美少女仮面とその愉快な仲間たち(一般作)

ヒロイン小説研究所

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④  子ども博士は、魔王に美少女仮面エスポワールプチットを捕まえたことを報告し、引き続いて調べることになった。
   美少女仮面は、まだ調査中で手こずっていた。
   子ども博士は、美少女仮面エスポワールプチットを実験室のガラスケースの中に入れた。魂が抜け出せないように工夫してある。
「美少女仮面エスポワールプチット、気分はどうかな?」
   ガラスケースの中に眠くなるガスが吹き掛けてあったが、意識はしっかりしていた。
「最悪ですわ!」
   関節のない手を振りながら無愛想にこたえる。
「質問するから、素直に答えろ!  美少女仮面エスポワールプチットは、この子ども博士の下僕なんだからな、まず、美少女仮面エスポワールプチットはどこからきた?」
「あっちからですわ!」
   人形の手で方向を指す。
「意味が違うだろう、次の質問、目的は、何だ?」
「おバカな子ども博士に会うためですわ!  」
   相変わらず素直でない。
「本当のことを言え!」
「間違えましたわ、おバカ、バカ、バカ
、バカ、バカ子ども博士に会うためですわ」
    子とも博士は、からかわれて怒りが込み上げてきたが、情報を得たいので気持ちを落ち着かせた。
    この前みたいに精神を狂わせるほどの恥辱が効果的だと考えたが、その前に催眠術師を呼んだ
「この人形は話す。私の質問に答えるように催眠術をかけるんだ!」
   人形に催眠術をかけたことはなかったが、意思を持って話すなら大丈夫だろうと考え、抵抗されたが時間をかけて深い催眠をかけた。
「美少女仮面エスポワールプチット、お前は、どこから来た?」
「わたくしは、違う次元からですわ」
  美少女仮面エスポワールプチットは、素直に答える。
「目的は、何だ?」
「魔のモノを消し去るためですわ」
  深い催眠術にかかっていて、素直に言ってた。
「どうして、子どもなのに来たんだ!」
「わたくしの世界では、地球で考えると大学生ですわ、卒業のための実習です」
  憑依してたのが子どもなので背は低いが、大学生だった。
「なぜ、魂なんだ!」
「わたくしの世界では、みんな魂ですわ、体は何にでも入れます」
   子ども博士は、科学のことが詳しく、物理学の本で異次元の可能性を知っていたが、驚いた。
「美少女仮面エスポワールも異次元から来たのか?」
  「違いますわ、未来人で、魔を退治にきてますの」
   魔王に報告ができる。
「美少女仮面エスポワールプチット、美少女仮面エスポワールに弱点、倒すためにどうすればいいんだ!」
「簡単ですわ、それは、」
  美少女仮面エスポワールプチットは、すべてを話した。まず、美少女仮面エスポワールプチット攻略のために、今晩、一緒にお風呂に入ることにした。
「美少女仮面エスポワールプチット、これでお前は丸裸だ!  本当の下僕にしてやる!  美少女仮面エスポワールプチットをオモチャのように扱って狂わせてやる!」
   美少女仮面エスポワールプチットのガラスケースに、催眠ガスを吹き付けた。
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