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第144話『合同合宿~It's HONEY*SCENT Would 4~』
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迷子の不安と共に、アイドルとしての不安も湧き上がってきた香織。
香織「HONEY*SCENTは、HONEY*SCENTっていう線の上で何よりもHONEY*SCENTだよ。だけど……Joyfulenceが、粉雪が、Marionette Melodyが、香織たちの隣にいたら?誰か、香織のこと見てくれる?」
蜜弥「……?」
香織「ピンと来ないか。」
蜜弥「うん。ごめんねぇ?だって、かおりちゃんのことが好きな人は、かおりちゃんがどんなでも、かおりちゃんを見てる。かおりちゃんのママとパパは、お姉ちゃんやお兄ちゃんたちは、かおりちゃんを見てる。それで十分だよ。」
香織「……そっか。」
蜜弥「まずは自分が一番大好きな人のことを幸せに出来たら、上等です。みやはそう思うよ。」
香織「うん。」
蜜弥「大丈夫、ハニセンは必ず誰かが見つけてくれるから。必ず誰かが、見ててくれるから。」
?「見つけたぞ~、蜜弥。」
?「おー!本物のHONEY*SCENTじゃーん!」
?「もう大丈夫だよ~!安心して~!」
ベンチに座っていたHONEY*SCENTに、男子3人が歩み寄ってくる。
蜜弥「あけとくん……!!」
香織「ほんとに誰か来た……!」
?「はじめまして、香織ちゃん。俺は、蜜弥のいとこの瑞貴明翔。よろしくな。」
?「はいはーい!明翔のチームメイト、桶井鋭地でーすっ!」
?「チームメイトってそんな、部活みたいに。ちゃんと言わなきゃね。トゥインクルエンターテインメント所属、cen☆starの、紗倉太陽です!って。」
蜜弥「cen☆star!」
明翔「蜜弥のGPSが変なとこうろうろしてるって、本家から連絡があったんだよ。俺たちだってレッスンしようと思ってたのに。全く、世話が焼ける。」
蜜弥「えへへ~。あけとくん、来てくれてありがとう!」
明翔「どういたしまして。お前らは来なくても良かったんだが。」
鋭地「せっかくだしー!」
太陽「明翔を1人でこんなとこに行かせるのは心配だよ。迷っちゃいそう。」
明翔「迷うか!」
香織「ふふ、あはは!」
明翔「お?」
鋭地「やっと笑ってくれた!やっぱり、アイドルは笑顔が一番!ってね!」
太陽「うん!怖かっただろうけど、もう大丈夫だよ。お兄ちゃんたちがちゃんと連れて帰ってあげるからね。」
明翔「怪我は無いか、2人とも。」
蜜弥「うん!」
香織「大丈夫だよ。」
鋭地「そりゃ何より!」
太陽「そうだね。よーし、山登りするぞー!」
鋭地「おーおー!」
明翔「……やっぱり智さんに車を出してもらうべきだったか。」
鋭地「え、なんで?」
明翔「遠足気分になってるだろ。」
太陽「わ~、もう鋭地ったら、緊張感無いんだから~!」
明翔「お前もだ、太陽。」
香織「あはは!」
香織「HONEY*SCENTは、HONEY*SCENTっていう線の上で何よりもHONEY*SCENTだよ。だけど……Joyfulenceが、粉雪が、Marionette Melodyが、香織たちの隣にいたら?誰か、香織のこと見てくれる?」
蜜弥「……?」
香織「ピンと来ないか。」
蜜弥「うん。ごめんねぇ?だって、かおりちゃんのことが好きな人は、かおりちゃんがどんなでも、かおりちゃんを見てる。かおりちゃんのママとパパは、お姉ちゃんやお兄ちゃんたちは、かおりちゃんを見てる。それで十分だよ。」
香織「……そっか。」
蜜弥「まずは自分が一番大好きな人のことを幸せに出来たら、上等です。みやはそう思うよ。」
香織「うん。」
蜜弥「大丈夫、ハニセンは必ず誰かが見つけてくれるから。必ず誰かが、見ててくれるから。」
?「見つけたぞ~、蜜弥。」
?「おー!本物のHONEY*SCENTじゃーん!」
?「もう大丈夫だよ~!安心して~!」
ベンチに座っていたHONEY*SCENTに、男子3人が歩み寄ってくる。
蜜弥「あけとくん……!!」
香織「ほんとに誰か来た……!」
?「はじめまして、香織ちゃん。俺は、蜜弥のいとこの瑞貴明翔。よろしくな。」
?「はいはーい!明翔のチームメイト、桶井鋭地でーすっ!」
?「チームメイトってそんな、部活みたいに。ちゃんと言わなきゃね。トゥインクルエンターテインメント所属、cen☆starの、紗倉太陽です!って。」
蜜弥「cen☆star!」
明翔「蜜弥のGPSが変なとこうろうろしてるって、本家から連絡があったんだよ。俺たちだってレッスンしようと思ってたのに。全く、世話が焼ける。」
蜜弥「えへへ~。あけとくん、来てくれてありがとう!」
明翔「どういたしまして。お前らは来なくても良かったんだが。」
鋭地「せっかくだしー!」
太陽「明翔を1人でこんなとこに行かせるのは心配だよ。迷っちゃいそう。」
明翔「迷うか!」
香織「ふふ、あはは!」
明翔「お?」
鋭地「やっと笑ってくれた!やっぱり、アイドルは笑顔が一番!ってね!」
太陽「うん!怖かっただろうけど、もう大丈夫だよ。お兄ちゃんたちがちゃんと連れて帰ってあげるからね。」
明翔「怪我は無いか、2人とも。」
蜜弥「うん!」
香織「大丈夫だよ。」
鋭地「そりゃ何より!」
太陽「そうだね。よーし、山登りするぞー!」
鋭地「おーおー!」
明翔「……やっぱり智さんに車を出してもらうべきだったか。」
鋭地「え、なんで?」
明翔「遠足気分になってるだろ。」
太陽「わ~、もう鋭地ったら、緊張感無いんだから~!」
明翔「お前もだ、太陽。」
香織「あはは!」
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