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学園編 シャルロット婚約者との蜜月
マリウスという男。ルシアスという男。
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ルシアスはシャルロット達と別れて男子更衣室に向かっていた。するとその途中の廊下で思いも寄らない人物と出会った。
その人物は高身長のスラリとした身体を軽く壁に凭れかけて立っていた。引き締まった腕を組み、少し俯く端整な顔には短い銀髪がかかっていた。いつも通り無表情なのは分かるが畏怖させるほどの冷艶な青の瞳は長い銀のまつ毛が伏せられており開いているのかそうでないのかはよく分からない。どことなく憂いを含んだようなその立ち姿は彼をいつも以上に艶美に見せた。
「うわっ殿下っ!?……どうしてこんな所に?」
前方にやたらとオーラのある綺麗な男が立ってるな……殿下達以外でまだこんなヤツ居たんだな……。などと思いながらルシアスは近くまで来た時もう一度その人物をチラッと見ると…………思いっきりそのマリウスだったのだ。
(びっくりしたぁ~っ!?この人ホント心臓に悪いんだよな……)
「お前に話したい事があるから待っていた」
マリウスはもたれていた壁から身体を起こすとルシアスに向き合いそう言った。
「……シャルロットの性教育実技の専属の件ですか?」
ルシアスはマリウスの話したい事が何なのかスグに分かった。今、このタイミングで、しかもわざわざ自分からルシアスに会いに来たのだ。話したい事など一つしか無い。
「ああ、そうだ。もうすぐお前達は実技だろう?」
「はい、そうです。けど……何で分かったんですか?」
「簡単な事だ、性教育専任のスリプス先生が直に報告してきたからだ。このあと体操服を着て性教育の実技をしようと思うのですが、大丈夫でしたか?とな。」
「………………。」
「その後に、最近の生徒は性に貪欲過ぎて通常のカリキュラムでは授業が立ち行かなくなって来たので今後は実技を増やして行こうと考えていますがそれについては問題ないでしょうか?とか言ってきた時はよっぽど問題あるから止めろと言おうと思ったが……さすがに止めておいた。」
「……………………。」
(おい~っ!!どんだけここの教師殿下にビビってんだよっ?!お伺い立てすぎだろうっ!……まぁ分からんくは無いが……いやいやっ授業の方針までお伺い立てるなよなっ!……でもやっぱ今の生徒達と授業内容が噛み合って無いのはあの先生も良く分かってんだな。ぶっちゃけノーマル内容で教える事なんて無いだろうし、少しでも楽しくして授業を飽きさせない様にするつもりなのか?ってか……殿下ってこう言うキャラだっけ?)
「おい。ルシアスお前聞いてるのか?」
「え?あっ、はいっ聞いてます」
訝しげにこちらを見てくる美麗な男からはなぜか今迄のような畏怖する程の冷淡さを感じなかった。
「それでだ、今後のシャルロットの実技の相手はルシアス、お前に全て任せたいと思ってる。どうだ?頼めるか?」
「っ!!はいっ勿論ですっ!俺の方こそ任せてもらえて光栄です。ありがとうございます殿下」
その時ルシアスは、マリウスが一瞬フッと微かに笑ったように見えた。それはまるで自分が認められたような、許されたような、寛容さを感じた。
(うわぁ……何このギャップ…思わず男なのにキュンと来ちゃったじゃんよっ…。なるほどな、このギャップで殿下は周りの人間をたらし込んでいるのか。怖い人だけど何故か男女人気な理由が分かった気がする。うん、人たらしな完璧王太子……最強過ぎるな。あ、違う。シャルロットへの執着ぶりがイタイから完璧では無いな。って、待て待て!そんな事より大事な事があるだろっ俺っ!)
「あの…殿下……え~とシャルロットの実技の最中にまた弾かれると困るので、彼女につけられた防衛魔法を少し教えて貰えたら…助かるんですが……」
(このカラクリが分かれば気兼ねなくシャルロットを攻めれるっ!)
