最底辺の魔法使いに恋したガーディアン

 それはまだ魔王とやらが大活躍していて、勇者がもてはやされる時代。
 その魔王に滅ぼされた村では、一人の魔法使いが住んでいる。ただこの魔法使いは、攻撃魔法、防御魔法ともにろくなものが使えない。
 彼女が得意とするのは「占い」と「薬作り」だけ。
 そんな彼女を、人々は揶揄を込めてこう呼んだ。

──『最底辺の魔法使い』と。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,442 位 / 195,442件 ファンタジー 45,131 位 / 45,131件

あなたにおすすめの小説

どうやら貴方の隣は私の場所でなくなってしまったようなので、夜逃げします

皇 翼
恋愛
侯爵令嬢という何でも買ってもらえてどんな教育でも施してもらえる恵まれた立場、王太子という立場に恥じない、童話の王子様のように顔の整った婚約者。そして自分自身は最高の教育を施され、侯爵令嬢としてどこに出されても恥ずかしくない教養を身につけていて、顔が綺麗な両親に似たのだろう容姿は綺麗な方だと思う。 完璧……そう、完璧だと思っていた。自身の婚約者が、中庭で公爵令嬢とキスをしているのを見てしまうまでは――。

婚約破棄?一体何のお話ですか?

リヴァルナ
ファンタジー
なんだかざまぁ(?)系が書きたかったので書いてみました。 エルバルド学園卒業記念パーティー。 それも終わりに近付いた頃、ある事件が起こる… ※エブリスタさんでも投稿しています

魔法学院の護衛騎士

球磨川 葵
ファンタジー
 「これが私の騎士よ!」 魔法王国Art's(アーツ)その中でも異質な場所、国が見捨てた第3区画と呼ばれる所にクロトはいた。  ただ生きるだけの毎日、変わった事といえばクロトには魔法が全く使えないという事だけ。  ある日クロトは第3区画で襲われていたシロナという少女と出会う。  シロナは接触した相手の心が少し読めてしまうというサイドスキルを持っており、その影響で騎士を決められずにいた。  そんな時、心が何故か読めないクロトと出会い、騎士に任命することに。  シロナの騎士として魔法学園に入学することになり――  今まで全く無縁だった学院生活が始まるが果たして……!?

離縁してくださいと言ったら、大騒ぎになったのですが?

ネコ
恋愛
子爵令嬢レイラは北の領主グレアムと政略結婚をするも、彼が愛しているのは幼い頃から世話してきた従姉妹らしい。夫婦生活らしい交流すらなく、仕事と家事を押し付けられるばかり。ある日、従姉妹とグレアムの微妙な関係を目撃し、全てを諦める。

騎士志望のご令息は暗躍がお得意

月野槐樹
ファンタジー
王弟で辺境伯である父を保つマーカスは、辺境の田舎育ちのマイペースな次男坊。 剣の腕は、かつて「魔王」とまで言われた父や父似の兄に比べれば平凡と自認していて、剣より魔法が大好き。戦う時は武力より、どちらというと裏工作? だけど、ちょっとした気まぐれで騎士を目指してみました。 典型的な「騎士」とは違うかもしれないけど、護る時は全力です。 従者のジョセフィンと駆け抜ける青春学園騎士物語。

もう一度7歳からやりなおし!王太子妃にはなりません

片桐葵
恋愛
いわゆる悪役令嬢・セシルは19歳で死亡した。 皇太子のユリウス殿下の婚約者で高慢で尊大に振る舞い、義理の妹アリシアとユリウスの恋愛に嫉妬し最終的に殺害しようとした罪で断罪され、修道院送りとなった末の死亡だった。しかし死んだ後に女神が現れ7歳からやり直せるようにしてくれた。 もう一度7歳から人生をやり直せる事になったセシル。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?

おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました! 皆様ありがとうございます。 「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」 眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。 「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」 ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。 ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視 上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

はじめまして旦那様。あら?転生したのに結婚相手は前世で我が子を奪ったモラハラ夫でした。

はなたろう
ファンタジー
家に帰ると夫も生後6ヶ月の娘もいなかった。 テーブルには離婚届。慌てて義実家に行くと「あなたはもう不要です」と、姑が言った。閉められる前に見えた玄関には、見覚えのある女物の靴。その後、子供に会えないまま、事故であっけなく死んでしまった前世の私。名前を愛花。 目が覚めると異国のお城にいた。侯爵令嬢だという私。名前をアリアンディ・カラーズ。 そして、その日は、結婚相手の伯爵家に行く日だった。 結婚式前だというのに、義母様は強引に初夜を押し付けられる。早く跡継ぎが欲しいらしい。 旦那様は、無口で感じが悪く、私を歓迎していない様子。他に男がいるのか?女は口出すなと、最初から散々な尋問でうんざり。これが、いわゆる白い結婚。 ベッドに押し倒されたとき、前世の記憶がフラッシュバック! 待って。目の前の旦那様なんだか、顔や声は違うのに、知ってる気がして仕方ない。 もしかして、転生したのは私だけじゃなかったの? ここでも姑にいびられ、モラハラ夫に抱かれ、泣いて過ごすことになるの? そんな私の前に現れたのは、夫の弟だという、銀髪の美男子たった。今は養子に出て、身分は辺境伯だという。 その彼は、私を「愛花」と呼んだ。「何か思い出さないか?」とも聞いた。 私たち、どこかで会ったような……? そして、ついに迎えた結婚式。このまま、前世と同じ不運だらけの人生なの? ◆アリアンディ・カラーズ(ポーラディア侯爵令嬢、23才) =愛花 ◆オリフタン・マルゼンダ(マルゼンダ伯爵令息、25才)=政人 ◆カシスタン・ボルスト(ルートベア辺境伯、25才) ◆モズリン・オランジ(アリアンディの侍女。オランジ子爵夫人) 国名:シャンスディル