黒翼の天使（１8禁）

②

②芽依の後ろに進がいる。進の手は芽依の水着の股の中に入れて動かしている。進のもう一方の手は芽依の胸を揉んでいる。
　芽依は，両腕に力を入れてプールサイドにかけて両脚は水の中でジャンプした。そして，進を蹴飛ばしプールサイドに上がった。芽依は我慢の限界だった。しかし，進は更衣室まで着いてきた。芽依は更衣室の窓から外に出て水着のままなので，取りあえず体育館の外の更衣室に隠れた。そして，芽依が抵抗できなくなった，黒翼の天使の正体を本当に進はしったのか，はったりなのか，それによって進への態度が変わる。それを確かめずに，プールから逃げてきてしまった。しかも，着替えも持たずに。芽依は夕方，だれもいなくなるのを待った。
　暗くなって水泳部も終わった頃，芽依は窓から更衣室に戻った。中は暗かったが，芽依には見えていた。部屋の隅で進が座ってこちらを見ているのを。ここは進には気がつかないふりをして，着替えを持ってドアから帰ろうとしたら，進にドアを塞がれた。
「待っていたよ，芽依ちゃん，彼女を一人で帰したりはしないからあんしんして」
　芽依は，進は悪魔より恐ろしいと感にていた。

　進は黒いハイレグ水着の芽依を抱きしめた。そして，耳元で，
「黒翼の天使の正体はね・・・・・・・・・」
　最後まではっきり言わずに，芽依の胸を揉み始めた。
「何をするの，いつもいつも・・・やめろ！」
「芽依ちゃん，予想がついているんだよ，魔人から人々を守る正義のヒロイン，でも，悪魔，黒翼の天使の正体！」
　芽依は，ドキッとて体が硬直した。もし，知られたら家族や友人，知り合いに災いがおよんでしまう。
「芽依ちゃん，感じているの，ここはだれもいないから最後までしようよ」
　芽依は，進の言葉にさらに体が硬直してしまった。進は，股の布をずらして指を入れ，胸をいじくりまわす。

　気持ちいい～～，気持ちいいよ～～～あああ～～～～

　でも，素直に受け入れることはできない。

「これ以上は許さない！」

　強い口調で恐ろしい言葉を芽依は進に言った，さすがの進もその恐ろしい様相と冷たい言葉に驚き，更衣室から急いで立ち去った。

　落ち着いた芽依は，進が言わないのは，実は正体を知らないからだと思えてきた。知って入れば，もう言ってもいいはずだ，芽依がほっと安心すると，なぜか更衣室にラジオがあり，魔人が出たことを臨時ニュースで言っている。

　芽依は，黒翼の天使となり，魔人の出現場所へ人間を助けるために飛び立った。