「………………。」
無言が続くマリウスを訝しみチラッと見るルシアス。
「殿下?」
(うわっやべぇ~っ!ジッとこっち見てるじゃねぇかっ!よからぬ事を考えてたのがバレたか?!)
マリウスはそんなルシアスの様子をつぶさに見た後、大きく一つ息をついた。
「はぁ……安心しろ。お前がシャルロットに嫌がる事をしなければ弾かれる事は無い。あれは彼女の身を護る防御魔法だ。シャルロットの危機や、彼女が拒絶すれば自動で魔法が発動し弾かれる。今後も授業だからといって外しはしない。
ああ、あと弾かれたら僕らが感知する仕組みだから、ヘタな事して実技中に僕らに押しかけられないようにせいぜいシャルロットに触れる時は彼女に嫌がられ無いよう上手に触れる事だな。」
「感知……。マジですか……はい、嫌がられ無いよう上手に触るようめちゃくちゃ気をつけます」
(やっぱり拒絶が原因か……ってか感知って!どんだけ管理されてるんだよっ!しかも毎回飛んで来る気かよっ!?)
「それと、まぁ大体予想はついてるだろうがシャルロットには貞操を護る魔法がついている。僕ら以外の男根は絶対に入らない。たとえ発情したシャルロットがお前のものを望んでもだ。」
「えっ?シャルロットが望んでもですか?」
「そうだ。忘れてるかも知れないがシャルロットは王太子の婚約者だ。しかも溺愛している。」
(あ、自分ではっきり言った。)
「むき出しの男根をシャルロットの秘部に直接当てようとしても弾かれる。もちろんそんな危機は僕らが感知するからスグにその不届き者を抹殺するがな。だがこの前と違い指の侵入の感知は実技に支障もあるから外した。だから実技でお前がシャルロットに触れる度に分かるわけじゃない無い。実技じゃなくともな。良かったなルシアス安心しろ。」
「はい、それはめちゃくちゃ安心しました。……あ、いやいやっ別に安心してませんってっ!……ん?というか実技に支障ありますよ?前戯の素股どうするんですかっ?」
(マジでガッチガチにガードしてるじゃんかっ!コレ本人知ってんのか?いや、知らないだろうな。たとえ知ってもマリさまやお兄さま達が護ってくれてるのね…とかのんきに言いそうだし。)
「素股?ああ、でも生じゃないだろう?」
「?まだ分かんないですけど…多分そうかと」
「だったら大丈夫だ。………本当はあまりお前に言いたくは無いが、まったくの生どうしの直接じゃなければ接触は出来る。たとえば生どうしでも厚さ関係なく間に何か挟んだら普通に接触可能だ。」
「えっ!マジですか?!」
(マジかっ!だったら魔法避妊薬で俺の生Jrに膜はったらシャルロットの生まんこに普通に入れる事出来るじゃん!やったっ!)
