷凍マウス―(笑)!! そして、今からこれをお前の”マウス”にありったけ詰め込む―(笑)!!!」
※ カチコチに凍ったままか、それとも解凍された状態かは不明ですが、セイジさんは恨みを晴らすために、リエコさんのマウス(口)に冷凍マウスをありったけ詰め込むらしいです。その後のリエコさんについては、皆様の想像にお任せします。
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