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1 魔法美少女仮面ドリーマー参上
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1 魔法美少女仮面ドリーマー参上
白いマントをつかみ胸の方を隠し,
「夢ある限り戦いましょう,魔法美少女仮面ドリーマー,参上!」
白いマントを広げて,ステッキを前に出して怪人へと飛びこんだ。その怪人は人間の捨てたおもちゃの中から,何者かによって怪人にされたのだ。
怪人は,軽くよけるとステッキを持っている手に狙いを定め,手をねじってきた。
「い,痛いですわ,おやめになって!」
「ばかかおまえ,やめろと言われてやめるやつがいるものか」
「人間にかわいがられていた頃のことを思い出すのです。あなたも,大切にされていたはずですわ」
「うるせぇ~,大切にしていた俺をこう簡単に捨てた人間が許せねえんだよ」
ドリーマーは,おもいっきり足を踏んで,ひるんだ隙に怪人と離れ,
バトンからフラッシュを出そうとしたら,怪人は突然目の前に来て,バトンを持っている手をかみついた。ドリーマーは,バトンを落としてしまった。
「あっ,バトンが・・・・・このままでは,いけませんわ」
「怪人さん,ごめんなさい」
ドリーマーは,かみついている怪人の頭をひじで強く打ち付けると同時に,白いパンツが見えてしまうが,足を高く上げてお腹を蹴り上げた。
「うぉ~,よくもやりやがったな,お前の白いパンツまる見えだったぞ!」
「はずかしいですわ,そんな言い方,言わないでください」
「お前,敵に,言葉がていねいすぎるんじゃねえか」
「ドリーマフラッシュ~」
バトンから,キラキラ輝く光の粒子が出て,怪人をつつみこんだ。
「わぁっ~・・・な,なんだ,これっ・・・・・・・」
怪人は,もとの玩具の姿に戻った。正しい心,本来の形に戻す魔法の力である。
「親しんだ玩具を捨てた人にも責任はあります,これはわたくしが供養してさしあげましょう」
二人の戦いを,そっと見ている影があったが,ドリーマーは気付かなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「愛花ちゃん,今日の当番役割,何にする」
愛花は,ノートを出し,書き込んで友達に見せた」
(私は,廊下をはきます,いいですか)
「いいよ,じゃあ,他のみんなで後の所を決めるね」
愛花は,うなづいた。先生や友達との会話は,すべてノートで返事をして,伝えている。
健太が,
「おい,愛花はあいかわらずしゃべらねえな~~いいかげん,自分の言葉で言えよ!」
愛花は,また,何か書き始めた。
(ごめんなさい,私も言いたいけど,なんて言ったらいいかわからなくて,あの~その~)
友人の美妃が,
「いいじゃない,休まずに学校に来て,こうやって行動もするんだから」
健太も美妃も幼なじみである。健太は,好意をもっているが,いまだに話さない愛花にいらついている。一方,美妃は優しく見守っていた。しかも,同じ体操部である。愛花はコミュ症ではあったが,友人の美妃の後押しもあり,自分を変えたくて体操部に入った。でも,大会は苦手で休むことが多かった。それでも,顧問の先生や友達は見捨てずに,励ましてくれる。
夢野愛花は,ある日,学校の帰りに木の木陰で寄り道をしてたら,蜘蛛の巣にかかっていたチョウをを見付け,急いで逃がしてあげた。
その時,神様の声が聞こえた。
「おまえは優しい少女だ,そこで,今,悪の怪人や人間が増えている中で,わしは,これから地球の神同志の会合に行かねばならん,そこで,この手鏡を使って,魔法美少女仮面ドリーマーとして,悪いやつらを懲らしめてほしい」
紙に書いた,
(私には,無理です。)
「いや,おまえしかおらん! たのんだぞ,じゃあ,わしは行くから」
愛花には,問題があった。愛花は,コミュ症だったのである。神様は,変身するから平気だと言っていたが,確かにドリーマーになったら違う自分の性格になれて,何でも言えるのだ。まず,変身すると,マーチングバンドの少女がかぶるような帽子,帽子の上の右側には白い羽根,正体がばれないように赤いアイマスク,白のミニスカワンピースにベルト,赤いロングブーツに赤いロング手袋,言葉はお嬢様言葉になる。神様からもらった魔法のコンパクトを広げて,
