FIM WSBK World Diary

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CBR使いの復活

Round9 MotoGPからの復帰戦(アルガルヴェ)

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前回は、負傷した中上選手の代役として、急遽LCRホンダ出光からRC213Vをライディングして、MotoGPにエントリーしていたが、今回は、アルガルヴェでWSBKのレースと色々忙しい。今回のコース、アルガルヴェは、「ハイスピードローラーコースター」と呼ばれる、高速コースだけど、ブレーキングが重要な為、デカめのブレーキを投入する事にした。本来なら、投入する予定なんて無かったけど、流石にここのコースに、今使ってるブレーキは、キツい為、急遽投入する事に。WSBKも残す所、後3ラウンド。その最終戦に、日本GP、鈴鹿でのレースがある。そして、このラウンドから、ヘルメットデザインとツナギのデザインを変更したりしている。当初は、8耐から使っていた「始まりは君の空」から、「Chance Day,Chance Way! Hikaru edition feat.kanon」と言う2期8話で歌った曲の衣装をモチーフにしたデザインになっている。晴南も、これの衣装をモチーフにしたデザインに。そして、セッティング面も、変えており、スプロケを美海と一緒の物に交換している。これで、問題である「タイヤ破壊」を抑えられるとは思う。そして、スイングアームも、カレックスのカーボンスイングアームに変更してる。実際走ってみて、かなり乗り味が変わっており、扱いやすく、トリッキーなライディングも可能な事から、即採用した。予選でも、他を寄せつけない速さでポールポジションを獲得。美海も2位とワークスのワンツーとなった。そして、レース1は、このコースの特徴でもある「ジャンピングセクション」を上手く利用して、トップのままフィニッシュ。そう、俺は、過去に「頭のボルトが全部外れた、イカれ野郎共の集い場」としても有名な「マン島TTレース」の「TT-ZEROクラス」と言う、電動バイクや地球環境に配慮したバイクを用いたクラスにエントリーしていた事があり、その経験が活かされた形になっている。そして、スーパーポールは、最終コーナーで、ハイサイドを起こして自爆しかけたが、執念でゴール。レース2は、レイナルドとのMoto3以来、5年振りの直接対決が実現した。レイナルドも、5年間ですごく成長していた。レイナルドとの勝負は、ファイナルラップまで続いた。お互いに一進一退の攻防戦を繰り広げていた。しかも、ペース配分も俺と互角。そして、最終コーナーを立ち上がって、フィニッシュ。結果は、俺が、0.01秒差で優勝。美海も3レース共に表彰台を獲得という結果になった。
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