53 / 64
③
しおりを挟む
③美月は、弘子の家に寄ると部屋に通された。アイドルの写真と小さい時からの翔の陸上の写真が成長していく順に貼ってあった。
まるで、翔の母親のように成長を追いかけていて、弘子の翔への強い思いが感じられた。
「言われた通り、下着を着けないで下にレオタード着てるわよね、レオタードで私のベットに寝て、その薄いタオルケットかけて!」
「美恵、咲恵、あの二人は、いないの?」
「裏切り者、関わりたくないって帰ちゃった!」
1年生の不良生男二人が入ってきた。二人とも見覚えがある。美月が告白されて、断わった相手だ。
「じゃあ、二人とも打ち合わせ通りやって!」
「本当にいいっすか?」
「美月も承諾してるから」
二人は、なんと美月の寝ている左右に寝た。美月は、天井を見て、二人は体を横にして美月を見ている。
美月は、何をされるのか、怖かったが顔には出さなかった。言うことは聞くけど心は負けたくなかったのだ。
「美月、翔を忘れろ!」
「分かったわ!それで、私を今からどうするの、二人が私を襲うの?」
「あいかわらず、気が強いわね、それもおもしろいけど、美月に裸になってもらうの」
「男達のいる所で、辱しめるの」
「二人が左右から、レオタードを首から下に少しずつ剥ぎ取っていくから、全部
脱がされたら、翔を心の中から完全に忘れなさい!」
二人は、首の部分を手で掴んでひっぱりはじめた。美月の肩が出た!もっとも、タオルケットが掛かっているので少しだけしか見えない。
左右の男達は、目がギンギンに輝いている。
腕を抜いていくと、脇が男達には見えた。毛が生えてないか男達はよく見る。しかし、体操をやっている美月は処理済みだった。
レオタードをタオルケットの下で胸の下まで降ろすと、レオタードで潰されていた大きな胸は解放され、薄いタオルケットを持ち上げた。
「あら、美月、大きな山、これで翔を誘惑してたの」
「翔は、見たことないわ」
男達は腰の所までゆっくりと剝いていく。
弘子がタオルケットを体にぴったり巻いた。
「美月、くびれもあって、いいプロポーションしてるわね、さすが、名のある体操選手ね」
「弘子に誉められてもうれしくないわ!」
「あ、そう~、続けて!」
男達は、お尻の下をずり降ろして股間の所でストップした。
「美月、翔を忘れてきたかしら、最後は自分で脱いで私に渡すのよ」
美月は、タオルケットの下で見られないように脱いで弘子に渡した。
弘子は受け取るとポケットからハサミを取り出した。
「待って弘子! それは、前にハサミで切られたものよりも、もっと大事な大会用のレオタードなのよ、やっぱり、返して!」
弘子はニヤニヤしながら、股の所にハサミを合わせた。
「取り返したいなら裸で取りにきなさい!この男達だけでなく、ビデオもセットしてあるから、大勢が美月の素っ裸を見られて鼻血を出すかも」
大事な大会用のレオタードを切られるんだ。それを見ているだけしかできないことが分かって目にいっぱいの涙をためて弘子に懇願した。
「何でも言うことを聞くって言ったんじゃない、だから、私の宝物を壊さないで、お願いします」
「じゃあ、私の大事な宝物の翔とは、美月の方から関わらないように出きるのかしら」
「はい、翔とは話さない、メールもしない、近くに来たらはなれます、弘子の言うこと、何でも聞くからお願いします。その大会用のレオタード返してください」
「男達、帰って、楽しんだでしょ、また、連絡するから」
男達は、未練はあったが、また、弘子からの連絡に期待して帰った。
「美月、私と一緒に寝よう」
弘子は、ハサミを持ったまま、美月の寝ているベッドに入った。そして・・・・・・。
まるで、翔の母親のように成長を追いかけていて、弘子の翔への強い思いが感じられた。
「言われた通り、下着を着けないで下にレオタード着てるわよね、レオタードで私のベットに寝て、その薄いタオルケットかけて!」
「美恵、咲恵、あの二人は、いないの?」
「裏切り者、関わりたくないって帰ちゃった!」
1年生の不良生男二人が入ってきた。二人とも見覚えがある。美月が告白されて、断わった相手だ。
「じゃあ、二人とも打ち合わせ通りやって!」
「本当にいいっすか?」
「美月も承諾してるから」
二人は、なんと美月の寝ている左右に寝た。美月は、天井を見て、二人は体を横にして美月を見ている。
美月は、何をされるのか、怖かったが顔には出さなかった。言うことは聞くけど心は負けたくなかったのだ。
「美月、翔を忘れろ!」
「分かったわ!それで、私を今からどうするの、二人が私を襲うの?」
