FIM WSBK World Diary

CBR使い、最後の戦い。

最終回 Round12 「FIMスーパーバイク世界選手権 プリキュア・オールスターズ日本GP」搬入日

アルガルヴェから、遂にシーズン最終戦の舞台である鈴鹿サーキットへと、凱旋帰国。そして、大会名も「FIMスーパーバイク世界選手権最終戦プリキュアオールスターズ日本GP」に決定した。今のプリキュア達が鈴鹿サーキットを彩る事になった。今年はプリキュア生誕20周年記念という事で、グリッドやガレージの至る所に、歴代プリキュア達が勢揃い。栄えあるMax Heartが割り振られたのは1番ガレージ。Splash☆Starは2番ガレージと20作がそれぞれのガレージに割り当てられた。俺らソアリング・スカイがひろがるスカイ！プリキュアで、お隣のPRPが星奈が5と5Go!Go!が大好きとの事で5Go!Go!が彩っている。カワサキワークスはスマイルプリキュア、ヤマハがMax Heartで、全日本からのエントリーとなったJPホンダが何とラブライブとプリキュアという夢のコラボを実現させて話題になった。そのJPホンダはSplash☆Star。スイートプリキュアがBMWで、MIEがハートキャッチ、アジアロードレースで埜口遥希選手を亡くすという悲劇を乗り越えてエントリーした、ハルクプロが魔法つかいプリキュアの。GRTYヤマハがGO!プリンセスプリキュアと歴代プリキュア達がそれぞれのガレージを彩っており、各マシン限定デザイン仕様という感じだ。カワサキはライムグリーンだからキュアマーチとをイメージしたデザインに、ハルクプロは、青に白という事でサファイアスタイルのミラクルとマジカルをイメージしたデザインに。俺らソアリング・スカイは、このラウンドのみ「チームHRCひろがるスカイ！プリキュアレーシング」としてエントリー。PRPは「チームHRC Yes!プリキュア5Go!Go!レーシング」としてエントリーしている。そして、このラウンドのみ全車MC82EVOを投入。全日本勢も対象に含まれている。マシンの呼び名もそれぞれプリキュアに則って命名されている。例えば俺らの場合は「スカイ」と「プリズム」。PRPは「レモネード」と「ドリーム」。ハルクプロは「ミラクル」と「マジカル」。MIEは「ブロッサム」と「マリン」。JPホンダは「ブルーム/ブライト/かのん」と「イーグレット/ウィンディ/可可(クゥクゥ)」というそれぞれのメインキャラを足した名称になった。JPホンダの場合は、チーム名まで変えており「日本郵便ホンダ・ふたりはプリキュアSplash☆Star with ラブライブ!スーパースター!!・レーシング」という名称に決定した。今年も全日本勢が多くエントリーしており、中でも話題になったのが、チームTATARAというアプリリアユーザーチーム。このチームは今年、もてぎで谷原音虹郎(おとじろう)選手を事故で亡くすという悲劇を乗り越えて初のWSBKワイルドカードを行使したチームだ。そのチームのガレージには、トロピカル～ジュ！プリキュアが彩りを加えている。今年はかなり楽しい大会になるのと同時に晴南の初タイトルが決定する「大一番」とも言われており、本気の見せどころでもある。マシンも限定デザイン仕様になって鈴鹿サーキットへと運ばれて来た。ファンの間では「デザインコンテスト」というのが公式で開催されており、どのチームのデザインが良かったかを投票で決めて争う企画も行われている。もちろんJSBKとWSBKでも初の試みとの事。ちなみにライダー同士の投票とかも認められていて、チームとメーカーの垣根を越えた交流の一環としても行われている。今年の合言葉は「ヒーローの出番です！！」に決定した。