「変身,ドリーマー~~」
これで,見映えも性格も,言葉遣いも変わるのである。
白いマントをつかみ胸の方を隠し,
「夢ある限り戦いましょう,魔法美少女仮面ドリーマー,参上!」
白いマントを広げて,ステッキを前に出して怪人へと飛びこんだ。その怪人は人間の捨てたおもちゃの中から,何者かによって怪人にされたのだ。
怪人は,軽くよけるとステッキを持っている手に狙いを定め,手をねじってきた。
「い,痛いですわ,おやめになって!」
「ばかかおまえ,やめろと言われてやめるやつがいるものか」
「人間にかわいがられていた頃のことを思い出すのです。あなたも,大切にされていたはずですわ」
「うるせぇ~,大切にしていた俺をこう簡単に捨てた人間が許せねえんだよ」
ドリーマーは,おもいっきり足を踏んで,ひるんだ隙に怪人と離れ,
バトンからフラッシュを出そうとしたら,怪人は突然目の前に来て,バトンを持っている手をかみついた。ドリーマーは,バトンを落としてしまった。
「あっ,バトンが・・・・・このままでは,いけませんわ」
「怪人さん,ごめんなさい」
ドリーマーは,かみついている怪人の頭をひじで強く打ち付けると同時に,白いパンツが見えてしまうが,足を高く上げてお腹を蹴り上げた。
「うぉ~,よくもやりやがったな,お前の白いパンツまる見えだったぞ!」
「はずかしいですわ,そんな言い方,言わないでください」
「お前,敵に,言葉がていねいすぎるんじゃねえか」
「ドリーマフラッシュ~」
バトンから,キラキラ輝く光の粒子が出て,怪人をつつみこんだ。
「わぁっ~・・・な,なんだ,これっ・・・・・・・」
怪人は,もとの玩具の姿に戻った。正しい心,本来の形に戻す魔法の力である。
「親しんだ玩具を捨てた人にも責任はあります,これはわたくしが供養してさしあげましょう」
二人の戦いを,そっと見ている影があったが,ドリーマーは気付かなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「愛花ちゃん,今日の当番役割,何にする」
愛花は,ノートを出し,書き込んで友達に見せた」
(私は,廊下をはきます,いいですか)
「いいよ,じゃあ,他のみんなで後の所を決めるね」
愛花は,うなづいた。先生や友達との会話は,すべてノートで返事をして,伝えている。
健太が,
「おい,愛花はあいかわらずしゃべらねえな~~いいかげん,自分の言葉で言えよ!」
愛花は,また,何か書き始めた。
(ごめんなさい,私も言いたいけど,なんて言ったらいいかわからなくて,あの~その~)
友人の美妃が,
「いいじゃない,休まずに学校に来て,こうやって行動もするんだから」
健太も美妃も幼なじみである。健太は,好意をもっているが,いまだに話さない愛花にいらついている。一方,美妃は優しく見守っていた。しかも,同じ体操部である。愛花はコミュ症ではあったが,友人の美妃の後押しもあり,自分を変えたくて体操部に入った。でも,大会は苦手で休むことが多かった。それでも,顧問の先生や友達は見捨てずに,励ましてくれる。
夢野愛花は,ある日,学校の帰りに木の木陰で寄り道をしてたら,蜘蛛の巣にかかっていたチョウをを見付け,急いで逃がしてあげた。
その時,神様の声が聞こえた。
「おまえは優しい少女だ,そこで,今,悪の怪人や人間が増えている中で,わしは,これから地球の神同志の会合に行かねばならん,そこで,この手鏡を使って,魔法美少女仮面ドリーマーとして,悪いやつらを懲らしめてほしい」
紙に書いた,
(私には,無理です。)
「いや,おまえしかおらん! たのんだぞ,じゃあ,わしは行くから」
愛花には,問題があった。愛花は,コミュ症だったのである。神様は,変身するから平気だと言っていたが,確かにドリーマーになったら違う自分の性格になれて,何でも言えるのだ。まず,変身すると,マーチングバンドの少女がかぶるような帽子,帽子の上の右側には白い羽根,正体がばれないように赤いアイマスク,白のミニスカワンピースにベルト,赤いロングブーツに赤いロング手袋,言葉はお嬢様言葉になる。神様からもらった魔法のコンパクトを広げて,
「変身,ドリーマー~~」
これで,見映えも性格も,言葉遣いも変わるのである。
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