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学園編 シャルロット13歳でも大人
うちの使用人は優秀です。
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「それにしても 短い制服よね……」
お着替えのためお母様とマリ様とお兄様達と別れた私は、自室の鏡で朝と同じ様に自分の制服姿を眺めていた。
「そうですね、可愛いしお嬢様に良く似合っていますけど、確かにかなり短いですね」
そう答えたのは幼い頃から仕えてくれている侍女のリリー。黒髪を後ろで纏めた赤目の美人で、昨年の二十歳に家で働く副執事長のペイルと結婚した新婚さんです。
私には後二人のお世話係がいるけれど、侍女は彼女だけです。お母様やお父様、マリ様達が侍女にするだけ信頼出来るのが彼女以外にいないそうです。それでも基本的にうちで働くには、城よりももっと厳しい審査をクリアしなければならないらしく、なのでそれを乗り越えた家の使用人達は、城勤めが余裕なほど皆んな優秀なのです。
じゃあ何故皆んな城で働かないの?
と思いますよね?お母様に聞いた所、家は城とは違い、生まれや身分、家柄はいっさい問わなく、その人個人の人格や能力が全てで立場をかさにした理不尽な事も無いそうです。何なら庶民出の有能先輩使用人に貴族の使用人が怒られてる事も普通にありますね。あ、その貴族の人も審査を突破した人ですから普通に優秀なんですよ?
それに、城の使用人として働くより基本給も高く、何より城よりもステータスが高いのです!アマルティス家で働いている。という事は実力と能力がとても高い優秀な人物!という社会的信頼と箔が付くのです。次の就職は大抵何処でも雇って貰えますし、噂では城で再就職する場合役職を貰えるほどだとか?噂ですよ?
でも家で働いて辞めたいと言う人はまずい無いらしいです。仕事は別ですけど皆んな仲良しですからね。
でも私の護衛の人はまた別で、仕事が厳しいのかコロコロ代わるので多分良く辞めていく様です。私のせいなのかしら?
と、そんな訳で?うちで働く事は貴族の次男以降などには理想的で、憧れの就職先として人気みたいです。勿論簡単には入れませんけど。だからたまにお父様にコネ就職を持ちかけてくるずるい貴族もいるらしいのですが、そういった人はお父様に鼻で一笑されて終わるそうです。曲がった事を許さない何て流石お父様!かっこいいですね。
なので我が家にコネ何て一切通りません。
どうやら我が家にはとても大切な家宝があるらしく、私はまだ見た事が無いのですが、それを守る為には必要な審査と言うことらしいです。
そんな家宝ならいつか私にも見せて欲しいですね。あ、リリー夫婦は見たらしいですよ!ずるいわ。
因みにリリーは私の侍女を勤めているほど優秀で信頼も厚いので実はなかなか高給取りらしいですよ?
そして、リリーの旦那さまペイルは伯爵家次男出身の副執事長!※実力ですよ。長年うちで働くこの夫婦はペイルの実家、そこそこ裕福な伯爵家を追い抜く勢いで金持ちとの噂です。信ぴょう性は高い噂らしいですよ。
「リリーこの角度は見える?」
「はい、丸見えですね」
「じゃあこの位は?」
「丸見えです」
私は制服のパンツの見えぐわいを確認するため少しづつ屈んだり伸びたり色んなポーズをしてリリーにチェックをして貰っていた。
「このポーズならどう?」
「丸見えですし、胸の谷間の方がかなり際どくなり危険ですね。」
「これならいいでしょ?」
「どれも丸見えです。というかそのミニスカートでしゃがんだりしたら角度関係なく絶対見えますよ。」
「そんな~それじゃあお辞儀も出来ないわ」
「いえ、それでもお辞儀はちゃんとして下さいね。公爵令嬢で、王太子の婚約者なのですから。そもそも歩いてるだけでもチラチラ見えますから、その制服は常にお嬢様のえろ紐パンツは見えてると思っておいた方が良いですね」
「あっ!ねぇ、リリー!私の紐パンツはそんなえっちなものじゃ無いのよ?学園の女子生徒は上も下も下着つけてない人とか沢山いたもの!私びっくりしたわ。恥ずかしい所が全部ま、丸見えだったんだもの。リリーも知らなかったのね。ふふふ」
得意気に笑うシャルロットを可愛いなぁ、と少し見てから、リリーはスッパリと遠慮なく斬る。
「勿論知っておりましたよ。お嬢様と一緒にしないで下さいね。私はお嬢様入学に備えて学園の事は一通り調べておりますから。」
ふふん。と逆に笑われたシャルロットは、悔しくて涙目になりながら口を膨らませる。
「う~~じゃあなんでリリーはえろ紐パンツって言うの?マリ様から貰った私のパンツはどれも生地は薄いけど、透けても割れても無いのよ?」
(そう言えば、ルシアス様や皆んなもえろ紐パンツって言うわね)
「そうですね……う~ん、何故かお嬢様が履くとただの紐パンツでもえろいんですよね……。お嬢様の身体がエロいからですね、きっと」
「なぁにそれ?もう!リリーったらそんな訳無いでしょう!」
「……さぁ、着替えますよ。制服脱ぎましょうね!」
さっとリリーに制服を剥ぎ取られると、ぷるんと飛び出したのは乳首がギリギリ隠れるレースのミニブラ……に包まれた乳白色の美巨乳。陶器のように滑らかな肌はモチモチだ。
リリーはその胸の片方だけやんわりと二回揉む。
「あっ♡ふわんん~」
「ほ~ら。お嬢様は見た目も感度もエロい身体でしょう?何しろマリウス殿下とお兄様方の長年の愛の傑作ですからね」
「愛の傑作?」
シャルロットが訳が分からないと小首を傾げている間にもリリーによって手早くどんどん着替えさせられていた。
お着替えのためお母様とマリ様とお兄様達と別れた私は、自室の鏡で朝と同じ様に自分の制服姿を眺めていた。
「そうですね、可愛いしお嬢様に良く似合っていますけど、確かにかなり短いですね」
そう答えたのは幼い頃から仕えてくれている侍女のリリー。黒髪を後ろで纏めた赤目の美人で、昨年の二十歳に家で働く副執事長のペイルと結婚した新婚さんです。
私には後二人のお世話係がいるけれど、侍女は彼女だけです。お母様やお父様、マリ様達が侍女にするだけ信頼出来るのが彼女以外にいないそうです。それでも基本的にうちで働くには、城よりももっと厳しい審査をクリアしなければならないらしく、なのでそれを乗り越えた家の使用人達は、城勤めが余裕なほど皆んな優秀なのです。
じゃあ何故皆んな城で働かないの?
