FIA FormulaE World Championship Electronic Runner

season8(2022~23)待望の「日の丸」

Round1~8メキシコから「ola！」(メキシコ~ベルリン)

昨シーズンは、メルセデスからエントリーしていた俺は待望の日産ワークスへの移籍が実現。チーム名も「ひろがるスカイ！プリキュア・日産FEチーム」へ決定。しかも2台ともにサポートしてくれることになって、マシン名も俺の方が「Nissan E-4orse Sky」で、フェネストラズが「Nissan E-4orse Prism」になった。それぞれのデザインもキュアスカイとプリズムをイメージしたデザインになり、まさに日本色が強いチームになった。車両も「Gen3」という第3世代に移行。最高速度は、驚異の200mph(320km/h)というスペックにまで到達した。このシーズンからマセラティが1957年F1世界選手権最終戦のイタリアGP以来フルコンストラクター(モーターとかそこら辺含めて。)としては、66年ぶりにフォーミュラカーレースへとカムバックするという事も起きた。

開幕戦エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、日産ワークスが苦しんでるのが露呈するレースになった。結果は15位完走の、ノーポイント。

第2戦、第3戦ディルイーヤは、前者が2戦連続ノーポイントフィニッシュをしてしまい、走るだけで精一杯状態だった。だけど後者は、予選から覚醒して決勝では8位入賞の今季初ポイントを獲得した。後者は最後まであまりのハイペースに追い付けず17位でのゴールとなった。

第4戦ハイデラバードは、予選で不発した分12位完走という結果になった。ここまで来ると胸焼けを起こしそうなくらいだ。

第5戦ケープタウンは、ポールを獲得したものの14位完走というガタ落ちレースをしてしまい、すごく悔しい展開になった。

第6戦サンパウロは、レース前にアイルトン・セナの墓参りをするという「お約束」をして挑んだ。けど、蓋を開けてみれば今シーズン初のリタイアという最悪な結果に。まるで焙煎したコーヒー豆をそのまま齧ったようなくらい苦い結果になった。

第7戦、第8戦はベルリンは、どうしても結果にコミットさせようと必死に走り抜いて、前者が12位完走。後者が入賞まであと一歩手前の11位で完走という何か期待出来そうな感じのレースに俺も、うんうんと首を縦に振ることが出来たレースでもあった。しかもチームメイトのフェネストラズも13位と上々の兆しが見えてきたレースでもあり、日産ワークスとしても「光」が見えたそんなレースでもあった。しかも今季から参入したマクラーレンの方が上なのが少し腹たったけどね。