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11 退魔師神原
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11 退魔師神原
権田は,人間のために悪魔と戦い,自分をも犠牲にすると言われている黒翼の天使を捕まえて,性におぼれ,あへ顔の剥製にしたいのだ。自分のコレクションの一つに加えたいと思っている。もちろん,性奴隷に堕とすことができたら,一生この館で飼い慣らす。
権田は悪魔を捕まえる専門家の退魔師,神原を雇った。聖的な霊力を使いお金のために依頼を受けるフリーのハンターだ。綿密に計画をし,おびき出してつままえる作戦を実行した。
権田は密かに人里離れた所に倉庫を購入し,悪人を雇って黒翼の天使を罠にはめるのだ。被害者を受け入れた女性が,言われた通りの台詞を大声で言う。
「助けて~,悪魔よ,悪魔が襲ってくる~,だ,だれか~,助けて~~~~~」
「芽依はいつものように特殊能力で聞き取り,変身する。髪の毛は黒のロングで肩より下にウエーブ状となり,目は力強い赤い眼光,口からは牙が光る,手はとがった爪に変わっている,頭には牛のような角,背中にはコウモリのような黒い羽根,コスチュームは黒の光沢のあるレオタード,黒のロングブーツに手袋,そして正体を隠す黒いアイマスクだ。手にはステッキを持ち,女性の叫び声のする倉庫に飛び立った。
窓ガラスを割って突入すると,怯えている女性が真ん中でうずくまっている。黒翼の天使は辺りを見渡し,壁の向こう側に敵がいるのを察知し,出てくるのを身構える。暗闇の中,ドアを開けて出てきたが,悪魔の気は感じない。悪魔ではなく悪人なのか!銃を構えている。
「初めまして,おまえがうわさの黒翼の天使か,おまえにうらみはないが依頼されてね,お前を捕まえて調教し,依頼者に引き渡す」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「依頼者を聞かないのかい!」
「だれでもいい,私には関係ない,ただ,人を守るだけ!」
黒翼の天使はステッキを相手に向けてそう言うと,睨みつける。
「そんな銃は効かない!」
「調査済みでわかっているよ,銃弾よりも速く動けるんだろう,でも,試してみよう」
バアアア~~~~~ンン!
「アアッ!!・・・・・ぅぅううう・・・・・・なぜ!・・・・・・・ぅぅ!」
「おまえを誘き出し,俺に集中させているうちに後ろから打ったのさ」
「これで勝ったつもりか,私は,黒翼の天使,負けない!」
黒翼の天使は助ける相手がいないならと,打たれていない足でジャンプし,窓をつきやぶろうと突進した。しかし,窓に着く寸前に見えない壁にぶつかり床に落下した。
「結界が四方に貼られているから,ここから出られんぞ!」
「おまえをやっつけて帰る!」
黒翼の天使は,結界は四方と言っていたが天井もだろう,しかし,下には結界をはれないだろうから,翼を使ってドリル状にして地下から抜け出そうと考えた。
「俺様は,この水鉄砲でおまえを捕まえる予定だが,おまえはどうする!」
人間相手に切りきざむリングシューターは使いたくない,しかも,なぜか水鉄砲,足に銃弾があるとはいえ,人間相手なら素手で十分だ,怪我をあまりさせないように気絶させようと考えた黒翼の天使は神原の方に跳ぶ。
「ふん,遊んでやるか」
神原は向かってきた黒翼の天使に水鉄砲で水をかけた。すると,黒翼の天使は苦しみだしたのだ。
ジュウゥゥゥゥゥ ~~~~~~~
「アッ,な,何,ァアアア・・・・・・・・・・」
「私は,退魔師,これは,悪魔の弱点,聖水だよ!」
黒翼の天使が腕で水を防ぎながらうずくまっているところに,さらに聖水を打ち続ける。ついに,黒翼の天使は転げ回りながら逃れようとする。
「ほらっ~,ほらっ~,どうした,黒翼の天使,熱いだろう,もっと,苦しめ!」
黒翼の天使は転がりながら,とにかく一時退散することを考え,黒い翼を転がりながらドリル状にして,その場で倒立し,穴を掘り始めた。すると,地下に部屋があり,そこに落ちたのだ。そして,自分の通ってきた穴がふさがれた。これも罠だった。黒翼の天使が穴を掘って地下室に落ちるように謀ったのである。
カメラから権田の顔が見え,そして声が聞こえる。
「やっと捕まえることができたな,黒翼の天使,今度は逃がさんぞ!」
黒翼の天使は,カメラに向かって牙を出し,眼光を強く発光し,威嚇する。
「私は,帰る!」
「ここで殺してもいいが,神原君によると君を性奴隷にできるという,じゃあそっちの方がいいから任せることにしたよ,でも,ここで弱らしておかないと頭のいい君のことだ,逃げるかもしれん,じゃあ,調教されて会うのを楽しみにしているよ,じゃあ,せいぜい,死なないように!」
「屈服などありえない!!!ここを抜け出してみせる」
カメラには,神原の姿があった。
「黒翼の天使,疲れただろう,日にも当たってくれ!」
天井から,光で照らされると黒翼の天使は立っていられなくなった。これは,ただの光ではなく,聖なる光だったのだ。続いて,壁から天井から雨のように水が垂れてくる。
黒翼の天使は,熱く身が焼かれるような感覚で暴れ苦しみ始めた。しかし,どんなに体が熱くても声を出さない!クールで負けん気の強いのが黒翼の天使なのだ。
「いくら,我慢していても肌はやけどができているみたいだぞ!苦しめ!屈服しろ!」
力尽きた黒翼の天使は倒れて意識を失ってしまった。
