釣りガールレッドブルマ（一般作）

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　海魔達は、武器を持ってマリンジャスティスレッドブルマに襲い掛かって来た。
「えいっ、たあああっ、・・・」
　マリンジャスティスレッドブルマは、次から次へと聖剣で切り、刺し、倒していく。
「お～い、こっちにもいるぞ、来てくれ！」
　環境研究所の所長の声だった。味方なのか敵なのかわからない環境研究所の所長。
「今、行きます、お久しぶりです、海魔王は、私が倒しました。後は、ここにいる海魔です」
「じゃあ、職員にも協力させよう、みんな、消火器など武器になりそうなものを持て！」　職員も海魔退治に協力して動き出してくれた。最初は一人だったので、勢いだけで突き進んだが、今は、環境研究所の人間がみんなで海魔と戦っている。
「所長、ありがとうございます」
「ぃやぁあ～、海魔から、人々を守る気持ちは一緒だよ」
　どんどん海魔が倒されて数が減っていく。
「マリンジャスティスレッドブルマ、これは火炎放射だ！　海魔退治は、火を恐れるこれが一番適しているんだ、さあ、これを使いたまえ、後は、ほんの少ししか残っていないが、ここで、全滅させるんだ！」
「ありがとうございます」
　マリンジャスティスレッドブルマは、聖剣を腰に戻して火炎放射を肩に乗せて両手で持った。
「さあ、最後の海魔、これで終わりよ、ぐふぁあああ～～、所長、どうし・・・て・・」　マリンジャスティスレッドブルマの腹に聖剣が突き刺された。所長が、マリンジャスティスレッドブルマの腰から抜いて刺したのだ。
「右だけ刺されては不公平かな、じゃあ、左もだ！」
「ぶっふあぁああ～～・・・」
　マリンジャスティスレッドブルマは、一度抜かれた聖剣を、反対の腹に刺された。
「海魔王様のところへ行ったら、謝罪しろ、ブス！」
「がっはぁあっ～～」
　口から血を吐き出しながらも、刺された所を手で押さえて倒れた。這って逃げるマリンジャスティスレッドブルマの上に所長が馬乗りになった。
「これで、最後だ、マリンジャスティスレッドブルマ！」
　所長は、聖剣を振り上げた。