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学園編 シャルロット婚約者との蜜月
そう、君は白く滑らかなお皿だよ。※
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「さて、何たべようか。シャーリーのおすすめのスイーツとかあるかな?」
どこかご機嫌のマリウス達の現在の状況は……。
スツールを並べて作った簡易ベッドのようなものに、一人素っ裸で横たわる、ちょっと不安げなシャルロット。それを両側から囲む、楽しそうな美青年三人。右側にマリウス。左側にエリオットとクラウスだ。彼らは男女悩殺ものとはいえ、しっかりガウン姿のままである。
マリウスのすぐ後ろにはバラエティー豊かなスイーツ達が乗ったテーブルがある。
今マリウスはそこから自分が食べるスイーツを嬉々として選んでいるところだ。
ちなみエリオットとクラウスも、それはもう楽しそうに吟味し選んだスイーツを、それぞれ皿にのせて自分の座る場所まで持って来ている。
「え?オススメですか?えっと……苺の生クリームがたっぷりのった苺ゼリーとか?どうでしょう。さっきとっても美味しそうでしたわ」
「生クリームにゼリーか……クス、それはとても美味しそうだね。じゃあそれにしようかな。でもシャーリー……さっきそのゼリー食べて無かったよね?」
「どれも美味しそうなものばかりで、たくさんあって迷ってしまって……全部食べられませんでしたわ」
「そうか…シャーリーもう食べれない?食べられそうなら一緒に食べようか。」
「はい!あれから少したったので、全然食べれますわっ」
「クス、ほんと可愛い食いしん坊さんだね。シャーリーは」
「そ、そんなこと……」
思わず食い気味に返事をしてしまったシャルロットは、マリウスに食いしん坊と言われて恥ずかしさにポッと頬を染めた。
「そんなこと?」
楽しげに口の端を引き上げるマリウス。
「……ナイ……デス…ワ」
否定しかけたシャルロットだが、心あたりがかなりある為、萎むように小声になっていった。
「クス。僕は食いしん坊のシャーリーも好きだよ。シャーリーにたくさん食べさせてあげる事が出来るからね」
「///////////」
いつもながら、シャルロットとの会話に甘々な殺し文句をサラッとぶち込む、絶世のイケメンマリウス。
ひとり裸姿のシャルロットは色んな意味で恥ずかしくて顔と言わず、体中ほんのり色づかせてしまう。
そこへエリオットが、向かい側からコソっとマリウスに耳打ちしてきた。
「なぁ、マリウス。シャーリーに最初だけ目隠しさせてみないか?その方がより感じてくれそうじゃん」
「やるなエリオット」
「おう、まかせろ」
ニヤッと、やんちゃ組二人は悪い笑みを浮かべた。
二人とも容姿は甘めの王子様系で、すこぶる良くとも、中身はすこぶる、ろくでも無い奴らであった。
ちなみにマリウスは艶っぽい甘さ(シャルロット限定)、エリオットは中性的美貌の甘さをもつ。見た目だけならばエリオットの方が中性的で王子様っぽく見えるが、しかし彼の溌剌とした男気溢れる性格や態度が彼を騎士や軍人にしか見えなくしている。事実彼は騎士科代表の国一の剣士だ。一方、マリウスはマリウスで甘めだが精悍さも併せ持つ顔で、しかもその甘さはクールな無表情と威圧感が通常運転のため……あまり感じ無い。しかしシャルロットに向ける時は蕩けるような甘甘フェイスの為、ザ、キラキラ王子様!となる。王子だが。素が絶世の美男である彼の蕩けた表情は、普段のギャップもあり男女ともに一撃必殺、イチコロりなのだ。
「シャーリー、少しだけ目隠ししてもいいかな?」
「え、目隠しですか?」
「そう。目隠し」
裸で寝かされた中、目隠しまでするのは少し不安を感じるシャルロットだが……
にこっ☆
マリウス伝家の宝刀!必殺!キラキラ王子さまスマイル!
