FIM WSBK World Diary

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CBR使い、最後の戦い。

Round0.5 WSBKを辞めたあとの話。

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シーズン開幕を直前に控えた、今月。俺は、遂に大きい決断を下した。それは「今シーズン限りでWSBKからのレギュラー引退。」という決断だ。理由としては、当初の目的であった「世界王者」を獲得出来たこと、そして、今年新設された「全日本ロードレース選手権エクスペリメンタルクラス(通称EXクラス)」へのフル参戦を計画しているからだ。それと、モリワキがMotoGPへと復帰する事を表明したが為に、急遽ホンダの方から「来季からJSB-EXクラスヘと行ってくれ!モリワキがMotoGP復帰を表明したから、それの国内開発等を担当して欲しい!」とお願いされたことも理由の一つだ。そしてファーストライダーは、美海に任せる事にした。星奈は、その空いたシートを埋める形でのメインワークスチーム昇格という形になる。その空いたシートを埋める形で、ありあちゃんを加入させるという計画も現在始動している。けど、言えるのが、「最終戦鈴鹿GPには、ワイルドカードエントリーする。」という事。そして、リザーブとしても動く為、下手したら、EXクラスフル参戦が出来ないという「デメリット」も生じてくる。  そこに、香里奈ちゃんを乗せようと言ってる、ホンダもホンダだがな。ただ、状況によってはWSBKと掛け持ちというプランも検討していたりする。理由は、今シーズン、俺のみ先行供給されていて、来年新しく出ると噂されている、「MC82EVO」。またの名を「CBR-1000RR-R-EVO」の存在だ。これの開発をあっちでやれと言われるか、全日本ロードレース選手権でやれと言われるかの二択になる。どちらにせよ、やれない事はない。理由は、全日本ロードレース選手権は、EXPとJGP-3Wを除くほぼ全てのクラスでタイヤメーカーは指定されておらず、どこのメーカーを履いてもお構い無しだからだ。その点、タイヤ開発戦争がえげつないのは、「ご愛嬌」と言った所かな。とにかく、今シーズン限りでWSBKフル参戦を辞める事には、変わりはないということだ。
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