「あいかわらず、気が強いわね、それもおもしろいけど、美月に裸になってもらうの」
「男達のいる所で、辱しめるの」
「二人が左右から、レオタードを首から下に少しずつ剥ぎ取っていくから、全部
脱がされたら、翔を心の中から完全に忘れなさい!」
二人は、首の部分を手で掴んでひっぱりはじめた。美月の肩が出た!もっとも、タオルケットが掛かっているので少しだけしか見えない。
左右の男達は、目がギンギンに輝いている。
腕を抜いていくと、脇が男達には見えた。毛が生えてないか男達はよく見る。しかし、体操をやっている美月は処理済みだった。
レオタードをタオルケットの下で胸の下まで降ろすと、レオタードで潰されていた大きな胸は解放され、薄いタオルケットを持ち上げた。
「あら、美月、大きな山、これで翔を誘惑してたの」
「翔は、見たことないわ」
男達は腰の所までゆっくりと剝いていく。
弘子がタオルケットを体にぴったり巻いた。
「美月、くびれもあって、いいプロポーションしてるわね、さすが、名のある体操選手ね」
「弘子に誉められてもうれしくないわ!」
「あ、そう~、続けて!」
男達は、お尻の下をずり降ろして股間の所でストップした。
「美月、翔を忘れてきたかしら、最後は自分で脱いで私に渡すのよ」
美月は、タオルケットの下で見られないように脱いで弘子に渡した。
弘子は受け取るとポケットからハサミを取り出した。
「待って弘子! それは、前にハサミで切られたものよりも、もっと大事な大会用のレオタードなのよ、やっぱり、返して!」
弘子はニヤニヤしながら、股の所にハサミを合わせた。
「取り返したいなら裸で取りにきなさい!この男達だけでなく、ビデオもセットしてあるから、大勢が美月の素っ裸を見られて鼻血を出すかも」
大事な大会用のレオタードを切られるんだ。それを見ているだけしかできないことが分かって目にいっぱいの涙をためて弘子に懇願した。
「何でも言うことを聞くって言ったんじゃない、だから、私の宝物を壊さないで、お願いします」
「じゃあ、私の大事な宝物の翔とは、美月の方から関わらないように出きるのかしら」
「はい、翔とは話さない、メールもしない、近くに来たらはなれます、弘子の言うこと、何でも聞くからお願いします。その大会用のレオタード返してください」
「男達、帰って、楽しんだでしょ、また、連絡するから」
男達は、未練はあったが、また、弘子からの連絡に期待して帰った。
「美月、私と一緒に寝よう」
弘子は、ハサミを持ったまま、美月の寝ているベッドに入った。そして・・・・・・。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
釣りガールレッドブルマ(一般作)
ヒロイン小説研究所
児童書・童話
高校2年生の美咲は釣りが好きで、磯釣りでは、大会ユニホームのレーシングブルマをはいていく。ブルーブルマとホワイトブルマーと出会い、釣りを楽しんでいたある日、海の魔を狩る戦士になったのだ。海魔を人知れず退治していくが、弱点は自分の履いているブルマだった。レッドブルマを履いている時だけ、力を発揮出きるのだ!
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
ホスト科のお世話係になりました
西羽咲 花月
児童書・童話
中2の愛美は突如先生からお世話係を任命される
金魚かな? それともうさぎ?
だけど連れてこられた先にいたのは4人の男子生徒たちだった……!?
ホスト科のお世話係になりました!
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
少年騎士
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」ポーウィス王国という辺境の小国には、12歳になるとダンジョンか魔境で一定の強さになるまで自分を鍛えなければいけないと言う全国民に対する法律があった。周囲の小国群の中で生き残るため、小国を狙う大国から自国を守るために作られた法律、義務だった。領地持ち騎士家の嫡男ハリー・グリフィスも、その義務に従い1人王都にあるダンジョンに向かって村をでた。だが、両親祖父母の計らいで平民の幼馴染2人も一緒に12歳の義務に同行する事になった。将来救国の英雄となるハリーの物語が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる