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12 操られた小島君

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12 操られた小島君

 愛花は家に着いてから小島君のことで寝られなかった。自分でもどうして小島君のことがこんなに気になるのか理解できずに朝を向かえた。いつも通り学校に着くと小島君は教室にいた。筆談で話そうと思ったが勇気がない。
 休み時間に小島君が愛花の席に来て,昨日の記憶がないけど,何かあったかどうか聞いてきた。紙に,
「何もありません,いつものさわやかな小島君でした」
「ありがとう,愛花さん」
 小島君は御礼を言って自分の席に着いた。

 放課後,近くの釣り場に魔人の出現の情報が入った。愛花はすぐにドリーマーに変身して現地に向かった。なぜか短いスカートが気になる愛花であった。
「夢ある限り戦いましょう,ドリーマー参上!」
 魔人は明らかに小島君が何かを被ったような姿だった。
「あの~,なぜ,小島君が怪人になっておりますの」
 怪人になった小島君が答えた。
「ドリーマーを釣るために決まっているだろう」
「わたくしは,だれにも釣られることはありません。私は,魚ではないですわ」 ドリーマーは,小島君には釣られてもいいかなと思いながらも魔人となった小島君は助けなければならない。魔人とドリーマーはにらみあった。

「ドリーマー,小島君の魂は私がのっとった。おまえが俺の言うことを聞けば返してやるが,刃向かえば,この魂を食べてやる」
 ドリーマーを封じ込める魔人の作戦だ。弱みを一つ見せたら二つ要求され,弱みを二つ見せたら,四つ要求される。だから,言うことを聞くと言う選択肢はありえなかったが,小島君への気持ちが大きくて,
「わかりましたわ,言うことを聞きますわ」
「気高いドリーマーを失望させ,そして,淫欲におぼれ,獣のようにをむさぼるようにさせてやる」
 ドリーマーは,敵の気持ちはわかっても言っている言葉の意味は分からなかった。それでも,特別な小島君のために,頑張れる自信は持っていた。
「ドリーマー,オナニーをしろ」
 愛花は,自慰はしたことがなく,オナニーの意味がわからなかった。ただ,オナニーを「おなら」と考えて,お腹に力を入れてりきんだ。それを見ていた操られている小島君は。
「おならではなく,オナニーだ,わからないなら教えてやる」
 手を・・・・・・に指示し,もう片方の手を・・・・・・・・・た。初めてのオナニーは,ドリーマーにとって気持ち良かった。
「なぜ,こんなことをさせるのですか?,変な気持ちになりますわ,小島君見ないでください」
 ドリーマーは魂の則られている小島君を助けるチャンスを見付けるために,熱心に自慰をして気持ちよくなった。でも,小島君の中に魔人がいるとわかっていてもはずかしかった。
「あふ~ん,~・・・・・・・」
 感じる愛花を見て操っている魔人だけでなく,本体の小島君も興奮した。
(ドリーマーって,何てかわいいんだろう・・・・)
「ドリーマー,まだだ,もっと,感じろ,!」
 愛花は,穴?わからなかった。でも,保健体育で習った秘部であることがわかってきたが,
「無理です,私の,その,・・・・・そこは,入らないです」
 小島君は,興奮して。
「入れて,その穴に入れて,・・・・・と」
 これは,魔人の言葉ではなく,小島君の本心だった。ドリーマーは小島君のために,指を入れた!!!
「んんん,ぁ~ぁぁぁ~あああ~・・・・・入っちゃったぁ・・・・・」
 小島君は大好きなドリーマーが怪人に命令されてしていることに,無意識に興奮が止まらない,もっと,もっと,大好きなドリーマーの嫌らしい所が魔人よりも見たくなった。
「もっと,もっと,・・・・・だ,ドリーマー」
「・・・ぅぅぅ~,ぁあ~ん。ああ~,ああ~・・・・・・・・・」
 魔人に操られているのか小島君の意志なのかわからなくなるほど,小島君はドリーマーの淫乱を見たかった。
「ドリーマー,一つにならないと,小島君の命はないぞ」
 魔人ではなく,小島君が魔人が言っているかのように言ったら,
「わかりました,ドリーマーは初めてなので優しくやってください,その変わり小島君をその後に解放してください」
 ドリーマーは,初めての経験を覚悟したのである。
   




 
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