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20 思い思われて ①
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20 思い思われて
①家庭のことは、それなりにリズムを掴んだ中で、学校へ行った美月は、弘子たちに呼び出された。翔の妹が弘子に翔が美月の家に泊まったことを話したからだ。翔の妹は美月のことを何とも思っていないが、弘子には翔のことを知らせることになっていたから、教えたのだ。
「美月、翔が泊まったって本当、翔の妹から聞いたんだけど」
「うう~ん、まあ、翔君のご両親も知っていることだから、雨が強く振って・・・」
「それって、異性不純行為だよね、知ってるでしょ、翔もあなたも部活で大会に出られなくなるかも」
「違うの、だから、嵐で帰れなくて、ご両親も許可して・・・」
「ダメでしょ、学校の校則に違反なんだから、これは、翔には気の毒だけど、最後の大会は無理ね」
「お願い、翔君だけは学校には言わないで、私はどうなってもいいから」
「美月さんの私たちへの行動しだいよね、美恵、咲恵」
3人は、学校へは言わないことの条件として何でも言うことに従うように命令した。美月は翔に迷惑をかけたくなかったので、条件をのんだが、家庭第一であることは伝えた。3人は、承諾してくれたのである。
学校へは、膝上のミニスカートでくること、下着は弘子が用意したヒョウ柄をはくように命令した。美月は仕方なく言うことを聞いた。
「美月さん、私たち友達になったのよね」
ある男子が、弘子に美月さんに嫌がらせをしているんじゃないかと問いただした。弘子は、美月に気のある男子だと知っているので、自分の方に引き込んだ。
「友達の証拠に、美月の下着を見せてあげる、ほら、美月はヒョウ柄、あははは~」
男子は見ないふりをしながら、美月のヒョウ柄パンツを見て興奮している。あの真面目な美月さんが、ヒョウ柄パンツということにドキドキ感があるのだ。
「どう、わかった? 美月は私たちの友達なの、ふふ~」
「う~ん、まあ、男をからかうのはやめてほしいけど、まあ、分かった」
弘子は翔と美月を別れさせたかった。だから、他の男達に美月に注目するようにさせているのだ。それは、体操部でも例外ではなかった。
平均台でバランスを取ったり、床運動や鉄棒で股を開く時には男子に見せびらかすように命令した。しかも、普通は、レオタードの下にはかない選手もいるが美月ははいていたのに、レオタードの下に何もはかないように命令したのだ。
すべては、翔君のため、美月は絶えていた。
翔は美月の生活の変化に気付いた。家庭はうまく行っているはずなのに、生活面が気になることが多い。ミニスカートから始まって、今までの美月さんではないのだ。直接、確かめようと聞いた。
「美月さん、何か、困ったことがあったら話してほしいな、こんな僕でも役に立てるかも知れないから」
「弘子さん達とお友達になったの、だから、友達と同じことをしているから心配なんじゃないかと思うけど大丈夫よ、ありがとう、翔君」
美月は長く話していると余計なことも言いそうなので、翔と分かれた、翔君のために耐える美月だった。そして、弘子は美月をカラオケに連れて行く、ある作戦を考えていた。
①家庭のことは、それなりにリズムを掴んだ中で、学校へ行った美月は、弘子たちに呼び出された。翔の妹が弘子に翔が美月の家に泊まったことを話したからだ。翔の妹は美月のことを何とも思っていないが、弘子には翔のことを知らせることになっていたから、教えたのだ。
「美月、翔が泊まったって本当、翔の妹から聞いたんだけど」
「うう~ん、まあ、翔君のご両親も知っていることだから、雨が強く振って・・・」
「それって、異性不純行為だよね、知ってるでしょ、翔もあなたも部活で大会に出られなくなるかも」
「違うの、だから、嵐で帰れなくて、ご両親も許可して・・・」
「ダメでしょ、学校の校則に違反なんだから、これは、翔には気の毒だけど、最後の大会は無理ね」
「お願い、翔君だけは学校には言わないで、私はどうなってもいいから」
「美月さんの私たちへの行動しだいよね、美恵、咲恵」
3人は、学校へは言わないことの条件として何でも言うことに従うように命令した。美月は翔に迷惑をかけたくなかったので、条件をのんだが、家庭第一であることは伝えた。3人は、承諾してくれたのである。
学校へは、膝上のミニスカートでくること、下着は弘子が用意したヒョウ柄をはくように命令した。美月は仕方なく言うことを聞いた。
「美月さん、私たち友達になったのよね」
ある男子が、弘子に美月さんに嫌がらせをしているんじゃないかと問いただした。弘子は、美月に気のある男子だと知っているので、自分の方に引き込んだ。
「友達の証拠に、美月の下着を見せてあげる、ほら、美月はヒョウ柄、あははは~」
男子は見ないふりをしながら、美月のヒョウ柄パンツを見て興奮している。あの真面目な美月さんが、ヒョウ柄パンツということにドキドキ感があるのだ。
「どう、わかった? 美月は私たちの友達なの、ふふ~」
「う~ん、まあ、男をからかうのはやめてほしいけど、まあ、分かった」
弘子は翔と美月を別れさせたかった。だから、他の男達に美月に注目するようにさせているのだ。それは、体操部でも例外ではなかった。
平均台でバランスを取ったり、床運動や鉄棒で股を開く時には男子に見せびらかすように命令した。しかも、普通は、レオタードの下にはかない選手もいるが美月ははいていたのに、レオタードの下に何もはかないように命令したのだ。
すべては、翔君のため、美月は絶えていた。
翔は美月の生活の変化に気付いた。家庭はうまく行っているはずなのに、生活面が気になることが多い。ミニスカートから始まって、今までの美月さんではないのだ。直接、確かめようと聞いた。
「美月さん、何か、困ったことがあったら話してほしいな、こんな僕でも役に立てるかも知れないから」
「弘子さん達とお友達になったの、だから、友達と同じことをしているから心配なんじゃないかと思うけど大丈夫よ、ありがとう、翔君」
美月は長く話していると余計なことも言いそうなので、翔と分かれた、翔君のために耐える美月だった。そして、弘子は美月をカラオケに連れて行く、ある作戦を考えていた。
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