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第7話 奴隷商人からの災難
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ぼく達はギルムザ港に辿り着いた。
街の中を見ていると少しだけ怒りがふつふつと沸き上がった。
こいつら人間は、ラクシャミーを殺したのだから。
だけど、あのグリングシャという冒険者が原因であり、人間=敵ではない事は魔王であるぼく自身が一番知っている事なのだから。
友達になってくれたヴェイクが困るような事はしないほうが良い事を、ぼくが一番知っている。
「なぁ、初めての異世界の港街ってのはどんなもんなんだい?」
「とてもいいね、ロールプレイングゲームを思い出すよ」
「ロールプレイングゲーム?」
「まぁ、こんな世界のような場所で人生を再体験するゲームさ」
「それは面白そうだな、ぜひヴェイクの世界に渡ったらやらせてくれ」
「そんな日が来そうだよ」
「仲間達よ! 船は停泊させてもらったぁああ、後はこの港町で遊びほうけるだけだああああああ」
「おいらはどうしようかな」
チェイミは大はしゃぎだったが、デガスは少し面倒くさそうだった。
そういえばカモメのカモンの姿が見えなくなっている。
1人の老人がこちらにやってくる。
なぜか険しい顔をしながらだったのだが。
しわくちゃな老人だと思った。
ロールプレイングゲームで出てくる神父のような姿をしているが。
「そこの旅の者共よ! お告げがあるぞお告げが」
「なんだペテン野郎」
「貴様神父様を何だとおもっておるんだ。もう少し敬え」
「まぁ、チェイミ落ち着いて」
「神父様も落ち着いてください、まるで喧嘩別れした親子の再開のようだよ」
「ふ、それはいいな」
「なんでこんなくそ爺が親なんだよ」
「だからチェイミ落ち着いて」
「さて、お告げじゃもうめんどくさいから早口で言うぞ」
「てか、そこの神父様もなんで見ず知らずの冒険者風のぼくたちに、お告げを言うのさ」
「言わないと気が済まないんだよおおおお」
この謎の神父様とやらは相当頭がいかれているとぼくは見た。
だけど、残念な事に、神父様はこちらの意図など知らずに、早口言葉で、祝詞のように早口言葉羅列で続けて行った。
「光の神ラバスは闇の神バルスと相対的な位置にあるが、2つは一心同体であるとされているーその申し子がそこの路地裏にいるであろう、賢者デバッシュと賢者ラマリーの娘であるバナッシュが奴隷商人に襲われているだろう、かよわい少女を助けるのじゃ、それが君達の務めではなかろうかああ、ぜぇぜぇ、もういいや、帰ります、このシェ、じゃなくて、神父様は帰ります」
そうしてうるさい神父が立ち去ると。
「まぁ、取り合えず、路地裏に行ってみようか」
ぼくらはそうして路地裏に向かったわけで。
そこには1人の少女の両手に縄をつけ、拘束している男達がいた訳で。
あながち、あの神父のお告げも無駄ではないのかもしれないが。
「ひとーつ言い忘れていた」
とか言いながら神父様が戻ってきたのには面食らったが。
「そいつらは魔族の子供達を集めているうううう、奴隷として売りさばこうと画策しているう、なので助けてやって欲しい」
「てか、お前が助けろよ全部見てるだろうが」
「わしは、老眼でな何も見えん」
「うそこけえええええ」
チェイミが思わず突っ込んでいたのだが。
「お前、なんかオカシイな、目がねええええええ、まじだああああ」
その通り、神父の目がなくなっていた。
黒い眼窩には何も無かったのだから。
「ちがーう魔法がとけそうだ。さらば」
ぼふんと煙を飛ばして、神父様自体が爆発した。
それに対してチェイミがいつもながらの笑顔で口をぽかーんと開けていたのには笑った。
「お、カモンが戻ってきたぞ」
そんな事をしていると、カモメのカモンがチェイミの肩に止まった。
「おい、お前等」
そう、叫んだのはヴェイクだった。
街の中を見ていると少しだけ怒りがふつふつと沸き上がった。
こいつら人間は、ラクシャミーを殺したのだから。
だけど、あのグリングシャという冒険者が原因であり、人間=敵ではない事は魔王であるぼく自身が一番知っている事なのだから。
友達になってくれたヴェイクが困るような事はしないほうが良い事を、ぼくが一番知っている。
「なぁ、初めての異世界の港街ってのはどんなもんなんだい?」
「とてもいいね、ロールプレイングゲームを思い出すよ」
「ロールプレイングゲーム?」
「まぁ、こんな世界のような場所で人生を再体験するゲームさ」
「それは面白そうだな、ぜひヴェイクの世界に渡ったらやらせてくれ」
「そんな日が来そうだよ」
「仲間達よ! 船は停泊させてもらったぁああ、後はこの港町で遊びほうけるだけだああああああ」
「おいらはどうしようかな」
チェイミは大はしゃぎだったが、デガスは少し面倒くさそうだった。
そういえばカモメのカモンの姿が見えなくなっている。
1人の老人がこちらにやってくる。
なぜか険しい顔をしながらだったのだが。
しわくちゃな老人だと思った。
ロールプレイングゲームで出てくる神父のような姿をしているが。
「そこの旅の者共よ! お告げがあるぞお告げが」
「なんだペテン野郎」
「貴様神父様を何だとおもっておるんだ。もう少し敬え」
「まぁ、チェイミ落ち着いて」
「神父様も落ち着いてください、まるで喧嘩別れした親子の再開のようだよ」
「ふ、それはいいな」
「なんでこんなくそ爺が親なんだよ」
「だからチェイミ落ち着いて」
「さて、お告げじゃもうめんどくさいから早口で言うぞ」
「てか、そこの神父様もなんで見ず知らずの冒険者風のぼくたちに、お告げを言うのさ」
「言わないと気が済まないんだよおおおお」
この謎の神父様とやらは相当頭がいかれているとぼくは見た。
だけど、残念な事に、神父様はこちらの意図など知らずに、早口言葉で、祝詞のように早口言葉羅列で続けて行った。
「光の神ラバスは闇の神バルスと相対的な位置にあるが、2つは一心同体であるとされているーその申し子がそこの路地裏にいるであろう、賢者デバッシュと賢者ラマリーの娘であるバナッシュが奴隷商人に襲われているだろう、かよわい少女を助けるのじゃ、それが君達の務めではなかろうかああ、ぜぇぜぇ、もういいや、帰ります、このシェ、じゃなくて、神父様は帰ります」
そうしてうるさい神父が立ち去ると。
「まぁ、取り合えず、路地裏に行ってみようか」
ぼくらはそうして路地裏に向かったわけで。
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あながち、あの神父のお告げも無駄ではないのかもしれないが。
「ひとーつ言い忘れていた」
とか言いながら神父様が戻ってきたのには面食らったが。
「そいつらは魔族の子供達を集めているうううう、奴隷として売りさばこうと画策しているう、なので助けてやって欲しい」
「てか、お前が助けろよ全部見てるだろうが」
「わしは、老眼でな何も見えん」
「うそこけえええええ」
チェイミが思わず突っ込んでいたのだが。
「お前、なんかオカシイな、目がねええええええ、まじだああああ」
その通り、神父の目がなくなっていた。
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「お、カモンが戻ってきたぞ」
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そう、叫んだのはヴェイクだった。
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