ぱっと破顔して喜ぶルシアスにマリウスの目が極寒大魔王になった。
「お前、あまり調子にのって僕のシャルロットに悪戯するなよ」
ピッキーン。この場の空気とルシアスは一瞬で凍りついた。
「…………。」
「言っておくがどんな優秀な魔法避妊具を使ったとしても、膣には何人たりとも絶対に男根は入らんからな。僕達以外はな。それと、真面目な話これだけは 覚えておけ。僕はあの二人…シャルロットの兄達とは共に彼女を守ると誓った同士であり、幼い頃からの特別な仲だ。だから一妻多夫も彼らならシャルロットが望めば受け入れるつもりだ。だがそれ以外はまた話が別だ。
正直お前が思っているより遥かに僕のシャルロットへの愛は深い。本来なら誰にも触れさせたくは無いし、見せたくもない。学園など通わせず自分だけが知る何処かに隠して僕の愛だけで包んでおきたいと何時も思っているくらいだ。
だからお前が前に言っていた一妻多夫制だから俺もという考えははっきり言って王太子の僕には通じない。彼女がもしお前を夫にと望んだからといって、お前が彼女の夫になれるかは別だ。僕が許さない限りな。それと、彼女がお前を受け入れても、お前に惚れることは多分無い。」
「……どうして、そう分かるんですか?」
ルシアスは思わず聞いた。なんの根拠があるんだと。
「分かる。お前と僕とでは根本的に彼女への愛の質が違うからだ。」
「…………」
はっきりと断言したマリウスにルシアスは何も言い返せなかった。確かに全く違うからだ。
この男に彼女の事で…いやそれ以外でも勝てる奴はいないだろうと、ルシアスは直感した。この直感ははずれて無いという事も。
(何だよ……質って、言い切るなよな……カッコよすぎ何だよあんた…。ちっ!嫉妬や怒りすら湧いて来ないし、どこか納得してるじゃん俺…ダッセ。)
「安心しろ、お前だけじゃ無い。あの二人も同じだ。」
黙りこんだルシアスにフォローでもしたのかマリウスはそう言って苦笑した。
「……大丈夫です。俺別に一番じゃ無くてもいいんで。殿下の次の次の次でいいんで。いつか俺も殿下達の仲間に入れて下さいね」
「ふっ、本当にお前はしぶといし、しつこいな。ちゃんと自分で四番目に甘んじる辺りが特に諦めの悪さと狡猾さを感じる。まぁせいぜい頑張ってシャーリーに気に入られろ。全ての話しはそれからだ。」
マリウスはルシアスのあまりのしつこさに呆れてつい笑ってしまう。
「はい、そうしますっ!その時は俺のこと認めて下さいねっ!」
「さぁな。」
「えっ!?今話はそれからって言いましたよねっ?ねっ?ねっ?」
「ああ~しつこいわっ!…………考えるだけなら一瞬考えてやる。」
「やった!それで十分ですよ。よぉし!シャルロットに頑張って気に入られるぞっ!」
「………………。」
マリウスは余計な事を言って逆にこいつに火をつけたかも知れないと、さっきの自分の言葉を悔やんでいた。
その人物は高身長のスラリとした身体を軽く壁に凭れかけて立っていた。引き締まった腕を組み、少し俯く端整な顔には短い銀髪がかかっていた。いつも通り無表情なのは分かるが畏怖させるほどの冷艶な青の瞳は長い銀のまつ毛が伏せられており開いているのかそうでないのかはよく分からない。どことなく憂いを含んだようなその立ち姿は彼をいつも以上に艶美に見せた。
「うわっ殿下っ!?……どうしてこんな所に?」
前方にやたらとオーラのある綺麗な男が立ってるな……殿下達以外でまだこんなヤツ居たんだな……。などと思いながらルシアスは近くまで来た時もう一度その人物をチラッと見ると…………思いっきりそのマリウスだったのだ。
(びっくりしたぁ~っ!?この人ホント心臓に悪いんだよな……)
「お前に話したい事があるから待っていた」
マリウスはもたれていた壁から身体を起こすとルシアスに向き合いそう言った。
「……シャルロットの性教育実技の専属の件ですか?」
ルシアスはマリウスの話したい事が何なのかスグに分かった。今、このタイミングで、しかもわざわざ自分からルシアスに会いに来たのだ。話したい事など一つしか無い。
「ああ、そうだ。もうすぐお前達は実技だろう?」
「はい、そうです。けど……何で分かったんですか?」
「簡単な事だ、性教育専任のスリプス先生が直に報告してきたからだ。このあと体操服を着て性教育の実技をしようと思うのですが、大丈夫でしたか?とな。」
「………………。」
「その後に、最近の生徒は性に貪欲過ぎて通常のカリキュラムでは授業が立ち行かなくなって来たので今後は実技を増やして行こうと考えていますがそれについては問題ないでしょうか?とか言ってきた時はよっぽど問題あるから止めろと言おうと思ったが……さすがに止めておいた。」
「……………………。」
(おい~っ!!どんだけここの教師殿下にビビってんだよっ?!お伺い立てすぎだろうっ!……まぁ分からんくは無いが……いやいやっ授業の方針までお伺い立てるなよなっ!……でもやっぱ今の生徒達と授業内容が噛み合って無いのはあの先生も良く分かってんだな。ぶっちゃけノーマル内容で教える事なんて無いだろうし、少しでも楽しくして授業を飽きさせない様にするつもりなのか?ってか……殿下ってこう言うキャラだっけ?)
