愛されたいと…願って生きていた人間が愛されるまで

第1章

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こんにちは、皆様、わたくしレイン・ハーネストは5歳になりました！
状況を整理しましょう。
わたしの見た目は、白髪に、赤い瞳、真っ白な肌、幼いながらも、その洋装の美しさが見て取れます。
そして、わたしは5歳に今日なったのです。
何故そんなに急に飛んだのかと？
生まれてから今までなんてダラダラと話されてもあんまり面白くないでしょう。
わたしはスクスクと成長した、しかし5歳にしては小さく華奢である。病気も多かった。
この様相から見てわかるように、わたしはアルビノ？というものらしく、数は少なく、とても貴重な存在らしい。わたしのお母様は人間で、魔力がものすごく高い人で、わたしの父様はなんと魔族という人達の王様で魔王と言われる人だった。魔族は最も強い物が魔王として、魔族の世を作っているらしい、人間界と魔界は別々にあり、今のところ人間界と魔界は対立していないらしい。今の所はだが…それもいつ崩れるかはわからない。
話が逸れてしまった。
つまりわたしは魔族と人間のハーフということになる。
それ故かはわからないけれども、わたしはアルビノとして生まれてきてしまい、体も弱く、よく病気にもなるし、時折発作のようなものを起こしてしまうのだ、それは魔力が多すぎてわたしには制御しきれないことによっておこるらしく、それが発生すると、熱が出て胸が苦しくなる。
だが、やはり魔族の子、回復は早く、大きくなれば発作も徐々に収まるだろうとのことだ…。
人間と魔族のハーフ、どのくらい長く生きるかもわからない。今まで人間と魔族に子供ができたケースは少ないがあった。
だが、どの子長く生きられず、膨大な魔力を受け入れられず死んでしまったりと例は様々、若くして死んでしまった人が多いらしい。わたしのお母様は人間にしては稀な魔力を魔族とまではいかないが、魔力が高く、だから魔王の子供も産むことができたのだろうと、言われている。