ズキューン♡
「す、少しだけでしたら……」
「ありがとう。シャーリー、死ぬほど愛してるよ」
チュッ♡チュッ♡チュッ♡チュッ♡チュッ♡
マリウスはチョロイン…ではなく、シャルロットの両瞼に鼻の頭に唇に愛おしそうに軽いキスを落とす。
……だがその後も、「愛してる、可愛い、大好きだよ、食べちゃいたいな、愛しい子、好きだよ、僕の女神、」などと言いながら、顔中にキスの大雨を降らし続けてなかなか止まなかった。
しかも途中からは一つ一つの口づけが、やたらゆっくりと艶やめいたものになり、時にはペロリと舐められて、シャルロットは次第にくらくらしてきた。
「//////」
そんな二人を目の前で無言で眺めていたエリオットは、
(マリウスの奴、いつもながら愛情表現が重いな。しかし長い!ただキスしたいだけだろアイツ。ぜってぇアイツが一番欲望に忠実だろ。絶倫だし。あとシャーリーちゃん。ほんとチョロ過ぎだから!提案した僕が言うのもなんだけど、お兄ちゃんとっても心配だぞ~。頼むからその無防備さは、マリウスと僕達の時だけにしてくれよ!)
胸の内でチョロインの妹…もとい、素直過ぎる妹に若干の危機感を感じていた。
「おいマリウス!いい加減ながいわっ!全く!はい、どいてどいて、シャーリーに目隠しするから」
エリオットに追い立てられ、マリウスはシャルロットの顔の上から漸くしぶしぶ頭を引っ込めた。その顔は(ジャマすんなよ、シャーリーとのちゅうをっ!)と、何とも名残惜しさダダ漏れであった。
エリオットはぼーっとしているシャルロットの目にササっと手際良く目隠しの 紐を結ぶ。ちなみにシャルロットの目隠しに使った紐は、彼女が先程まで着ていたペラペラセクシーガウンのレース付きの薄い帯紐である。
「…あら?やぁん!真っ暗だわっ」
やっと目隠しに気づいたシャルロット。
「大丈夫だよ。目隠ししただけだからね。どうシャーリー?紐はキツくは無い?」
優しい声音で気遣うマリウスだが、やっている事はまぁまぁ鬼畜である。
なにせ裸に剥いて目隠しさせて女体盛りをしようとしているのだから。
「大丈夫ですわ。でも……見えないから少し不安です。マリさまやエリー兄さま、クラウ兄さまがどこにいるのか分からないもの」
心ぼそそうに言うシャルロットに、マリウス達は安心させるかのように?存在を伝える。
「僕はココいるよ、シャーリー」
そう言ってマリウスは、目の前にあるシャルロットのたわわでぷるんぷるんの片乳房を掴むと、ムニムニと優しく揉みながら、少し固くなったピンクの乳首を指でこりこりと扱き苛めた。
「あっ!ああんっ♡マリさま~乳首コリコリしちゃやぁんっ♡」
マリウスのイタズラな手に感じていたシャルロットだが……
「僕はこっちにいるからな、シャーリー」
今度はマリウスとは反対側の胸を、エリオットに少し強めに鷲掴みにされた。かなり豊満なのに横たわっても形が崩れ無いという、奇跡のハリを持つ乳房を、ぐにゅんぐにゅん…と大きく揉み回しながら、更に硬くなって真上にツンと突き立ったいやらしい乳首を、手のひらで強めに擦る。
「ああぁんっ♡え、エリー兄さまぁ~胸を振り回しちゃ…あっ!乳首こすれて……あんっ♡強いの…ダメぇ~んっ♡……んむっ」
そこへ、
湧き上がる快感にたまらず喘えぐシャルロットのぷる艶唇を、マリウスの薄い唇が再び塞いだ。
先程も散々口づけしていたが、まだまだし足りないと言うように、マリウスはシャルロットのぷっくりとしたさくらんぼの唇を嬉々として貪り舐め始めた。
すぐに二人の舌と唾液の絡む淫靡な音がクチュクチュと響き始めた。
するとその時、エリオットが揉んでいた方の乳房の乳首あたりが急に冷りとした。
(っ!!?)