「おい。ルシアスお前聞いてるのか?」
「え?あっ、はいっ聞いてます」
訝しげにこちらを見てくる美麗な男からはなぜか今迄のような畏怖する程の冷淡さを感じなかった。
「それでだ、今後のシャルロットの実技の相手はルシアス、お前に全て任せたいと思ってる。どうだ?頼めるか?」
「っ!!はいっ勿論ですっ!俺の方こそ任せてもらえて光栄です。ありがとうございます殿下」
その時ルシアスは、マリウスが一瞬フッと微かに笑ったように見えた。それはまるで自分が認められたような、許されたような、寛容さを感じた。
(うわぁ……何このギャップ…思わず男なのにキュンと来ちゃったじゃんよっ…。なるほどな、このギャップで殿下は周りの人間をたらし込んでいるのか。怖い人だけど何故か男女人気な理由が分かった気がする。うん、人たらしな完璧王太子……最強過ぎるな。あ、違う。シャルロットへの執着ぶりがイタイから完璧では無いな。って、待て待て!そんな事より大事な事があるだろっ俺っ!)
「あの…殿下……え~とシャルロットの実技の最中にまた弾かれると困るので、彼女につけられた防衛魔法を少し教えて貰えたら…助かるんですが……」
(このカラクリが分かれば気兼ねなくシャルロットを攻めれるっ!)
「………………。」
無言が続くマリウスを訝しみチラッと見るルシアス。
「殿下?」
(うわっやべぇ~っ!ジッとこっち見てるじゃねぇかっ!よからぬ事を考えてたのがバレたか?!)
マリウスはそんなルシアスの様子をつぶさに見た後、大きく一つ息をついた。
「はぁ……安心しろ。お前がシャルロットに嫌がる事をしなければ弾かれる事は無い。あれは彼女の身を護る防御魔法だ。シャルロットの危機や、彼女が拒絶すれば自動で魔法が発動し弾かれる。今後も授業だからといって外しはしない。
ああ、あと弾かれたら僕らが感知する仕組みだから、ヘタな事して実技中に僕らに押しかけられないようにせいぜいシャルロットに触れる時は彼女に嫌がられ無いよう上手に触れる事だな。」
「感知……。マジですか……はい、嫌がられ無いよう上手に触るようめちゃくちゃ気をつけます」
(やっぱり拒絶が原因か……ってか感知って!どんだけ管理されてるんだよっ!しかも毎回飛んで来る気かよっ!?)
「それと、まぁ大体予想はついてるだろうがシャルロットには貞操を護る魔法がついている。僕ら以外の男根は絶対に入らない。たとえ発情したシャルロットがお前のものを望んでもだ。」
「えっ?シャルロットが望んでもですか?」
「そうだ。忘れてるかも知れないがシャルロットは王太子の婚約者だ。しかも溺愛している。」
(あ、自分ではっきり言った。)
「むき出しの男根をシャルロットの秘部に直接当てようとしても弾かれる。もちろんそんな危機は僕らが感知するからスグにその不届き者を抹殺するがな。だがこの前と違い指の侵入の感知は実技に支障もあるから外した。だから実技でお前がシャルロットに触れる度に分かるわけじゃない無い。実技じゃなくともな。良かったなルシアス安心しろ。」
「はい、それはめちゃくちゃ安心しました。……あ、いやいやっ別に安心してませんってっ!……ん?というか実技に支障ありますよ?前戯の素股どうするんですかっ?」
(マジでガッチガチにガードしてるじゃんかっ!コレ本人知ってんのか?いや、知らないだろうな。たとえ知ってもマリさまやお兄さま達が護ってくれてるのね…とかのんきに言いそうだし。)
「素股?ああ、でも生じゃないだろう?」
「?まだ分かんないですけど…多分そうかと」
「だったら大丈夫だ。………本当はあまりお前に言いたくは無いが、まったくの生どうしの直接じゃなければ接触は出来る。たとえば生どうしでも厚さ関係なく間に何か挟んだら普通に接触可能だ。」
「えっ!マジですか?!」
(マジかっ!だったら魔法避妊薬で俺の生Jrに膜はったらシャルロットの生まんこに普通に入れる事出来るじゃん!やったっ!)
