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第130話『合同合宿~はじまり~』
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11月4日、山奥の綺麗な屋敷にて。
「さて。Joyfulenceが来ましたので、これで全員揃いましたね。一応、出席確認的なものをしましょうか。」
洸夏「学校みた~い!」
「せっかくなので、名簿順に呼びますね。紅石咲希さん!」
咲希「はーい」
「朝日奈涼寧さん!」
涼寧「はい。」
「味彩陽菜子さん!」
陽菜子「あっ、はい!」
この調子で私は41人の名前を呼び続けた。
「柚木銀杏さん!」
銀杏「はーい。お疲れ様でした~。」
舞央「よく呼んだねぇ。」
「頑張ってみました。学校の先生になった気分です。さて、皆さんいましたので、早速この『エイチフェス2021を仕上げよう!合同合宿のしおり』を配りますね。」
優奈「あはは、なんだかほんとに学校みたいですね。」
皆さんにしおりを配る。
「学校行事に参加できないこともあったであろう皆さんに、少しでも青春を味わって頂こうと思いまして。これからもっと学校行事っぽくなっていきますよ。」
ヒカリ「楽しみになってきたぜ~!」
「皆さんにわたりましたか?」
遥「はーい!」
「それではまず、3ページ目を開いてください。」
凛果「……班?」
「はい。このお屋敷には寝室が8つあり、5及び6人で1つの部屋に泊まってもらいます。」
香織「宿泊学習だ~!」
「はい、そんな感じです。」
明結「リーダー、美化委員、保健委員、っていうのも、いかにもって感じですね。」
千翼「懐かしいな~、なんとか委員っていうの!」
華雪「私は飼育委員ですっ!」
「あはは。そうですね、華雪さんはまだ小学生ですもんね。」
れいむ「わっけぇ」
「では皆さん、この厳正なるくじ引きによって公平に分けられた班ごとにまとまってもらってもいいですか?」
舞央「はーい。あ、A班のリーダー、私じゃん!」
「はい、各班の最年長に担当してもらっています。」
ゆりか「なるへそぉ……」
舞央「古っ」
佳子「あ、この美化委員っていうのは……」
「部屋の美化、その他、忘れ物などを管理してもらうので、几帳面っぽいなぁって人を入れています。」
咲希「マネージャーの独断と偏見で決めたのね。」
「はい。任せられましたので。保健委員は班の皆さんの体調管理をお願いしたいので、優しくて慈悲深そうな人をチョイスしました。」
梅香「陽菜ちゃん、ピッタリの役だね!」
陽菜子「う、うーん……?」
「さて、この後の予定はですが、ひとまず皆さんは荷物を各々の部屋に置いて、班の皆さんと親睦を深めるなど、ゆっくりしておいてください。今日はレッスンはありません。明日からはレッスンレッスンですので、今日のうちにゆっくりお休みください。」
雨鐘「ちなみに、ここは誰のお屋敷なん?」
「ブリリアントの社長の別荘です。」
巳海「別荘……!すっごいなぁ……」
彩乃「芸能事務所の社長ともなれば、こんなお屋敷が買えちゃうんですねぇ……」
アイドルたちは巨大なお屋敷をキョロキョロ見渡しながら、各寝室に向かった。
「さて。Joyfulenceが来ましたので、これで全員揃いましたね。一応、出席確認的なものをしましょうか。」
洸夏「学校みた~い!」
「せっかくなので、名簿順に呼びますね。紅石咲希さん!」
咲希「はーい」
「朝日奈涼寧さん!」
涼寧「はい。」
「味彩陽菜子さん!」
陽菜子「あっ、はい!」
この調子で私は41人の名前を呼び続けた。
「柚木銀杏さん!」
銀杏「はーい。お疲れ様でした~。」
舞央「よく呼んだねぇ。」
「頑張ってみました。学校の先生になった気分です。さて、皆さんいましたので、早速この『エイチフェス2021を仕上げよう!合同合宿のしおり』を配りますね。」
優奈「あはは、なんだかほんとに学校みたいですね。」
皆さんにしおりを配る。
「学校行事に参加できないこともあったであろう皆さんに、少しでも青春を味わって頂こうと思いまして。これからもっと学校行事っぽくなっていきますよ。」
ヒカリ「楽しみになってきたぜ~!」
「皆さんにわたりましたか?」
遥「はーい!」
「それではまず、3ページ目を開いてください。」
凛果「……班?」
「はい。このお屋敷には寝室が8つあり、5及び6人で1つの部屋に泊まってもらいます。」
香織「宿泊学習だ~!」
「はい、そんな感じです。」
明結「リーダー、美化委員、保健委員、っていうのも、いかにもって感じですね。」
千翼「懐かしいな~、なんとか委員っていうの!」
華雪「私は飼育委員ですっ!」
「あはは。そうですね、華雪さんはまだ小学生ですもんね。」
れいむ「わっけぇ」
「では皆さん、この厳正なるくじ引きによって公平に分けられた班ごとにまとまってもらってもいいですか?」
舞央「はーい。あ、A班のリーダー、私じゃん!」
「はい、各班の最年長に担当してもらっています。」
ゆりか「なるへそぉ……」
舞央「古っ」
佳子「あ、この美化委員っていうのは……」
「部屋の美化、その他、忘れ物などを管理してもらうので、几帳面っぽいなぁって人を入れています。」
咲希「マネージャーの独断と偏見で決めたのね。」
「はい。任せられましたので。保健委員は班の皆さんの体調管理をお願いしたいので、優しくて慈悲深そうな人をチョイスしました。」
梅香「陽菜ちゃん、ピッタリの役だね!」
陽菜子「う、うーん……?」
「さて、この後の予定はですが、ひとまず皆さんは荷物を各々の部屋に置いて、班の皆さんと親睦を深めるなど、ゆっくりしておいてください。今日はレッスンはありません。明日からはレッスンレッスンですので、今日のうちにゆっくりお休みください。」
雨鐘「ちなみに、ここは誰のお屋敷なん?」
「ブリリアントの社長の別荘です。」
巳海「別荘……!すっごいなぁ……」
彩乃「芸能事務所の社長ともなれば、こんなお屋敷が買えちゃうんですねぇ……」
アイドルたちは巨大なお屋敷をキョロキョロ見渡しながら、各寝室に向かった。
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