アドリアンシリーズ

アドリアンシリーズ第1話…エピソード13…交易

アドリアンシリーズ第1章第1話…エピソード13…交易

ある冬の一日朝5時…キジルクムの遊牧地

目が覚めるとラドミラの膣の中にペニスを突っ込んだまま眠っていた。

アドリアンはペニスを抜いてトイレに立った。

出て来ると妻達が待ち構えていた。ベタベタくっついて来て身支度を

全てやってくれた。歯磨きまで自分では出来ない状態だ。

それでも妻達の気持が嬉しくて好きなようにさせた。その内朝食の準備を始めた。

アドリアンのアウル全体の食事作りだから結構量も多い。

女達にはそれぞれ当面の費用として金のインゴット50枚ずつ支給しておいた。

妻達のアウルが50年生活できる。

朝食はアドリアンの大きなユルタで全員が一緒に食べる。

食べながら今後の方針を説明した。ジェンドjendと

ヤンギケントyangikentに行き、サクサウルを植林する。

サクサウルには、コウバクニクジュヨウCistanchedeserticolaと呼ばれる植物が寄生する。

コウバクニクジュヨウは漢方薬の原料であり、滋養強壮や不妊治療などに

効能があると言われ、中国における需要が非常に高い。

このコウバクニクジュヨウCistanchedeserticolaを寄生させたサクサウルを砂漠地域にて栽培する。

コウバクニクジュヨウCistanchedeserticolaを中国で売り、絹を買い込むのだ。

年収金のインゴット50枚稼ぐことが出来る。女達はこれを聞いて張り切った。

アドリアンは他の者には云うなと釘を指した。女達もそれは理解している。

10年間は知っているのはこの8人だけに留める。

十分儲けたら喋っても良いが今はだめだ。食後ジェンドまで苗木を植えに出掛けた。

ついでにサクサウルを必要なだけ切って持ち帰った。こうすれば秘密はばれない。

カラクル羊やラクダの世話及びユルタ・乳製品の作成に必要な女たち

と戦闘用の男たちはジェンドで奴隷2,500名ずつ合計5,000名を購入した。

彼らと彼女たちには自分たちの住む固定集合住宅を建設させた。

また移動する時用のユルタを各人に1個ずつ与え、そこで寝泊まりさせた。

弟妹達と妻達には騎馬の練習と騎射の訓練をさせた。

裕福なアドリアンのバイの財産を狙っている者は非常に多い。

襲撃された時にいちばん重要な事は速やかに逃げる事だ。

どうしても逃げられない時は命がけで戦う。

アウルに戻って来た時はもう午後5時になっていた。

女奴隷達は夕食の準備に取り掛かっていた。

アドリアンは色々アイディアを頭の中で考えていた。

必要は発明の母と云うが確かにその通りだ。黒色火薬を製造したい。

銃火器を作るための第一歩だ。蓬ヨモギの根に尿を掛けた物を

一定の温度で保存することにより、蓬ヨモギ特有の根球細菌の働きで硝酸が

生産される。馬の尿とヨモギで量産される。これは一族全員で製造した。

売却することも出来るからだ。黒色火薬は硝酸カリウム75％、硫黄10％、

木炭15％を混合した物だ。硫黄も鉄鋼も毎月手に入る。

銃を試作する事で集団の戦力は格段に増加する。

防具も良い物を作ろう。弓の威力を削ぐ物が良い。

機動性を重視して革製の胴着に細かい鉄製の網を織り込み、

鉄製のプレートもはめ込んだ。頭を守るのは鉄製のヘルメットだ。

落馬した時も命を守ってくれる。革製の手袋と靴を必ず身に着けさせた。

銃と大砲に付いてはイスタンブール経由でイタリアまで

両親と叔父2人を交易商人として派遣した。

オルダバザールから北カフカスの油田→ベルケサライ→アゾフ→

カッファ→イスタンブール→フィレンチェ→ペルージャと回って帰ってくる。

帰りは陸路でイスタンブール→タブリーズ→サマルカンド経由で帰ってくる。

1年掛かりの旅だ。アドリアン・バイの将来の為に頑張ってきて欲しい。

両親達は旅立ちの準備を整えている。

アドリアンと妻達・弟妹達は狩猟と騎射の練習で日が暮れた。

ヨモギやコウバクニクジュヨウの収穫も時期を見ながら行う。

最近では交易の商品を作る為にサクサウルを

キジルクムの遊牧地の広い範囲に植えた。

ある程度育ったサクサウルの木にはコウバクニクジュヨウを

積極的に植え付けた。

キジルクム砂漠に自生しているホンオニク、黄ニクジュヨウ、

