34 / 74
第六章 海を守ろうマリンジャスティスレッドブルマ
しおりを挟む
第六章 海を守ろうマリンジャスティスレッドブルマ
①釣りガールブルーブルマとホワイトブルマーを連れてハゼ釣りに来た。なぜか、情報が漏れて颯太先輩と浜崎君がいる。
今回はエサに個性が出て来た。ホワイトブルマはアオイソメ、ブルーブルマはルアー、そして、レッドブルマはホタテの貝柱部分以外のヒモ等だ。
「ねえ、レッドブルマ、ハゼってホタテを食べるの?」
「私、貝柱しか食べないから残りを冷凍にして釣りのエサにするの、ハゼって雑食だから、コンビニの乾燥エビでも大丈夫よ、でも、臭いが足りないから積極的にはたべないかも知れないけど、けっこうハゼのエサになるものはあるわ」
「すごい! 詳しいね」
「ブルーブルマは、ルアーに変えたの?」
「そう、ゲーム感覚っていうか、魚と勝負する感じでスリルがあるの」
「私だけ、成長がないみたい、アオイソメ」
「個性が合っておもしろいよ、始めよう、それにしても颯太先輩と浜崎君は近くに来ないであそこで何してるんだろうね」
レッドブルマは気付いていた。颯太先輩はマリンジャスティスレッドブルマを捕まえるために、浜崎君は反対に助けるために来たのだろう。レッドブルマは純粋にハゼ釣りを楽しみたいので声をかけなかった。
「おい、浜崎、俺をマリンジャスティスレッドブルマと言ったから海馬先生に警戒されてしまったぞ、今日、マリンジャスティスレッドブルマがいたら、俺は捕まえる、邪魔をするな!」
「颯太先輩! 僕はマリンジャスティスレッドブルマを必ず助けます」
「ハゼ釣れたよ~」
「こっちは二匹、同時に引っかかっている」
「レッド、ブルマの釣果すごいね、どうやっているの?」
「下の砂地に着いたら、少し引くの、そして、またしばらくしたら引く、ゆっくりね」
「あっ、本当だ。この釣り方いいね」
「ルアーダメだから、レッドブルマ、この辺のものでエサになりそうなものを教えて」
「そうね、じゃあ、岩についている貝を小さくしてやってみて、さっきも話したけど雑食だから大丈夫かも」
「レッドブルマ、アオイソメでコチが釣れたよ」
「すご~い、ホワイトブルマ」
「私は、ジャ~ン、キス!」
「さすが、レッドブルマ、男の人とキスでもしたの、レッドブルマにキスが釣れるなんて」
浜崎君に跳び箱の中でキスをされたことを思い出したが、頭の中で消した。その時にレッドブルマは感じた。何だろうと少し離れた所を見たらカニの海魔の出現だ。
「ごめん、トイレ行ってくるね」
レッドブルマはトイレの影で変身した。
「マリンジャスティスレッドブルマーチェンジーアップ 」
ブルーブルマとホワイトブルマ、その他、そこで釣っていた人達も海魔を見つけて大騒ぎで逃げ出した。反対に、颯太先輩と浜崎君はやってきた。
「カニの海魔、待ちなさい! 海は、このマリンジャスティスレッドブルマが守ってみせるわ!」
颯太先輩と浜崎君は期待通りの展開になって胸が躍っていた。
「えいっ、やっ、とぉ~」
マリンジャスティスレッドブルマは、聖剣でカニの海魔を切ったり刺したりして人々の方に行かないようにくい止める。しかし、カニの海魔は足が早くて左右に動き、マリンジャスティスレッドブルマの攻撃をかわしてしまう。
ブルーブルマとホワイトブルマが浜崎君に聞いた。
「あの赤いヘルメットをかぶり、レザージャケット、光沢のある光ったブルマ姿で短剣で戦っている人、バイザーで顔が見えないけどだれか知っている?」
「だれかは知らないけど、海魔から人間を守る正義のヒロインさ」
