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マジで『着信アリ』
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実話です。以前、他のブログに書いたものを再掲です。
2009年5月16日。土曜日に会社で仕事をしていたときです。
デスクワークの私。
ふと机の脇に携帯(PHSだったかもしれません)のランプが青色に点滅していました。
(ん……?)
私の携帯のランプは緑がメール、青が着信なのですが、着信があったのなら分かる位置においていたにもかかわらず気付きませんでした。
見てみると、
05/16 14:28
017XXXXXXX
05/16 14:29
017XXXXXXX
05/16 14:31
017XXXXXXX
05/16 14:34
017XXXXXXX
05/16 14:35
017XXXXXXX
05/16 14:41
017XXXXXXX
05/16 14:43
017XXXXXXX
と、何度も分刻みに電話をされて来ていたのです。
私の当時の携帯は知らない電話番号だと、着信音が鳴らない。
10桁ですから、携帯の番号ではありません。携帯は11桁です。
しかし、執拗にかけてきているなと思いました。
緊急の連絡?
まずしたことは、やばい電話番号だとネットに載っているので、電話番号を検索してみたのですがない──。
そこでわかったのは、青森の局番というだけ。
もしかして、友人が青森で事故など起こし、携帯の電池がなくなったので、公衆電話などでかけてきたのかも?
その可能性もぬぐえないと思い意を決して電話をしてみることにしました。
すると。
「はい◯×総合病院です」
よく、聞き取れなかったのでもう一度聞いてみました。
「すいません。
そちらはどちらさまでしょう?」
「◯× 総 合 病 院 ですが……?」
背筋が凍り付きましたが、もう少しだけ質問してみます。
「そちらから、わたくしの携帯に本日の2時30分から何度も……10回くらい電話があるのですが……?」
「……いえ、こちらからは本日は電話しておりませんが……」
「では、院内の別の電話からかけたのかもしれませんね。そちらにアザイ(仮名)というものは入院しておりますか?」
青森の親戚が入院したのかと思い、聞いてみるものの
「いえ、そういうかたはおりませんね、電話もここにしかありませんし……」
との返答でした。
今話しているかたのところにしか電話がない。
そしてそのかたはかけていない。
「そうですか……。わかりました。すいません……」
ゾッとして電話を切るも
05/16 15:01
017XXXXXXX
05/16 15:04
017XXXXXXX
05/16 15:09
017XXXXXXX
と、またまたワンギリコールがあり、最後
05/16 15:31
017XXXXXXX
をもって、1時間に及ぶ電話はなくなりました。
あれは、いったいなんだったんだろう……?
未 解 決──。
2009年5月16日。土曜日に会社で仕事をしていたときです。
デスクワークの私。
ふと机の脇に携帯(PHSだったかもしれません)のランプが青色に点滅していました。
(ん……?)
私の携帯のランプは緑がメール、青が着信なのですが、着信があったのなら分かる位置においていたにもかかわらず気付きませんでした。
見てみると、
05/16 14:28
017XXXXXXX
05/16 14:29
017XXXXXXX
05/16 14:31
017XXXXXXX
05/16 14:34
017XXXXXXX
05/16 14:35
017XXXXXXX
05/16 14:41
017XXXXXXX
05/16 14:43
017XXXXXXX
と、何度も分刻みに電話をされて来ていたのです。
私の当時の携帯は知らない電話番号だと、着信音が鳴らない。
10桁ですから、携帯の番号ではありません。携帯は11桁です。
しかし、執拗にかけてきているなと思いました。
緊急の連絡?
まずしたことは、やばい電話番号だとネットに載っているので、電話番号を検索してみたのですがない──。
そこでわかったのは、青森の局番というだけ。
もしかして、友人が青森で事故など起こし、携帯の電池がなくなったので、公衆電話などでかけてきたのかも?
その可能性もぬぐえないと思い意を決して電話をしてみることにしました。
すると。
「はい◯×総合病院です」
よく、聞き取れなかったのでもう一度聞いてみました。
「すいません。
そちらはどちらさまでしょう?」
「◯× 総 合 病 院 ですが……?」
背筋が凍り付きましたが、もう少しだけ質問してみます。
「そちらから、わたくしの携帯に本日の2時30分から何度も……10回くらい電話があるのですが……?」
「……いえ、こちらからは本日は電話しておりませんが……」
「では、院内の別の電話からかけたのかもしれませんね。そちらにアザイ(仮名)というものは入院しておりますか?」
青森の親戚が入院したのかと思い、聞いてみるものの
「いえ、そういうかたはおりませんね、電話もここにしかありませんし……」
との返答でした。
今話しているかたのところにしか電話がない。
そしてそのかたはかけていない。
「そうですか……。わかりました。すいません……」
ゾッとして電話を切るも
05/16 15:01
017XXXXXXX
05/16 15:04
017XXXXXXX
05/16 15:09
017XXXXXXX
と、またまたワンギリコールがあり、最後
05/16 15:31
017XXXXXXX
をもって、1時間に及ぶ電話はなくなりました。
あれは、いったいなんだったんだろう……?
未 解 決──。
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