迷ニクジュヨウを収穫する。収穫した跡地には必ずサクサウルを植林する。

サクサウル植林の特徴は、前述のとおり、植林初年度に3回程度灌水すれば、

その他の管理は不要であるという点である。

サクサウル植林を担うアドリアン達の営む遊牧業と競合しない

植林方法と言える。

サクサウル植林から3年後に、ニクジュヨウをサクサウルの根に寄生させる。

ニクジュヨウは、サクサウルの根が水分を求めて伸びる過程でニクジュヨウ

の種子に穴をあけることで寄生する。

アドリアンは、保水剤でニクジュヨウの種子を包んでサクサウルの根を

誘導することで、その寄生率を90％程度にまであげることに成功した。

ニクジュヨウは春季と秋季のものがあり、春季は5～6月、

秋季は9～10月の間に収穫される。

秋に収穫するニクジュヨウは、品質が高く収量が少ないため高価である。

不妊や不老長寿の漢方薬として中国では人気があり、

5,380トン/年の需要に対して2,560トン/年の供給しかなく、

圧倒的に供給量が不足している。

フョークラが忍んで来た。寝床に並んで腰を掛けて語らい合った。

催淫エキス入りの薬酒と滋養強壮エキス入りの蜂蜜酒及び豪華な酒肴

を出して歓待した。

今日は沢山収穫したから明日サマルカンドに売りに行こう。

売却益で馬と奴隷を購入したい。フョークラも同意してくれた。

フョークラは大人しく良く働き、気遣いの出来る女だ。

従順で身体の感度が妻達の中では一番良い。催淫エキスが効いて来た。

チュチュしながら口移しで料理を食べる。

フョークラはペニスに手を伸ばして握って扱き始める。

2人は衣服を脱がし合って寝床に入る。3ヶ所の陰毛を

シャボンと剃刀で手早く剃り上げて、

催淫エキス入りの軟膏を陰部と膣の内部及びペニスに

丁寧に塗り込むのは何時もの手順だ。

これがフョークラにとっては最高の前戯になっている。

フョークラの女陰ほとはびしょ濡れになっており、

フョークラはペニスを膣の内部に導き入れてデカ尻を大きく

前後左右と上下に動かした。アドリアンもこの動きに呼応してどんどん

ピストンした。フョークラは大声を張り上げて大絶頂した。

アドリアンは4浅1深の一定のペースでピストンを繰り返し、

フョークラは絶頂と絶頂の間が少しずつ短くなり到頭絶え間なく

絶頂を迎えるようになって失神した。

アドリアンも此処でどくどくとフョークラの子宮に射精した。

フョークラは濡れタオルで2人を綺麗に拭った。

そのまま2人は満ち足りてぐっすり眠りに着いた。

ある冬の一日朝5時…キジルクムの遊牧地

目が覚めるとフョークラの膣の中にペニスを突っ込んだままだった。

アドリアンはペニスを抜いてトイレに立った。

女奴隷達が朝食の準備を始めていた。

妻達がアドリアンの身支度の世話を争って始めだした。

今日はサマルカンドに行くので誰を連れて行こうかと考えていたら

ファイーナが私を連れて行って欲しいと云う。

ラドミラ、ファイーナ、ルフィナ及びソフィアを連れて行くことにした。

全員でわいわいがやがやと語らいながら楽しく朝食を取り、

サマルカンドに出掛けた。騎馬で行くと往復4日掛かる。

途中で盗賊に2回襲われたが、全員弓矢で仕留めた。

馬20頭と戦利品として金のインゴット100枚を得た。

ユルタ1つで雑魚寝をしたが、こうなれば5人で大乱交となり

全員大満足してぐっすり眠ることが出来た。

サマルカンドで黒貂こくてん、毛皮、革製品、組み立て式ユルタテント、

フェルト等を売却した。

金のインゴット100枚を得た。今までに蓄えた金が金塊10トン分ある。

全て塩引手形えんいんてがたに替えた。急遽中国に向かうことにした。

★塩引手形えんいんてがた…クビライ発行の兌換だかん紙幣

貴重な塩と交換することが出来る。クビライは貨幣…銀…不足をこれで補っていた。

銀と交換に塩引手形えんいんてがたを発行したのである。

種類はいくつかあるが便宜上これで統一する。

急遽中国に向かうことにした。

此処からなら往復2ヶ月で帰って来る事が出来る。

交易と戦闘の訓練を積む事も出来る。残りの12人の妻達と弟妹達8人と

従兄弟・従姉妹達10人も呼び寄せて31名で出発した。

サマルカンド→タシュケント→アルマトゥイ→イーニン→ウルムチ→

