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③
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③黒翼の天使は足が動かず,しかも大きな黒い翼もやられて飛べない,しかも,悪魔との戦いで体が消耗している。この不利の状態でも,赤い眼光で強い意志を示す。
神原が,札を持って構え,霊力のある札を黒翼の天使に投げてきた。黒翼の天使は避けない,札は体に張り付いた。
「ぅうっ!」
「よほど,体力が消耗しているようだな」
神原は,聖水を黒翼の天使にかけて完全に動きを止めようとした。
黒翼の天使は,眼光をさらに強くして動かない。
権田とサーカス団は,ほくそ笑んでいた。こんなに体力を消耗していたら捕まえるのは子猫を捕まえるよりも楽だろう。権田とサーカス団の一味は,黒翼の天使に近づいた。
神原が,黒翼の天使の目玉の移動を見て気付いた。
「近づくな,ダメだ!」
黒翼の天使は,自分から敵に近づくことは出来ないので攻撃されても耐えていたのだ,権田とサーカス団一味が近づいた時に,黒翼の天使は動いた。
体を回転させて全員を瞬時に転ばせ,左右の手,肘,膝,頭も左右に振って突き,全員を動けなくさせた。
神原は,距離を置きながら言った。
「さすが,黒翼の天使の天使だな,全員をその体でやっつけるとは」
「はぁ~はぁ~・・・私は,負けない!!」
「さっきも,言っただろう,おまえは,すでに負けている」
神原は,黒翼の天使に近づかずに少し離れた木に行って呪文を唱えた。すると,黒翼の天使は苦しみ出した。
「これは,まさか,結界が・・・・・・」
「そうだ,周りの木に他の札はすでに貼ってあって,俺がここへくれば全て形となって悪魔は苦しむのだよ」
「ぁあっ! く,く,苦しい・・・,ぁぁ,負けてたまるか~~・・はぁはぁ・・・」
神原が,札を持って構え,霊力のある札を黒翼の天使に投げてきた。黒翼の天使は避けない,札は体に張り付いた。
「ぅうっ!」
「よほど,体力が消耗しているようだな」
神原は,聖水を黒翼の天使にかけて完全に動きを止めようとした。
黒翼の天使は,眼光をさらに強くして動かない。
権田とサーカス団は,ほくそ笑んでいた。こんなに体力を消耗していたら捕まえるのは子猫を捕まえるよりも楽だろう。権田とサーカス団の一味は,黒翼の天使に近づいた。
神原が,黒翼の天使の目玉の移動を見て気付いた。
「近づくな,ダメだ!」
黒翼の天使は,自分から敵に近づくことは出来ないので攻撃されても耐えていたのだ,権田とサーカス団一味が近づいた時に,黒翼の天使は動いた。
体を回転させて全員を瞬時に転ばせ,左右の手,肘,膝,頭も左右に振って突き,全員を動けなくさせた。
神原は,距離を置きながら言った。
「さすが,黒翼の天使の天使だな,全員をその体でやっつけるとは」
「はぁ~はぁ~・・・私は,負けない!!」
「さっきも,言っただろう,おまえは,すでに負けている」
神原は,黒翼の天使に近づかずに少し離れた木に行って呪文を唱えた。すると,黒翼の天使は苦しみ出した。
「これは,まさか,結界が・・・・・・」
「そうだ,周りの木に他の札はすでに貼ってあって,俺がここへくれば全て形となって悪魔は苦しむのだよ」
「ぁあっ! く,く,苦しい・・・,ぁぁ,負けてたまるか~~・・はぁはぁ・・・」
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