「ブルーブルマ、ホワイトブルマ、この颯太に力を貸してくれ、捕まえたらお金になるんだ、いや、成績も上がる」
「正義のヒロインを捕まえたくないけど、ヘルメットを取った素顔には興味があるかも」
「ブルーブルマ、一緒にあのレッドブルマを脱がそう、そうすると、変身解除してだれなのかわかる」
「変態!」
「それしか方法はないんだ!」
「だめだよ、ヒロインは正体が知られたら知り合いに迷惑がかかるから隠しているんだから、逆に、ヒロインと一緒に海魔と戦おう」
「そうよ、浜崎君の言うとおりよ、ブルーブルマ」
「ありがとう、ホワイトブルマ」
ブルーブルマは、仲間として活動していく中で正体を暴こうと考えた。ブルーブルマはスリルが好きなのだ。
カニの海魔が口から泡を出してマリンジャスティスレッドブルマに飛ばしてきた。その泡に触れると電気を帯びていて痺れた。
「わっ、何、これっ」
効果があると考えたカニの海魔は、大きな泡を出してマリンジャスティスレッドブルマに飛ばした。それが、パチンと消えると体中に電気が流れ、砂浜に倒れてしまった。
「あわわぁぁぁぁ~痺れるぅ~」
カニの海魔は近寄って来てマリンジャスティスレッドブルマを足で砂をかき集め、埋めようとしている。痺れていたがゆっくり起き上がると、カニのハサミで首を挟まれ宙に浮かされた。
マリンジャスティスレッドブルマは、油断して静止したカニの海魔を見てニコッと笑って声を出した。
「マリンジャスティスレッドブルマー、レインボーサンシャワー」
カニの海魔は消え去った。
単細胞海魔だと思っていたら、知恵があるように感じる。陸の知的海魔に操作されているのだろうか。これからは、一人で戦うのには限界がある気がした。
みんなの無事を確認に離れて見ていた人達の所へ行った。そこには、一緒に来ていた仲間達がいた。
「みなさん、お怪我はありませんか? あっ、浜崎君」
「颯太先輩以外は、マリンジャスティスレッドブルマーと一緒に戦います」
「この人達は?」
レッドブルマが正体であるマリンジャスティスレッドブルマは知っているが、別人格として気付かれないように話した。
「ブルーブルマとホワイトブルマです」
「ブルマ同盟を結んで一緒に戦います、あと、トイレに行っているレッドブルマも一緒に戦うと思います」
「ありがとう、みなさん、でも、普通の人間には危険ですから、手を出さず、私に任せてください」
「私、ブルーブルマ、前に会っていませんか(レッドブルマじゃないの)」
「会っていません、それではさようなら」
マリンジャスティスレッドブルマが後ろを向いた時に、ブルーブルマが呼んだ。
「ねえ、レッドブルマ!」
マリンジャスティスレッドブルマは、つい振り向いてしまった。
「やっぱり、レッドブルマなの?」
浜崎君がただの砂を手に持ってマリンジャスティスレッドブルマに手渡した。
「忘れ物に気付いて戻ろうとしたのと、ブルーブルマが呼んだのが同時だったなんて、ははは~偶然はあるんだね」
浜崎君がマリンジャスティスレッドブルマにウインクをした。
「そうそう、これを忘れる所だったわ、浜崎君ありがとう、では、本当にさようなら~」(ブルーブルマったら、いやぁ~ん))
①釣りガールブルーブルマとホワイトブルマーを連れてハゼ釣りに来た。なぜか、情報が漏れて颯太先輩と浜崎君がいる。
今回はエサに個性が出て来た。ホワイトブルマはアオイソメ、ブルーブルマはルアー、そして、レッドブルマはホタテの貝柱部分以外のヒモ等だ。
「ねえ、レッドブルマ、ハゼってホタテを食べるの?」