吃驚したシャルロットはひゃん!と、小さな悲鳴をあげ……
「ふんんっ!」
たくてもマリウスに唇を塞がれていてあげれなかった。
何が起きたのか、どうなっているのか気になるシャルロットはなんとかマリウスの唇から逃れると、エリオットが弄っていた方の胸を見ようとする。しかしながら、当然目隠しをしているので見えるはずが無い。
「え?え?見えないわっ。何をしたの?エリー兄さま、冷たいわ」
(((安定の天然で可愛い子)))
三人のイケメン溺愛婚約者達は、相変わらずちょっぴり残念な美少女に萌えた。
シャルロットには見えないが、彼女のピンクの乳首のまわりには、白いソースのようなものを纏った小粒のぶどうが三粒、乗っていた。
「怖がらなくても大丈夫だよ。エリオットがシャーリーの胸にぶどうを乗せただけだから」
シャルロットを安心させようと何でも無いようにサラッと爽やかに答えるマリウス。
だがその答えに、より困惑するシャルロット。
「え?ぶ、ぶどうですか?どうして胸になんて……」
「クス。それはね、シャーリーの身体が今お皿だからだよ。」
この瞬間、マリウスが黒い笑みを浮かべたのをエリオット達は見逃さなかった。先程の安心させようとした善良な心が黒く染まる瞬間を。
「お皿?……え?!私の身体は今お皿になっているのですか?!」
「そう、今君は白く滑らかなお皿だよ。クス」
「そんなっ…私人間じゃなくなっちゃったの?」
マリウスの明らかな言葉操作で、勘違いし焦ってパニックになる憐れなシャルロット。憐れには思うが、子供でもなかなかしない勘違いを素直にする残念なシャルロットの姿は、とても可愛いなと思う三人だった。
だが流石に皆んなの真面目なお兄ちゃん、のクラウスは常識ある大人だった。シャルロットが可哀想で、まいど懲りない腹黒サド野郎(マリウス)から、まんまと嵌められたマヌケな勘違いを、訂正してあげる事にした。
「シャーリー安心をし、お前は綺麗な人間のままだよ。」
ちなみにこの時クラウスはというと……何度見ても惹き込まれる、いやらしくて美しいシャルロットの裸体を再びじっくりと視姦するよう見入っていた。そう、あのセリフはシャルロットの綺麗な裸体を見つめながら言っていた。
真面目で常識あるオトナ……?の筈な皆んなのお兄ちゃんは……やはりちょっとむっつリ変態?なのかもしれない。
マリウス、エリオットの弟達が、シラ~と目を半眼にしてその姿を見ていたが、シャルロットの裸体に夢中だったクラウスが気付く事は無かった。
─────────────────────
一部修正、加筆しました。
アレ?女体盛りが……。次こそ進めるぞ!
ながらく間があいてしまい、すみませんでした。
(。>ㅿ<。)
どこかご機嫌のマリウス達の現在の状況は……。
スツールを並べて作った簡易ベッドのようなものに、一人素っ裸で横たわる、ちょっと不安げなシャルロット。それを両側から囲む、楽しそうな美青年三人。右側にマリウス。左側にエリオットとクラウスだ。彼らは男女悩殺ものとはいえ、しっかりガウン姿のままである。
マリウスのすぐ後ろにはバラエティー豊かなスイーツ達が乗ったテーブルがある。
今マリウスはそこから自分が食べるスイーツを嬉々として選んでいるところだ。
ちなみエリオットとクラウスも、それはもう楽しそうに吟味し選んだスイーツを、それぞれ皿にのせて自分の座る場所まで持って来ている。
「え?オススメですか?えっと……苺の生クリームがたっぷりのった苺ゼリーとか?どうでしょう。さっきとっても美味しそうでしたわ」
「生クリームにゼリーか……クス、それはとても美味しそうだね。じゃあそれにしようかな。でもシャーリー……さっきそのゼリー食べて無かったよね?」
「どれも美味しそうなものばかりで、たくさんあって迷ってしまって……全部食べられませんでしたわ」
「そうか…シャーリーもう食べれない?食べられそうなら一緒に食べようか。」
「はい!あれから少したったので、全然食べれますわっ」
「クス、ほんと可愛い食いしん坊さんだね。シャーリーは」
「そ、そんなこと……」
思わず食い気味に返事をしてしまったシャルロットは、マリウスに食いしん坊と言われて恥ずかしさにポッと頬を染めた。
「そんなこと?」
