FIA FormulaE World Championship Electronic Runner

season4(2018~19) 全てが「第2世代」へ。

Round7~12 初の途中移籍。(ローマからニューヨーク・シティ)

前回の三亜でヴァージンを離脱した俺は、新たにパナソニック・ジャガーへと移籍。カーナンバーも「3」に変更になった。一方プロジェクトの方も着いてきてくれて、スター☆トゥインクルプリキュアのリバリーを採用。ヘルメットやスーツもキュアスターとミルキーのデザインを採用して「心機一転」して迎えた第7戦ローマは、まだマシンに慣れておらず12位での完走となった。

第8戦パリは、なんかよく分からん展開になってしまい、結果はリタイアという結果になってしまった。何か当てられたような記憶はあるけど、誰に当てられたのかまでは覚えておらず結構歯切れ悪いレースになった。ただ、収穫はあって、今まで乗ってきたマシンの中で一番乗りやすいマシンだと言うのが分かったレースでもあった。

第9戦モナコは、昨年以上に荒れたレースになって、「マリオカート状態」もいい所だった。そんな「マリオカート」を何とか走り切り、俺は8位でフィニッシュ。ランキングでも5位にランクアップ

第10戦ベルリンは、最初に起きた多重クラッシュの巻き添えを食らってしまいガチな「出オチ」をかましてリタイアというレースになってしまった。あまりにも恥ずかし過ぎてヘルメットを脱ぐのが嫌になったほどだ。

第11戦スイスは、チューリッヒでは無くてベルンという由緒ある自然豊かな街での開催となった。高速コースということもあってか、俺が得意とするコースで、予選10位から7位でのゴールとなり俺的には大満足なレースになってくれた。スイスは結構お気に入りな国で、レース前にもベルンの自然豊かな景色に心打たれて癒されていたりもした。こういう由緒ある街が大好きな俺は、最高な場所でのレースに舞い上がっていたのも事実だった。ベルンの景色を見た時に「年間王者云々よりも今やるべき事はここにあるんだな。」と吹っ切れて「今シーズンも、年間王者捨てる代わりに、ランキング更新を目指す！」と切り替えられるキッカケにもなってくれた。

そんなベルンから舞台をアメリカのニューヨーク・シティに移して迎えたダブルヘッダーは、初めて走るコースだったけど11戦がリタイアだったんだけど日産のブエミがフォーミュラEの歴史に名を刻む「メモリアル・ウィン」を成し遂げた。それは「日本車メーカーとして初のフォーミュラE初優勝」を達成したのだ。俺もレース後ブエミのところに行き「良くやった！やっぱすげぇよ！セブ！おめでとう！！」と祝福したりもした。

続く最終戦は、せめて今シーズンも完走しようと思い、頑張って走り抜けて3位を獲得。この瞬間ランキング4位を掴み取って今シーズンを締め括ることが出来た。