と思いますよね?お母様に聞いた所、家は城とは違い、生まれや身分、家柄はいっさい問わなく、その人個人の人格や能力が全てで立場をかさにした理不尽な事も無いそうです。何なら庶民出の有能先輩使用人に貴族の使用人が怒られてる事も普通にありますね。あ、その貴族の人も審査を突破した人ですから普通に優秀なんですよ?
それに、城の使用人として働くより基本給も高く、何より城よりもステータスが高いのです!アマルティス家で働いている。という事は実力と能力がとても高い優秀な人物!という社会的信頼と箔が付くのです。次の就職は大抵何処でも雇って貰えますし、噂では城で再就職する場合役職を貰えるほどだとか?噂ですよ?
でも家で働いて辞めたいと言う人はまずい無いらしいです。仕事は別ですけど皆んな仲良しですからね。
でも私の護衛の人はまた別で、仕事が厳しいのかコロコロ代わるので多分良く辞めていく様です。私のせいなのかしら?
と、そんな訳で?うちで働く事は貴族の次男以降などには理想的で、憧れの就職先として人気みたいです。勿論簡単には入れませんけど。だからたまにお父様にコネ就職を持ちかけてくるずるい貴族もいるらしいのですが、そういった人はお父様に鼻で一笑されて終わるそうです。曲がった事を許さない何て流石お父様!かっこいいですね。
なので我が家にコネ何て一切通りません。
どうやら我が家にはとても大切な家宝があるらしく、私はまだ見た事が無いのですが、それを守る為には必要な審査と言うことらしいです。
そんな家宝ならいつか私にも見せて欲しいですね。あ、リリー夫婦は見たらしいですよ!ずるいわ。
因みにリリーは私の侍女を勤めているほど優秀で信頼も厚いので実はなかなか高給取りらしいですよ?
そして、リリーの旦那さまペイルは伯爵家次男出身の副執事長!※実力ですよ。長年うちで働くこの夫婦はペイルの実家、そこそこ裕福な伯爵家を追い抜く勢いで金持ちとの噂です。信ぴょう性は高い噂らしいですよ。
「リリーこの角度は見える?」
「はい、丸見えですね」
「じゃあこの位は?」
「丸見えです」
私は制服のパンツの見えぐわいを確認するため少しづつ屈んだり伸びたり色んなポーズをしてリリーにチェックをして貰っていた。
「このポーズならどう?」
「丸見えですし、胸の谷間の方がかなり際どくなり危険ですね。」
「これならいいでしょ?」
「どれも丸見えです。というかそのミニスカートでしゃがんだりしたら角度関係なく絶対見えますよ。」
「そんな~それじゃあお辞儀も出来ないわ」
「いえ、それでもお辞儀はちゃんとして下さいね。公爵令嬢で、王太子の婚約者なのですから。そもそも歩いてるだけでもチラチラ見えますから、その制服は常にお嬢様のえろ紐パンツは見えてると思っておいた方が良いですね」
「あっ!ねぇ、リリー!私の紐パンツはそんなえっちなものじゃ無いのよ?学園の女子生徒は上も下も下着つけてない人とか沢山いたもの!私びっくりしたわ。恥ずかしい所が全部ま、丸見えだったんだもの。リリーも知らなかったのね。ふふふ」
得意気に笑うシャルロットを可愛いなぁ、と少し見てから、リリーはスッパリと遠慮なく斬る。
「勿論知っておりましたよ。お嬢様と一緒にしないで下さいね。私はお嬢様入学に備えて学園の事は一通り調べておりますから。」
ふふん。と逆に笑われたシャルロットは、悔しくて涙目になりながら口を膨らませる。
「う~~じゃあなんでリリーはえろ紐パンツって言うの?マリ様から貰った私のパンツはどれも生地は薄いけど、透けても割れても無いのよ?」
(そう言えば、ルシアス様や皆んなもえろ紐パンツって言うわね)
「そうですね……う~ん、何故かお嬢様が履くとただの紐パンツでもえろいんですよね……。お嬢様の身体がエロいからですね、きっと」
「なぁにそれ?もう!リリーったらそんな訳無いでしょう!」
「……さぁ、着替えますよ。制服脱ぎましょうね!」
さっとリリーに制服を剥ぎ取られると、ぷるんと飛び出したのは乳首がギリギリ隠れるレースのミニブラ……に包まれた乳白色の美巨乳。陶器のように滑らかな肌はモチモチだ。
リリーはその胸の片方だけやんわりと二回揉む。
「あっ♡ふわんん~」
「ほ~ら。お嬢様は見た目も感度もエロい身体でしょう?何しろマリウス殿下とお兄様方の長年の愛の傑作ですからね」
「愛の傑作?」
シャルロットが訳が分からないと小首を傾げている間にもリリーによって手早くどんどん着替えさせられていた。
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