楽しげに口の端を引き上げるマリウス。
「……ナイ……デス…ワ」
否定しかけたシャルロットだが、心あたりがかなりある為、萎むように小声になっていった。
「クス。僕は食いしん坊のシャーリーも好きだよ。シャーリーにたくさん食べさせてあげる事が出来るからね」
「///////////」
いつもながら、シャルロットとの会話に甘々な殺し文句をサラッとぶち込む、絶世のイケメンマリウス。
ひとり裸姿のシャルロットは色んな意味で恥ずかしくて顔と言わず、体中ほんのり色づかせてしまう。
そこへエリオットが、向かい側からコソっとマリウスに耳打ちしてきた。
「なぁ、マリウス。シャーリーに最初だけ目隠しさせてみないか?その方がより感じてくれそうじゃん」
「やるなエリオット」
「おう、まかせろ」
ニヤッと、やんちゃ組二人は悪い笑みを浮かべた。
二人とも容姿は甘めの王子様系で、すこぶる良くとも、中身はすこぶる、ろくでも無い奴らであった。
ちなみにマリウスは艶っぽい甘さ(シャルロット限定)、エリオットは中性的美貌の甘さをもつ。見た目だけならばエリオットの方が中性的で王子様っぽく見えるが、しかし彼の溌剌とした男気溢れる性格や態度が彼を騎士や軍人にしか見えなくしている。事実彼は騎士科代表の国一の剣士だ。一方、マリウスはマリウスで甘めだが精悍さも併せ持つ顔で、しかもその甘さはクールな無表情と威圧感が通常運転のため……あまり感じ無い。しかしシャルロットに向ける時は蕩けるような甘甘フェイスの為、ザ、キラキラ王子様!となる。王子だが。素が絶世の美男である彼の蕩けた表情は、普段のギャップもあり男女ともに一撃必殺、イチコロりなのだ。
「シャーリー、少しだけ目隠ししてもいいかな?」
「え、目隠しですか?」
「そう。目隠し」
裸で寝かされた中、目隠しまでするのは少し不安を感じるシャルロットだが……
にこっ☆
マリウス伝家の宝刀!必殺!キラキラ王子さまスマイル!
ズキューン♡
「す、少しだけでしたら……」
「ありがとう。シャーリー、死ぬほど愛してるよ」
チュッ♡チュッ♡チュッ♡チュッ♡チュッ♡
マリウスはチョロイン…ではなく、シャルロットの両瞼に鼻の頭に唇に愛おしそうに軽いキスを落とす。
……だがその後も、「愛してる、可愛い、大好きだよ、食べちゃいたいな、愛しい子、好きだよ、僕の女神、」などと言いながら、顔中にキスの大雨を降らし続けてなかなか止まなかった。
しかも途中からは一つ一つの口づけが、やたらゆっくりと艶やめいたものになり、時にはペロリと舐められて、シャルロットは次第にくらくらしてきた。
「//////」
そんな二人を目の前で無言で眺めていたエリオットは、
(マリウスの奴、いつもながら愛情表現が重いな。しかし長い!ただキスしたいだけだろアイツ。ぜってぇアイツが一番欲望に忠実だろ。絶倫だし。あとシャーリーちゃん。ほんとチョロ過ぎだから!提案した僕が言うのもなんだけど、お兄ちゃんとっても心配だぞ~。頼むからその無防備さは、マリウスと僕達の時だけにしてくれよ!)
胸の内でチョロインの妹…もとい、素直過ぎる妹に若干の危機感を感じていた。
「おいマリウス!いい加減ながいわっ!全く!はい、どいてどいて、シャーリーに目隠しするから」
エリオットに追い立てられ、マリウスはシャルロットの顔の上から漸くしぶしぶ頭を引っ込めた。その顔は(ジャマすんなよ、シャーリーとのちゅうをっ!)と、何とも名残惜しさダダ漏れであった。
エリオットはぼーっとしているシャルロットの目にササっと手際良く目隠しの 紐を結ぶ。ちなみにシャルロットの目隠しに使った紐は、彼女が先程まで着ていたペラペラセクシーガウンのレース付きの薄い帯紐である。
「…あら?やぁん!真っ暗だわっ」
やっと目隠しに気づいたシャルロット。
「大丈夫だよ。目隠ししただけだからね。どうシャーリー?紐はキツくは無い?」
優しい声音で気遣うマリウスだが、やっている事はまぁまぁ鬼畜である。
なにせ裸に剥いて目隠しさせて女体盛りをしようとしているのだから。
「大丈夫ですわ。でも……見えないから少し不安です。マリさまやエリー兄さま、クラウ兄さまがどこにいるのか分からないもの」
心ぼそそうに言うシャルロットに、マリウス達は安心させるかのように?存在を伝える。