ぱっと破顔して喜ぶルシアスにマリウスの目が極寒大魔王になった。
「お前、あまり調子にのって僕のシャルロットに悪戯するなよ」
ピッキーン。この場の空気とルシアスは一瞬で凍りついた。
「…………。」
「言っておくがどんな優秀な魔法避妊具を使ったとしても、膣には何人たりとも絶対に男根は入らんからな。僕達以外はな。それと、真面目な話これだけは 覚えておけ。僕はあの二人…シャルロットの兄達とは共に彼女を守ると誓った同士であり、幼い頃からの特別な仲だ。だから一妻多夫も彼らならシャルロットが望めば受け入れるつもりだ。だがそれ以外はまた話が別だ。
正直お前が思っているより遥かに僕のシャルロットへの愛は深い。本来なら誰にも触れさせたくは無いし、見せたくもない。学園など通わせず自分だけが知る何処かに隠して僕の愛だけで包んでおきたいと何時も思っているくらいだ。
だからお前が前に言っていた一妻多夫制だから俺もという考えははっきり言って王太子の僕には通じない。彼女がもしお前を夫にと望んだからといって、お前が彼女の夫になれるかは別だ。僕が許さない限りな。それと、彼女がお前を受け入れても、お前に惚れることは多分無い。」
「……どうして、そう分かるんですか?」
ルシアスは思わず聞いた。なんの根拠があるんだと。
「分かる。お前と僕とでは根本的に彼女への愛の質が違うからだ。」
「…………」
はっきりと断言したマリウスにルシアスは何も言い返せなかった。確かに全く違うからだ。
この男に彼女の事で…いやそれ以外でも勝てる奴はいないだろうと、ルシアスは直感した。この直感ははずれて無いという事も。
(何だよ……質って、言い切るなよな……カッコよすぎ何だよあんた…。ちっ!嫉妬や怒りすら湧いて来ないし、どこか納得してるじゃん俺…ダッセ。)
「安心しろ、お前だけじゃ無い。あの二人も同じだ。」
黙りこんだルシアスにフォローでもしたのかマリウスはそう言って苦笑した。
「……大丈夫です。俺別に一番じゃ無くてもいいんで。殿下の次の次の次でいいんで。いつか俺も殿下達の仲間に入れて下さいね」
「ふっ、本当にお前はしぶといし、しつこいな。ちゃんと自分で四番目に甘んじる辺りが特に諦めの悪さと狡猾さを感じる。まぁせいぜい頑張ってシャーリーに気に入られろ。全ての話しはそれからだ。」
マリウスはルシアスのあまりのしつこさに呆れてつい笑ってしまう。
「はい、そうしますっ!その時は俺のこと認めて下さいねっ!」
「さぁな。」
「えっ!?今話はそれからって言いましたよねっ?ねっ?ねっ?」
「ああ~しつこいわっ!…………考えるだけなら一瞬考えてやる。」
「やった!それで十分ですよ。よぉし!シャルロットに頑張って気に入られるぞっ!」
「………………。」
マリウスは余計な事を言って逆にこいつに火をつけたかも知れないと、さっきの自分の言葉を悔やんでいた。
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