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②
しおりを挟む②バカな,指を噛まれて負けたとは・・・・・・・・・・。
サーカス団の3人は,赤い眼光で睨んでくる黒翼の天使に冷たい視線を向けた。
「よくもやりやがったな・・・・・,でも,俺たちは選ばれて黒翼の天使を檻に入れる集団だ,絶対におまえを捕まえる,頭の角を舐めてきれいにしてやるぜ,ふふふ・・・,それに,黒いレザーレオタード,黒いアイマスクもな・・・・」
どうやら一人で黒翼の天使と対峙したのが失敗だったと考えて,3人が,右側,左側,後ろと位置を決めて黒翼の天使との距離を縮めていく。黒翼の天使は,悪魔の力だけでなく体力が消耗している,動く力もないほどに。
「今だ,一斉に捕まえろ!!」
黒翼の天使は,動けない足の代りに膝立ちをして前へ瞬間的に逃げた,しかし,それが彼らの作戦だったのだ。最初から,前へ逃げることを想定して3人で黒翼の天使を捕まえた。
左右の2人は手と黒い翼,後ろの人間は黒翼の天使の背中を蹴り前のめりになった所で背中に乗って動きを封じ込めた。
「もう少し,元気があるみたいだから,心,プライドを折ってやろう」
体を反転して胸と股間を見つめる。
「かわいい顔をして牙を出し,頭には角,そして,ここは感じる・・・・・」
3人で,胸を揉み,股間を触り出す。
「きたないお前達に触られて,許すと思うか,その手をどかせ!」
体が動かないほど消耗しているのに,3人に押さえ込まれ,黒翼の天使はまったく抵抗出来なかった。
「おまえ,この胸,立ってきたぞ,こんな状態でも感じるんだから,さすが,悪魔だ」
3人に好き勝手に言われて体を触れられて悔しかったが,今は人間3人に敵わない状態だった。そこで,黒翼の天使は抵抗をやめて,この後の少しでもあるかも知れないチャンスを待つことにした。
「おまえたちに,体を触られても精神までは負けることはない,好きにすればいい!!」
「もうすぐ,感じて声を出し,悶えるのが,自分でもわかっているだろう,メスだからな」
黒翼の天使は,悔しかったが挑発にはのらず,天を見つめ,無視をした。
「おい,胸に突起物が出てきたぞ,これは,何ていうなまえだ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「教えてやろう,胸,乳輪,そして,これが乳首,押すと!」
黒翼の天使は,口を意識的に結び声は漏れなかった。
「つまめるぞ,何で大きくなってる,もっと,強くつまむと!」
「ぅうっ!」
言葉攻めと一緒に,性感帯を高めている。
「ちょっと,言葉が出たな,黒翼の天使,両方をこうやって根元を動かすと!」
「ぁああっ!ぅ,ぅ,ぅうう~,はぁ~~~・・・・・」
「声が出て来たぞ~,黒のレザーレオタード,股を2本指でなぞると!」
「はぁあああ~~~~~・・・・・・」
黒翼の天使は,吐息が漏れ始めた。
「グチュグチュいってるぞ,もっと,音を出して聞かせてやろう!」
「ぁあ~ぁあ~ぁあ~ぁあ~ぁあ~・・・・・・・・・・・」
「気持ちいいのか,クールな黒翼の天使が甘い声で鳴いて!」
今度は,尻を上に向けさせ,指で触り始めた。
「ここを触ると,黒翼の天使はどんな声でなくのかな,ふふふ~~~」
3人が油断のしている,チャンスは今だ。
「汚い手でいつまで触っているんだ,許さないと言ったはずだ!!」
黒翼の天使は,黒翼を大きく力強く羽ばたかせた。3人は,翼に打たれた感じで跳ばされたのだ。
「今だ,あまり飛べないが,飛んでにげるしかない!」
黒翼の天使が,飛んで行こうとする方角に人がいる。それは,あの神原が指を噛まれたサーカス団の連絡を受けて,こっちに向かってくる。
黒翼の天使は,また,ピンチとなった。
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