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11 コミュ症は瞬時に(全文)

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11 コミュ症は瞬時に

 空気を読みすぎて話ができないのもコミュ症である。
 健太はスポーツは得意だが勉強が出来ない。だから,グループ活動で発表の役割の時にはおどおどしてしまう。小島君はスポーツは苦手だが学習は得意である。だから,グループ発表では輝いている。みんな一人ひとり得意不得意は違うのだ。コミュ症はコミュ障とは違う,だから愛花は気付き,考え,実行するパターンに努力している。

 魔人出現,今日も友達の目を見ることができないで筆談中心だった愛花だったが,急いで魔人の所へ行かなければ大変なことになると思い,中々友達の話が終わらないので初めて声を出した。

「わ,わたし・・・行く!」

 初めての愛花の言葉にまわりは固まった。声もかわいい!




「夢ある限り戦いましょう,魔法美少女仮面ドリーマー参上!

「えいっ~」

 ドリーマーは,一瞬にして魔人との距離を縮めて攻撃した。すると,魔人は一体から二体へとなった。これで,1対2の対決である。一体でも対戦していて強いのに二体となったのだ。

「何体現れても無駄ですわ,私がやっつけてさしあげますわ」

 ドリーマーはバトンを手に持ち,そのバトンの先から縄を魔人まで飛ばして二体を一体にして,巻き付けた。

「これで,お仕舞いですわ,ドリーマーフラッシュ!」

 キラキラと輝く光の中で魔人が人間になった。

「おい,助けてくれよ,何なんだよ,この綱は」

「元に戻ったのですね,あなたたちは怪人になっていたのですよ」

 魔人から人間になった者たちが,ドリーマーから今までのことを聞いて御礼を言って立ち去った。遠くからテニスの上下白のユニフォームを着た人影が近づいてくる。学級委員のテニス部,下に半ズボンのような白のユニホームはいている小島君だ。今は,愛花ではなく,ドリーマー,ドキドキしてないで堂々と凜々しく,丁寧なことばで小島君に接しようと愛花は考えていた。

「ドリーマー,インタビューを,あっちの倉庫の中でしてもいいですか,僕,すごくファンなんです」

 愛花も小島君がドリーマーを好きなことは知っていた。そして,愛花も小島君のことが気になっていた。これは,「好き」という感情なのかも知れない。

 小島君は,倉庫の中に入るとなめるようにドリーマーを下から上に全体を見て,生唾を飲んだ。目の前にドリーマーがいる。

「ドリーマーは,どうしてあんな強い魔人と戦うことができるの」

「私は,正義の味方,人を助けたいという気持ちが強いからですわ」

「じゃあ,僕を助けて!」

「はい,助けてあげますわ,おっしゃってください」

「ドリーマーは,どんな人でも助けるの」

「はい,わたくしはどなたでもお助けいたします」

「それがいやなことでも助けてあげるの」

「いやなこと?,はい,絶対に助けますわ!」

「ドリーマー好きだ,気が狂いそうなほど好きだ!もっと近くに来て!」

 ドリーマーが近づくとドリーマーの手をとって広げて自分の股間へと押し付けた。そして,こすり始めた。

「な,なにを!・・・・・・・」

「ほら,硬いだろ,ドリーマーが好きだから硬くなっちゃったんだよ,助けて」

 ドリーマーは卑猥なことだということはわかっているけど,どうしてこれが助けることなのか本当に疑問だった。

「やめてください,私の聖なる手袋をそこに当ててはいけませんわ」

「助ける,絶対に助けるって言ったのはウソなの,ほら,してくれないと,僕は破裂しそうだよ」

 小島君は,またドリーマーの手をとってこすり始めた,そして,ドリーマーの手をつかんだまま,自分のズボンの中,そして,パンツの中に入れた。

「アウ~,ゥウゥウ,イヤッ・・・・・・・・・・」

 ドリーマーは,小島君の硬いものを握らされた。

 ドリーマーが手に生暖かいものを感じたので小島君のズボンから抜くと手にべっとりとついていた。イカのような臭いもする。

 ドリーマーは倉庫の中にあった水道で手を洗った。

「これで,助かったのですね」

「ああ,ありがとう,御礼にドリンクをどうぞ,魔人と戦って,そして僕を助けたから喉が渇いたでしょう」

「ありがとうございます」

 ドリーマーは飲み終わると,これは事故と同じ,気をとりなおして帰ろうとした時だった。

「ドリーマーこれからが本当に助けてほしいことだよ」

 小島君はドリーマーの胸を揉み始めた。ドリーマーは振りはらおうとしても力が出ない。

「さっきの飲み物美味しかっただろう」

 小島君の言葉を言い終わる前に気を失ってしまった。

「ドリーマー,僕の欲望を助けてくれるんだろう」

 寝ているドリーマーの胸を上下に揉んだり揺すったり,そして,胸の突起物をつまんだ。それをつまんで伸ばしゆすりながら,視線は下を向いている。

 小島君はドリーマーのコスチュームをやぶろうとしたがやぶれない。そこで,股間を触り始めた。

  小島君は,ドリーマーの両足を広げ臭いを嗅いだ。

「これが,ドリーマーの愛蜜なのか」

  インナーごしに下から上に舐め続けた。

「ア~,ア~,ア~,ア~,ア~・・・・・・・・・・」

 ドリーマーは寝ていても吐息が我慢できずに出て,それが小島君をさらに興奮させてしまった。コスチュームを破りたい!

 小島君はドリーマーのコスチュームを切り裂くために家にとりに帰った。

 小島君が倉庫に帰る前に目が覚めたドリーマーは,体がふらつきながらも倉庫から出て安全な場所に移動した。

「きっと,小島君は魔人に操られているんだわ,何とかして助けてあげますわ」
 
 ドリーマーは小島君への気持ちがさらに膨らんでしまった。あの小島君の手触りが気になってしまったのだ。 
 
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