「私、貝柱しか食べないから残りを冷凍にして釣りのエサにするの、ハゼって雑食だから、コンビニの乾燥エビでも大丈夫よ、でも、臭いが足りないから積極的にはたべないかも知れないけど、けっこうハゼのエサになるものはあるわ」
「すごい! 詳しいね」
「ブルーブルマは、ルアーに変えたの?」
「そう、ゲーム感覚っていうか、魚と勝負する感じでスリルがあるの」
「私だけ、成長がないみたい、アオイソメ」
「個性が合っておもしろいよ、始めよう、それにしても颯太先輩と浜崎君は近くに来ないであそこで何してるんだろうね」
レッドブルマは気付いていた。颯太先輩はマリンジャスティスレッドブルマを捕まえるために、浜崎君は反対に助けるために来たのだろう。レッドブルマは純粋にハゼ釣りを楽しみたいので声をかけなかった。
「おい、浜崎、俺をマリンジャスティスレッドブルマと言ったから海馬先生に警戒されてしまったぞ、今日、マリンジャスティスレッドブルマがいたら、俺は捕まえる、邪魔をするな!」
「颯太先輩! 僕はマリンジャスティスレッドブルマを必ず助けます」
「ハゼ釣れたよ~」
「こっちは二匹、同時に引っかかっている」
「レッド、ブルマの釣果すごいね、どうやっているの?」
「下の砂地に着いたら、少し引くの、そして、またしばらくしたら引く、ゆっくりね」
「あっ、本当だ。この釣り方いいね」
「ルアーダメだから、レッドブルマ、この辺のものでエサになりそうなものを教えて」
「そうね、じゃあ、岩についている貝を小さくしてやってみて、さっきも話したけど雑食だから大丈夫かも」
「レッドブルマ、アオイソメでコチが釣れたよ」
「すご~い、ホワイトブルマ」
「私は、ジャ~ン、キス!」
「さすが、レッドブルマ、男の人とキスでもしたの、レッドブルマにキスが釣れるなんて」
浜崎君に跳び箱の中でキスをされたことを思い出したが、頭の中で消した。その時にレッドブルマは感じた。何だろうと少し離れた所を見たらカニの海魔の出現だ。
「ごめん、トイレ行ってくるね」
レッドブルマはトイレの影で変身した。
「マリンジャスティスレッドブルマーチェンジーアップ 」
ブルーブルマとホワイトブルマ、その他、そこで釣っていた人達も海魔を見つけて大騒ぎで逃げ出した。反対に、颯太先輩と浜崎君はやってきた。
「カニの海魔、待ちなさい! 海は、このマリンジャスティスレッドブルマが守ってみせるわ!」
颯太先輩と浜崎君は期待通りの展開になって胸が躍っていた。
「えいっ、やっ、とぉ~」
マリンジャスティスレッドブルマは、聖剣でカニの海魔を切ったり刺したりして人々の方に行かないようにくい止める。しかし、カニの海魔は足が早くて左右に動き、マリンジャスティスレッドブルマの攻撃をかわしてしまう。
ブルーブルマとホワイトブルマが浜崎君に聞いた。
「あの赤いヘルメットをかぶり、レザージャケット、光沢のある光ったブルマ姿で短剣で戦っている人、バイザーで顔が見えないけどだれか知っている?」
「だれかは知らないけど、海魔から人間を守る正義のヒロインさ」
「ブルーブルマ、ホワイトブルマ、この颯太に力を貸してくれ、捕まえたらお金になるんだ、いや、成績も上がる」
「正義のヒロインを捕まえたくないけど、ヘルメットを取った素顔には興味があるかも」
「ブルーブルマ、一緒にあのレッドブルマを脱がそう、そうすると、変身解除してだれなのかわかる」
「変態!」
「それしか方法はないんだ!」
「だめだよ、ヒロインは正体が知られたら知り合いに迷惑がかかるから隠しているんだから、逆に、ヒロインと一緒に海魔と戦おう」
「そうよ、浜崎君の言うとおりよ、ブルーブルマ」
「ありがとう、ホワイトブルマ」