トルファン→敦煌→蘭州→西安と進んだ。西安でホンオニク、

黄ニクジュヨウ、迷ニクジュヨウを売却するとなんと金のインゴット

500枚を得る事が出来た。

持ち金全部金のインゴット600枚と金塊10トン分の塩引手形えんいんてがたで

絹織物・麝香じゃこう・ルビー・ダイヤモンド・真珠・大黄等の

香辛料・黒色火薬・銃火器と食料を購入した。

市場でウイグル商人に声を掛けられた。取引の仲介をしてくれると云うのだ。

サマルカンドと西安に店があり、途中の各都市に支店を置いている。

サマルカンドに品物を持ってくれば西安まで運んで売却してくれる。

売却した金で指定した品物を買いサマルカンドで売却してくれるのだ。

利益は5分5分で良いと云う。

途中で盗賊に襲われた時は元金と利益まで全額保証してくれる。

アドリアンは暫く考えて悪くない条件だと思った。

5回の内4回はやってみる価値がある。何よりも時間が節約できるのが大きい。

アドリアンはサマルカンドの店の名前を聞いておいた。自分の名前も告げた。

ラシード（ウイグル商人）35歳はアドリアンの事を良く知っていた。

諜報活動もやっている。雇う事に決めた。年俸は金のインゴット10枚だ。

アドリアン達は元来た道を戻った。サマルカンドまでは盗賊も出なかった。

黒色火薬・銃火器と食料以外は全て売却した。

金のインゴット6千枚と金塊100トン分の手形で売却できた。

金塊100トン分の手形をラシードの店に預けた。

同じ物を西安で購入してサマルカンドで売却するように指示した。

店から100トン制限がありますと言われた。了解した。

次次回からは自分で行こう。サマルカンドからキジルクムの冬営地に

向かう途中で盗賊に襲われている一団に遭遇した。

100名位居たが何とか撃滅できた。

ウルゲンチからサマルカンドに向かう一団でスーフィー朝の人達だった。

貴婦人5名と護衛100名の集団だが少し弱過ぎる。

貴婦人はスーフィー朝君主フサインの王妃シェケル・ハトゥン38歳であった。

丁重に御礼を言われた。名前と年齢を名乗ると知っていると言われた。

アドリアンは一目惚れしたのでダイヤモンドのネックレス（600万円相当）

を贈り、シェケルの肌の白く輝くような美しさとお洒落な服装、

快活で清楚な雰囲気を褒めそやして貴女に一目惚れをしてしまいました。

僕の妻になって下さい。本気でプロポーズした。私は結婚しています。

貴方の御好意は受ける事が出来ません。

断られはしたが、満更でも無い様子だった。

人目を盗んで強く抱き締めキスを奪い芳しい舌をちゅうちゅうと吸い

舐めしゃぶり、デカ尻を強く掴んで揉みしだき激しく愛撫した。

シェケルは激しく喘いでアドリアンのペニスを強く握りしめた。

もう一度是非お目に掛かりたいのでウルゲンチにお邪魔します。

それだけ伝えてキジルクムに戻った。

サマルカンドで馬1,000頭と戦闘奴隷1,000名を購入した。

テムジンに与えて訓練させた。冬営地に砦を建設し、

テムジンを砦の軍政長官とし、千戸長も兼ねさせた。

軍政資金として金のインゴット100枚を支給した。

テムジンには年俸として金のインゴットを別に100枚与えた。

兵隊達には金のインゴットを1枚ずつ与えた。ライサを伽にした。

明日からバルチャリケントの春営地に向かう。

ロシア語なので分かりづらいが、上図の中央やや左上、アラル海の北東

に位置している。

★一盗二婢三妾四妻…閨房の楽しみ…林夫人編①

西安の市場で買い物をしていると年の頃は30歳くらいの貴婦人から声を

かけられた。外人さんのようだけどいくつなの？15歳です。

ここにはジェンドから交易にやってきました。そうなの。若いわね。

息子より若いわよ。時間があるなら家まで遊びにこない。アドリアンは

部下に今日は遅くなるとはなしておきました。

ついていくと王招宣・林太太宅と名札がかかっています。

お宅に入ると応接間に通され間もなくご馳走がだされました。

一六椀、あたたかい美味佳肴びみかこう、とろとろに煮た料理、

鶏や魚の揚げ物、鵞鳥がちょうや家鴨あひるの油いため、

上等な野菜、珍しい果物などがだされ、かたわらには銀燭ぎんしょくを高く

ともし、床には金炉に火をおこし、さしつさされつ、酒令・猜枚さいまいに

打ち興じ、笑ったりからかったり、酒は色の度胸をいや増すばかり、飲み続けて、

