G 記憶喪失になった魔法美少女戦士フォンティーリア(18禁)

ヒロイン小説研究所

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 魔法美少女戦士フォンティーリアは、イク姿を戦闘員に見られて恥ずかしかったが、正義のスーパーヒロインとして、安全と人々を守る使命感から、気持ちを奮起し、油断している戦闘員を魔法のステッキで叩いて攻撃した。
「くそっ、まだ、そんな元気が残っているのか、でも、これからが本番だぜ!」
「汚らわしいですわ、おやめになってください。たとえ、風俗の社長が許しても、この魔法美少女戦士フォンティーリアがゆるしません!」
「今、快楽絶頂してアヘ顔さらしたクソ女が、許さないと、どの口で言ってやがる、おい、続きをやっちまおうぜ」
「そうわいきませんわ、フォンティーリア、ハイドオン~~」
 魔法美少女戦士フォンティーリアは、戦闘員の前から姿を消した。最初は懲らしめるつもりだったが、世話になっている熊のおじさんがいたので、その場から隠れたのだ。 怪人が戦闘員に不満をぶつける。
「この役立たずどもめ、基地に帰ったら全員、処刑してやる!」
「ゆ、ゆ、許してください~お願いします、命だけは・・」
 熊のおじさんが怪人の前に出た。
「待ってください、怒りを沈めてください! 必ず、この戦闘員のリーダーの俺が、魔法美少女戦士フォンティーリアを辱めて、調教し、目の前に差し出しますから」
「もし、失敗したら、お前の命はないぞ、よかろう、こいつらは助けてやる、必ず、あの魔法美少女戦士フォンティーリアを調教して連れてこい!」
 怪人が去った後、命を助けてもらった戦闘員が覆面をとって、リーダーの熊のおじさんの所に駆け寄った。
「リーダー、ありがとうございます、一生恩にきますぜ、でも、どうやって魔法美少女戦士フォンティーリアを捕まえて、調教するんですか」
「作戦はねえよ、ただ、お前たちが助かればそれでいい、次のリーダー決めとけよ、俺は、最後の夜になるかも知れないから、家にけえるからな、じゃあな~」
「リーダー・・・」

 熊のおじさんは、家に帰って太郎と次郎の様子が変な笑いをしていることに気付き、とっつかまえて、ブラックフラワーとの出来事を個々に聞き出した。
「おめえら、二人とも、今から迎えが来るから出ていけ!」
「なんでだよ、父ちゃん!」
「もう、親でも子でもねえ、さっさと出てけ!」
 二人に身寄りがない不良だったから世話をしてやっていたのだが、ブラックフラワーにしたことは許せなかった。いつのまにか熊のおじさんにとってブラックフラワーは、子どものようにかわいい存在になっていた。それだけ、気持ちが通じ合ったのだ。

「ただいま、あれ、熊のおじさん、二人は?」
 魔法美少女戦士フォンティーリアがブラックフラワーに変身解除して戻ったら、家には熊のおじさんだけだった。そして、事情を聞いて、自分を大切に思ってくれている熊のおじさんに抱きついたのだ。
「ありがとう、熊のおじさん、そんなに思っていてくれて、私、うれしい」
「太郎と次郎は、施設に行かせた。最初からそうするべきだったんだ、ブラックフラワー悪かったな、そして、今まで、ありがとうよ」
 悲しそうな熊のおじさんの背中を見て、他に何か事情があるんじゃないかと聞いたが答えてくれず、二人で夕飯を食べて寝た。次の日に太郎のいる施設を訪問してわかった。次に魔法美少女戦士フォンティーリアに熊のおじさんが出会った時に、捕まえて調教し、幹部に差し出さなかったら、殺されてしまうということだ。そして、熊のおじさんは、魔法美少女戦士フォンティーリアに勝てるはずがないので、死を覚悟しているのだ。
 魔法美少女戦士フォンティーリアは、悩んだ。自分の命が惜しいからではなく、人々を守れなくなるから犠牲になれない・・・・・、どうしたら・・・・・・。

 その日は、次の日だった。人の助けを呼ぶ声がしたので行くと、魔人にさらわれそうになっていて、そこに、戦闘員もいる。そう、リーダーの熊のおじさんが構えている。「魔法美少女戦士フォンティーリア、絶対に捕まえてやる」
「たとえ、神隠しの神様が許しても、人をさらうのは、この魔法美少女戦士フォンティーリアが許しません、お覚悟を!」
「ばかめ、お前をおびき出すための罠だ、ここで絶対におまえを捕まえてやる、絶対にだ!」
「無理ですわ(熊のおじさん、どうしたら・・・・)」 
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