「黒翼の天使,ここまでがんばるとはさすがだ! しかし,目覚めたら,痛さに我慢できても快楽には抵抗できないだろう,いや,調教して堕ちる!!」
権田は,人間のために悪魔と戦い,自分をも犠牲にすると言われている黒翼の天使を捕まえて,性におぼれ,あへ顔の剥製にしたいのだ。自分のコレクションの一つに加えたいと思っている。もちろん,性奴隷に堕とすことができたら,一生この館で飼い慣らす。
権田は悪魔を捕まえる専門家の退魔師,神原を雇った。聖的な霊力を使いお金のために依頼を受けるフリーのハンターだ。綿密に計画をし,おびき出してつままえる作戦を実行した。
権田は密かに人里離れた所に倉庫を購入し,悪人を雇って黒翼の天使を罠にはめるのだ。被害者を受け入れた女性が,言われた通りの台詞を大声で言う。
「助けて~,悪魔よ,悪魔が襲ってくる~,だ,だれか~,助けて~~~~~」
「芽依はいつものように特殊能力で聞き取り,変身する。髪の毛は黒のロングで肩より下にウエーブ状となり,目は力強い赤い眼光,口からは牙が光る,手はとがった爪に変わっている,頭には牛のような角,背中にはコウモリのような黒い羽根,コスチュームは黒の光沢のあるレオタード,黒のロングブーツに手袋,そして正体を隠す黒いアイマスクだ。手にはステッキを持ち,女性の叫び声のする倉庫に飛び立った。
窓ガラスを割って突入すると,怯えている女性が真ん中でうずくまっている。黒翼の天使は辺りを見渡し,壁の向こう側に敵がいるのを察知し,出てくるのを身構える。暗闇の中,ドアを開けて出てきたが,悪魔の気は感じない。悪魔ではなく悪人なのか!銃を構えている。
「初めまして,おまえがうわさの黒翼の天使か,おまえにうらみはないが依頼されてね,お前を捕まえて調教し,依頼者に引き渡す」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「依頼者を聞かないのかい!」
「だれでもいい,私には関係ない,ただ,人を守るだけ!」
黒翼の天使はステッキを相手に向けてそう言うと,睨みつける。
「そんな銃は効かない!」
「調査済みでわかっているよ,銃弾よりも速く動けるんだろう,でも,試してみよう」
バアアア~~~~~ンン!
「アアッ!!・・・・・ぅぅううう・・・・・・なぜ!・・・・・・・ぅぅ!」
「おまえを誘き出し,俺に集中させているうちに後ろから打ったのさ」
「これで勝ったつもりか,私は,黒翼の天使,負けない!」
黒翼の天使は助ける相手がいないならと,打たれていない足でジャンプし,窓をつきやぶろうと突進した。しかし,窓に着く寸前に見えない壁にぶつかり床に落下した。
「結界が四方に貼られているから,ここから出られんぞ!」
「おまえをやっつけて帰る!」
黒翼の天使は,結界は四方と言っていたが天井もだろう,しかし,下には結界をはれないだろうから,翼を使ってドリル状にして地下から抜け出そうと考えた。
「俺様は,この水鉄砲でおまえを捕まえる予定だが,おまえはどうする!」
人間相手に切りきざむリングシューターは使いたくない,しかも,なぜか水鉄砲,足に銃弾があるとはいえ,人間相手なら素手で十分だ,怪我をあまりさせないように気絶させようと考えた黒翼の天使は神原の方に跳ぶ。
「ふん,遊んでやるか」
神原は向かってきた黒翼の天使に水鉄砲で水をかけた。すると,黒翼の天使は苦しみだしたのだ。
ジュウゥゥゥゥゥ ~~~~~~~
「アッ,な,何,ァアアア・・・・・・・・・・」
「私は,退魔師,これは,悪魔の弱点,聖水だよ!」
黒翼の天使が腕で水を防ぎながらうずくまっているところに,さらに聖水を打ち続ける。ついに,黒翼の天使は転げ回りながら逃れようとする。
「ほらっ~,ほらっ~,どうした,黒翼の天使,熱いだろう,もっと,苦しめ!」
黒翼の天使は転がりながら,とにかく一時退散することを考え,黒い翼を転がりながらドリル状にして,その場で倒立し,穴を掘り始めた。すると,地下に部屋があり,そこに落ちたのだ。そして,自分の通ってきた穴がふさがれた。これも罠だった。黒翼の天使が穴を掘って地下室に落ちるように謀ったのである。
カメラから権田の顔が見え,そして声が聞こえる。
「やっと捕まえることができたな,黒翼の天使,今度は逃がさんぞ!」
黒翼の天使は,カメラに向かって牙を出し,眼光を強く発光し,威嚇する。
「私は,帰る!」
「ここで殺してもいいが,神原君によると君を性奴隷にできるという,じゃあそっちの方がいいから任せることにしたよ,でも,ここで弱らしておかないと頭のいい君のことだ,逃げるかもしれん,じゃあ,調教されて会うのを楽しみにしているよ,じゃあ,せいぜい,死なないように!」
「屈服などありえない!!!ここを抜け出してみせる」
カメラには,神原の姿があった。
「黒翼の天使,疲れただろう,日にも当たってくれ!」
天井から,光で照らされると黒翼の天使は立っていられなくなった。これは,ただの光ではなく,聖なる光だったのだ。続いて,壁から天井から雨のように水が垂れてくる。
黒翼の天使は,熱く身が焼かれるような感覚で暴れ苦しみ始めた。しかし,どんなに体が熱くても声を出さない!クールで負けん気の強いのが黒翼の天使なのだ。
「いくら,我慢していても肌はやけどができているみたいだぞ!苦しめ!屈服しろ!」
力尽きた黒翼の天使は倒れて意識を失ってしまった。
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