水時計すでに沈み、窓月影を倒すころともなれば、一対の酒心を穿うがち、

2つの芳情己に動き、アドリアンは、次第に椅子を近づけていって、言葉もすこぶる

よこしまになり、手を取り、腕を握り、肩をおし、肘をつけ、さらにうなじを抱けば

女は笑ってだまっていましたが、やがて静かに唇を開けました。

アドリアンは舌をその中に入れて、打ち鳴らし、しきりにふざけております。

女はそこで部屋の戸をとじ、衣を解き、佩はいをはずし、錦にしきの帳とばりをかすかに

あけます。寝床にはぬいとりの衾ふすまに鴛鴦えんおうの枕、ふとんには香が焚き込めてあり、

そこで玉体に近づき、酥胸そきょうをかき抱きました。互いにまさぐりあって、

歓び、情興じょうきょうは火のごとく、片や床傍しょうぼうに在って伺候すれば鮫綃こうしょうは軟帕なんばく、

片や被底ひていに予備すれば柄は猙獰そうどう、そのまま猿臂えんぴを展のばせば、

思わず蝶は浮かれ蜂は狂い、玉腿ぎょくたいを上げて、雲も雨もなんのその、まさに、

「縦横ほしいままに風流陣を慣使すれば、なんぞ頭に玉釵ぎょくさの落つるに関わらん。」

★鮫綃こうしょう…鮫さめの絹糸とは、

伝説のサメの人々が織り上げた絹糸のことで、独特の服装です。

「南シナ海の絹糸は、水に入っても濡れない」という特徴があります。

一般的に絹糸に。また、宮殿の美女たちが踊るときに着る服も指します。

★軟帕なんばく…やわらかくつつむの意

アドリアンは日頃の腕をふるって、ひたすらねばり、午後9時ごろになって

やっとおしまい、片や髪は乱れ、

釵かんざしは横ざまに、花はしおれ柳はつかれ、鶯声おうせい燕喘えんずいを残すだけ。

そこで両人、しばらく頭を並べ、股を交えていましたが、

やがて起き上がって、着物を着ます。

身繕いしてまたの逢瀬を約束し、アドリアンは家路につきました。

しばらく滞在する気になりました。

★一盗二婢三妾四妻…閨房の楽しみ…林夫人編②

翌朝、王招宣・林太太宅を通りかかると、林夫人に呼び止められました。

連日の訪れは夫人の対面にかかわります。アドリアンは近くの曖昧宿に

連れ込むと催淫エキス入りの薬酒と滋養強壮エキス入りの蜂蜜酒を勧め

持参の乾燥食を細かくかみ砕いて口移しに食べさせました。

ちゅうちゅうと芳しい口の中と舌を吸い舐めしゃぶります。林夫人は

アドリアンのゴツゴツした天狗の鼻を握りしめ、興奮の極地を味わい

2人は衣服を脱ぎ捨て強く抱き合うと69の姿勢で先ずお互いを貪り、

林夫人はお得意の後ろ騎乗位になり、どんどんとデカ尻を動かし、

大声を張り上げながらひたすら絶頂を目指して腰を振り立てます。

アドリアンも負けてはいられません。4浅1深の一定のペースを

守り、どんどんと夫人の蜜壺を蹂躙します。

蹂躙されずるずるに濡れそぼった蜜壺に天狗の鼻を思う存分突き立て

突き入れするととうとう夫人は獣のごとく吠え立て絶え間なく逝き

果てるようになりました。「ああわたし、また逝くわ。何度も何度も

逝ってしまう。許してください。逝く逝く。逝く逝く。ううーん！」

アドリアンは許さず林夫人が「許して。私貴方の女になるわ。ああまた逝く。」

と誓ってやっとどくどくどくと林夫人の子宮に子種を大量に注ぎました。

★一盗二婢三妾四妻…閨房の楽しみ…廓くるわの女編①

林夫人が我々一同を料亭と廓くるわに招待してくれました。

アドリアンの妻妾たちは料亭でもてなされ大喜びして宿に帰りました。

アドリアンと男たちは廓くるわで大遊びしました。酒と料理と

女たちの接待です。アドリアンには李桂児りけいじと李桂姐りけいそ

がつきました。どちらも素晴らしい美人でアドリアンはすっかり気に入りました。

2人に金のインゴットを10枚ずつやりました。銀300両相当なので2人は男前で

金払いの良いアドリアンにすっかり惚れ込みました。その晩は二人を相手に

どんちゃん騒ぎした挙げ句、3人でじっくりとお楽しみを味わいました。

ごつごつしたアドリアンの天狗の鼻にすっかり惚れ込んだ2人はアドリアンに

水揚げしてくれるようにお願いしました。水揚げ料金は銀3,000枚なので

アドリアンは即金で金のインゴット100枚ずつ支払い、2人を水揚げしました。

★アドリアン15歳、林夫人、李桂児りけいじと李桂姐りけいそは1月中旬