「僕はココいるよ、シャーリー」
そう言ってマリウスは、目の前にあるシャルロットのたわわでぷるんぷるんの片乳房を掴むと、ムニムニと優しく揉みながら、少し固くなったピンクの乳首を指でこりこりと扱き苛めた。
「あっ!ああんっ♡マリさま~乳首コリコリしちゃやぁんっ♡」
マリウスのイタズラな手に感じていたシャルロットだが……
「僕はこっちにいるからな、シャーリー」
今度はマリウスとは反対側の胸を、エリオットに少し強めに鷲掴みにされた。かなり豊満なのに横たわっても形が崩れ無いという、奇跡のハリを持つ乳房を、ぐにゅんぐにゅん…と大きく揉み回しながら、更に硬くなって真上にツンと突き立ったいやらしい乳首を、手のひらで強めに擦る。
「ああぁんっ♡え、エリー兄さまぁ~胸を振り回しちゃ…あっ!乳首こすれて……あんっ♡強いの…ダメぇ~んっ♡……んむっ」
そこへ、
湧き上がる快感にたまらず喘えぐシャルロットのぷる艶唇を、マリウスの薄い唇が再び塞いだ。
先程も散々口づけしていたが、まだまだし足りないと言うように、マリウスはシャルロットのぷっくりとしたさくらんぼの唇を嬉々として貪り舐め始めた。
すぐに二人の舌と唾液の絡む淫靡な音がクチュクチュと響き始めた。
するとその時、エリオットが揉んでいた方の乳房の乳首あたりが急に冷りとした。
(っ!!?)
吃驚したシャルロットはひゃん!と、小さな悲鳴をあげ……
「ふんんっ!」
たくてもマリウスに唇を塞がれていてあげれなかった。
何が起きたのか、どうなっているのか気になるシャルロットはなんとかマリウスの唇から逃れると、エリオットが弄っていた方の胸を見ようとする。しかしながら、当然目隠しをしているので見えるはずが無い。
「え?え?見えないわっ。何をしたの?エリー兄さま、冷たいわ」
(((安定の天然で可愛い子)))
三人のイケメン溺愛婚約者達は、相変わらずちょっぴり残念な美少女に萌えた。
シャルロットには見えないが、彼女のピンクの乳首のまわりには、白いソースのようなものを纏った小粒のぶどうが三粒、乗っていた。
「怖がらなくても大丈夫だよ。エリオットがシャーリーの胸にぶどうを乗せただけだから」
シャルロットを安心させようと何でも無いようにサラッと爽やかに答えるマリウス。
だがその答えに、より困惑するシャルロット。
「え?ぶ、ぶどうですか?どうして胸になんて……」
「クス。それはね、シャーリーの身体が今お皿だからだよ。」
この瞬間、マリウスが黒い笑みを浮かべたのをエリオット達は見逃さなかった。先程の安心させようとした善良な心が黒く染まる瞬間を。
「お皿?……え?!私の身体は今お皿になっているのですか?!」
「そう、今君は白く滑らかなお皿だよ。クス」
「そんなっ…私人間じゃなくなっちゃったの?」
マリウスの明らかな言葉操作で、勘違いし焦ってパニックになる憐れなシャルロット。憐れには思うが、子供でもなかなかしない勘違いを素直にする残念なシャルロットの姿は、とても可愛いなと思う三人だった。
だが流石に皆んなの真面目なお兄ちゃん、のクラウスは常識ある大人だった。シャルロットが可哀想で、まいど懲りない腹黒サド野郎(マリウス)から、まんまと嵌められたマヌケな勘違いを、訂正してあげる事にした。
「シャーリー安心をし、お前は綺麗な人間のままだよ。」
ちなみにこの時クラウスはというと……何度見ても惹き込まれる、いやらしくて美しいシャルロットの裸体を再びじっくりと視姦するよう見入っていた。そう、あのセリフはシャルロットの綺麗な裸体を見つめながら言っていた。
真面目で常識あるオトナ……?の筈な皆んなのお兄ちゃんは……やはりちょっとむっつリ変態?なのかもしれない。
マリウス、エリオットの弟達が、シラ~と目を半眼にしてその姿を見ていたが、シャルロットの裸体に夢中だったクラウスが気付く事は無かった。
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一部修正、加筆しました。
アレ?女体盛りが……。次こそ進めるぞ!
ながらく間があいてしまい、すみませんでした。
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