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③
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③小島君の精を奪ったドリーマーにも変化が出てきた。
「むむ。ドリーマー兄の精を奪ってどうかしたのか」
「ぁあああ・・・・ぁああああ~~~~・・・・」
ドリーマーは、元の姿に戻ったのだった。
「ドリーマー、わしがだれだかわかるか」
小島君のお兄さんが急におじいさんの声を出したので振り向くと、ドリーマーに魔法の返信コンパクトを渡した神様になっていた。
「ドリーマー、小島君に化けている魔人をやっつけるのじゃ!!」
「はい、神様!!」
「ドリーマー、スペシャルフラッシュ!!!」
「ふぎゃぁぁぁ~~・・・・・・」
小島君に憑依していた魔人は離れ、小島君は倒れた。
「わしの力を体内に入れることによって、ドリーマー、いや、愛花はもとにもどったんbんじゃ、良かったのう」
「ありがとうございました、神様」
「これからも、みんなの夢を守るために頼むぞ!」
「いえ、私は積極的に行動できるようになりました、もう、普通の人間として生きたいです、だから、コンパクトは返します」
「そうか、それでも、いいが、記憶もなくなるがいいかのう?」
「はい、私は私です、元にもどりたいんです」
「わかったあ、愛花、今まで、ドリーマー、ようがんばったのう、普通の人間になっても見守っているから、頑張れ!!」
「愛花、さらばじゃ~~」
神様は、まぶしいくらいの大きな光を出して、すべての記憶を消し去った。
それから、数か月後、学校では、生徒会選挙が行われた。生徒会長には選ばれたのは愛花だった。もちろん、自分から立候補して、演説をし、学校のみんなの気持ちを掴んだのだ。もう、そこには、コミュ障の愛花はいなかった。
「さあ、これから意見を言い合って学校を良くしていくわよ、みんな、宜しく」
「新聞部が魔法美少女ドリーマーの記事を無断で学校に張っていますが、会長、どうしますか」
「うう~ん、みんなのために活躍した人だから、いいんじゃない、私たちも学校のためにがんばりましょう」
「はい、会長、愛花が会長になって、学校が良くなって良かった、ドリーマーみたいに、かっこいいですよ」
「私は、ドリーマーは知らないけど、きっと、苦労もあったと思うわ、私たちも苦しくてもがんばりましょう、みんな、いたらない会長でごめんなさい、協力してくれてありがとう、これからもよろしくね」
健太も美紀も、あのコミュ障だった愛花が、生徒会長になって学校をリードしていく姿に勇気をもらっていた。
愛花、ファイト! これからも、がんばろうね。
「むむ。ドリーマー兄の精を奪ってどうかしたのか」
「ぁあああ・・・・ぁああああ~~~~・・・・」
ドリーマーは、元の姿に戻ったのだった。
「ドリーマー、わしがだれだかわかるか」
小島君のお兄さんが急におじいさんの声を出したので振り向くと、ドリーマーに魔法の返信コンパクトを渡した神様になっていた。
「ドリーマー、小島君に化けている魔人をやっつけるのじゃ!!」
「はい、神様!!」
「ドリーマー、スペシャルフラッシュ!!!」
「ふぎゃぁぁぁ~~・・・・・・」
小島君に憑依していた魔人は離れ、小島君は倒れた。
「わしの力を体内に入れることによって、ドリーマー、いや、愛花はもとにもどったんbんじゃ、良かったのう」
「ありがとうございました、神様」
「これからも、みんなの夢を守るために頼むぞ!」
「いえ、私は積極的に行動できるようになりました、もう、普通の人間として生きたいです、だから、コンパクトは返します」
「そうか、それでも、いいが、記憶もなくなるがいいかのう?」
「はい、私は私です、元にもどりたいんです」
「わかったあ、愛花、今まで、ドリーマー、ようがんばったのう、普通の人間になっても見守っているから、頑張れ!!」
「愛花、さらばじゃ~~」
神様は、まぶしいくらいの大きな光を出して、すべての記憶を消し去った。
それから、数か月後、学校では、生徒会選挙が行われた。生徒会長には選ばれたのは愛花だった。もちろん、自分から立候補して、演説をし、学校のみんなの気持ちを掴んだのだ。もう、そこには、コミュ障の愛花はいなかった。
「さあ、これから意見を言い合って学校を良くしていくわよ、みんな、宜しく」
「新聞部が魔法美少女ドリーマーの記事を無断で学校に張っていますが、会長、どうしますか」
「うう~ん、みんなのために活躍した人だから、いいんじゃない、私たちも学校のためにがんばりましょう」
「はい、会長、愛花が会長になって、学校が良くなって良かった、ドリーマーみたいに、かっこいいですよ」
「私は、ドリーマーは知らないけど、きっと、苦労もあったと思うわ、私たちも苦しくてもがんばりましょう、みんな、いたらない会長でごめんなさい、協力してくれてありがとう、これからもよろしくね」
健太も美紀も、あのコミュ障だった愛花が、生徒会長になって学校をリードしていく姿に勇気をもらっていた。
愛花、ファイト! これからも、がんばろうね。
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