ブルーブルマは、仲間として活動していく中で正体を暴こうと考えた。ブルーブルマはスリルが好きなのだ。
カニの海魔が口から泡を出してマリンジャスティスレッドブルマに飛ばしてきた。その泡に触れると電気を帯びていて痺れた。
「わっ、何、これっ」
効果があると考えたカニの海魔は、大きな泡を出してマリンジャスティスレッドブルマに飛ばした。それが、パチンと消えると体中に電気が流れ、砂浜に倒れてしまった。
「あわわぁぁぁぁ~痺れるぅ~」
カニの海魔は近寄って来てマリンジャスティスレッドブルマを足で砂をかき集め、埋めようとしている。痺れていたがゆっくり起き上がると、カニのハサミで首を挟まれ宙に浮かされた。
マリンジャスティスレッドブルマは、油断して静止したカニの海魔を見てニコッと笑って声を出した。
「マリンジャスティスレッドブルマー、レインボーサンシャワー」
カニの海魔は消え去った。
単細胞海魔だと思っていたら、知恵があるように感じる。陸の知的海魔に操作されているのだろうか。これからは、一人で戦うのには限界がある気がした。
みんなの無事を確認に離れて見ていた人達の所へ行った。そこには、一緒に来ていた仲間達がいた。
「みなさん、お怪我はありませんか? あっ、浜崎君」
「颯太先輩以外は、マリンジャスティスレッドブルマーと一緒に戦います」
「この人達は?」
レッドブルマが正体であるマリンジャスティスレッドブルマは知っているが、別人格として気付かれないように話した。
「ブルーブルマとホワイトブルマです」
「ブルマ同盟を結んで一緒に戦います、あと、トイレに行っているレッドブルマも一緒に戦うと思います」
「ありがとう、みなさん、でも、普通の人間には危険ですから、手を出さず、私に任せてください」
「私、ブルーブルマ、前に会っていませんか(レッドブルマじゃないの)」
「会っていません、それではさようなら」
マリンジャスティスレッドブルマが後ろを向いた時に、ブルーブルマが呼んだ。
「ねえ、レッドブルマ!」
マリンジャスティスレッドブルマは、つい振り向いてしまった。
「やっぱり、レッドブルマなの?」
浜崎君がただの砂を手に持ってマリンジャスティスレッドブルマに手渡した。
「忘れ物に気付いて戻ろうとしたのと、ブルーブルマが呼んだのが同時だったなんて、ははは~偶然はあるんだね」
浜崎君がマリンジャスティスレッドブルマにウインクをした。
「そうそう、これを忘れる所だったわ、浜崎君ありがとう、では、本当にさようなら~」(ブルーブルマったら、いやぁ~ん))
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
庭木を切った隣人が刑事訴訟を恐れて小学生の娘を謝罪に来させたアホな実話
フルーツパフェ
大衆娯楽
祝!! 慰謝料30万円獲得記念の知人の体験談!
隣人宅の植木を許可なく切ることは紛れもない犯罪です。
30万円以下の罰金・過料、もしくは3年以下の懲役に処される可能性があります。
そうとは知らずに短気を起こして家の庭木を切った隣人(40代職業不詳・男)。
刑事訴訟になることを恐れた彼が取った行動は、まだ小学生の娘達を謝りに行かせることだった!?
子供ならば許してくれるとでも思ったのか。
「ごめんなさい、お尻ぺんぺんで許してくれますか?」
大人達の事情も知らず、健気に罪滅ぼしをしようとする少女を、あなたは許せるだろうか。
余りに情けない親子の末路を描く実話。
※一部、演出を含んでいます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる