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第3話 興味なし
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クソ王太子はマギー少女の言葉に少しだけ固まったが返答した。
「ませたやつだ。寝る場所は別だ。神の祝福を得てないだろ。彼女を部屋に案内して湯浴みをさせて服を着せてやってくれ。余は寝る」
そう言うと私たちに背中を向けて階段へと向かう。その背中にマギーはたずねた。
「殿下ー。お妃のお名前はー?」
「ああ。アメリアだ」
「服を作るのに明日、仕立屋を呼んでもよろしいですかー?」
「構わない。ただし信頼出来るところにしてくれ」
クソ王太子はそういうと、二階の上がり口にある部屋に入ってカギをかけてしまった。ムカつく。まぁ襲われないだけでもよかったのかな?
いやそれって無理矢理連れて来たのに、私に魅力がないってこと? そりゃ……、胸はもう少し欲しいけどさ。
何言ってんだ私。ルイス様がいるのに。クソ王太子に手籠めにされなくてよかったじゃない。
マギーは私の猿ぐつわを外し、縄の縛めをといてニッコリと微笑んだ。
「初めまして、お妃さま。私はマギー。どうぞよろしく」
「ええありがとうマギー。ところで出口はどこ?」
マギーは入って来た扉を指差した。
「あちらです。裏口もございますけど、お妃さまなら正門から出るべきです」
「ありがとう。私、王宮に帰るわね」
私は立ち上がるとマギーは見上げながら言う。
「はぁ……。王宮まで歩いて2日の道程ですし、途中にはクマも獅子も虎もでますよ」
「なんですって!?」
「あと、水辺にはワニ。大空には人食い毒コンドル」
私はめまいがして倒れそうになった。何の因果で愛するルイス様から離されてこんなところに。
「それより、お妃さまのお世話をさせて下さい。さあお部屋にご案内します」
「お、お妃さまはやめて」
「え?」
あどけない表情のマギー。悪い人ではなさそうなんだけど……。
「私、王太子さまに無理矢理連れて来られたの。ちゃんと婚約者もいるのよ。だからお妃なんかじゃないわ」
「はぁー。なるほど。ではアメリアさん」
「ええ。なにかしら」
「とりあえずお部屋にご案内します。それから湯浴みをして、お着替えをしましょう」
いやそれってさっきクソ王太子が言ってたヤツそのままじゃない。まあいいか……。明日明るくなってから善後策を考えましょう。
◇◇◇◇◇
マギーに世話をされて、その日の晩はキレイな部屋で睡眠をとった。朝起きて窓から辺りを見回す。
マギーの言った猛獣の話はウソかもしれないと思っていたから。荷馬車の移動距離から考えても都の郊外ほどの場所だとは推測できたわ。でも確証がなかった。
窓から見ると、回りは森と荷馬車の通れるほどの道。少し離れたところには池もある。
二階から見れるのはこれが限界だわ。木々に囲まれて方角は太陽の位置で分かる程度ね……。
私はため息をついた。「何故」が私の頭を激しい勢いで回転する。
王太子さまは私とルイス様の間柄に嫉妬をしたということ? だから連れ去ってきた。そして監禁。でも嫌らしく一緒にいるわけでもない。それって、激しく恋している者のやりかたかしら? どちらかというと興味がないように思えるわ。でも「妃」と言う言葉……。
それって私を正妻。つまり将来は第一夫人にするってこと?
はっ。あり得ない。だって私、元奴隷だし、掃除を任されるだけの侍女よ? 王太子さまに会ったのだって片手で数えるくらいなだけだし。
うーん。王太子さまの考えが分からない。
でも会って話を聞いてみるべきだわ。一時的な感情だったのかも知れないし。私は王宮に帰らないと、ルイス様も迎えに来れないわけだし。
私は部屋を出て階下にゆくと、そこには簡素なテーブルに白いクロスが引かれ、燭台には蝋燭が三本揺らめいていた。そして朝食が一人分だけ。まだ用意している段階で、マギーが忙しくキッチンとこの部屋をいったり来たりしていた。
「おはよう。マギー」
「あー! おきさき……いやいや、アメリアさん、おはようございます。さぁテーブルについていてくださいませ」
ん? これって私の食事? 王太子さまのは?
私は、マギーの準備する朝食が自分のものだと分かりドギマギ。こんな扱いを受けたのは初めてのことだからだ。
本来はこんなことをして貰うスジではないのだけど、言われるがまま席に着いた。
そこにマギーは絞りたてのミルクを提供してきた。私は飲みながらたずねる。
「あのぅ。マギー。王太子さまは? なぜ私は連れて来られたのかお話したいんだけど。まだ寝ているのかしら?」
それにマギーは答える。
「いいえ。王太子さまはお忙しいかたです。すでに馬を駆って出て行かれました。洪水のおきそうな川の整備の監督、街道の荒れている場所の視察、辺境守備の兵士たちへ労いの演説」
「は、はぁ!?」
なにそれ。王宮内で囁かれている王太子さまの話と随分かけ離れているわ。ははぁ、マギーにはそんなことを言って誤魔化して遊びに行ってるのね。はぁー、本当にどうしようもない人ね。取り繕ってもいつかはバレてしまうものなのに。
まぁでも、いないならいないで王宮に帰れるのかも?
私はマギーに話をしてみた。
「マギー。ここはどこかしら? 王宮まで遠いなんてウソでしょう? 私、王太子さまの遊びに付き合っていられる時間はないのよ。帰らないと婚約者も心配するわ」
しかしマギーは入り口に立って抵抗した。小さいながらも両手を広げて迫力のある声で、叫んだのだ。
「いけません! 王太子さまは敵の多いお方。そのお妃を匿うということでここにあなた様を連れて、私に世話を命じたのです。王太子さまが安全を保証し、自ら王宮に連れて帰ると言ったときがあなた様の帰るときとお考え下さい!」
ピシャリ。
あわれ。マギーは騙されているのだわ。自分は名君だと洗脳しているのね。こんな年端のいかない子どもにそんなことを吹聴するなんて許せない。
この子は不思議に思わないのかしら。私は昨晩縛られて連れて来られたのよ? まともな連れてこられかたじゃないわよ。山賊じゃあるまいし。
敵なんているはずないじゃない。逆に言えば政治をしている宰相さまの邪魔ばかりをしているのは王太子さまのほうだわ。
私はマギーの説得に試みた。
「マギー。王太子さまのお姿は山賊や船賊よ。貴族の方々はもっと煌びやかな格好をしてらっしゃるわ。それに私をここに連れて来たのも縄をかけてたじゃない。おかしいと思わない?」
しかしマギーは平然と答えた。
「いえ。王太子さまの格好は敵を欺くお姿。そして動きやすく行動しやすいようにですわ。アメリアさんに縄をかけたのもきっと正しいお考えがあってこそです」
ダメだ。聞く耳なんて持っちゃくれない。これは一人の手で逃げないと。考えて脱出しないといけないわ。
「ませたやつだ。寝る場所は別だ。神の祝福を得てないだろ。彼女を部屋に案内して湯浴みをさせて服を着せてやってくれ。余は寝る」
そう言うと私たちに背中を向けて階段へと向かう。その背中にマギーはたずねた。
「殿下ー。お妃のお名前はー?」
「ああ。アメリアだ」
「服を作るのに明日、仕立屋を呼んでもよろしいですかー?」
「構わない。ただし信頼出来るところにしてくれ」
クソ王太子はそういうと、二階の上がり口にある部屋に入ってカギをかけてしまった。ムカつく。まぁ襲われないだけでもよかったのかな?
いやそれって無理矢理連れて来たのに、私に魅力がないってこと? そりゃ……、胸はもう少し欲しいけどさ。
何言ってんだ私。ルイス様がいるのに。クソ王太子に手籠めにされなくてよかったじゃない。
マギーは私の猿ぐつわを外し、縄の縛めをといてニッコリと微笑んだ。
「初めまして、お妃さま。私はマギー。どうぞよろしく」
「ええありがとうマギー。ところで出口はどこ?」
マギーは入って来た扉を指差した。
「あちらです。裏口もございますけど、お妃さまなら正門から出るべきです」
「ありがとう。私、王宮に帰るわね」
私は立ち上がるとマギーは見上げながら言う。
「はぁ……。王宮まで歩いて2日の道程ですし、途中にはクマも獅子も虎もでますよ」
「なんですって!?」
「あと、水辺にはワニ。大空には人食い毒コンドル」
私はめまいがして倒れそうになった。何の因果で愛するルイス様から離されてこんなところに。
「それより、お妃さまのお世話をさせて下さい。さあお部屋にご案内します」
「お、お妃さまはやめて」
「え?」
あどけない表情のマギー。悪い人ではなさそうなんだけど……。
「私、王太子さまに無理矢理連れて来られたの。ちゃんと婚約者もいるのよ。だからお妃なんかじゃないわ」
「はぁー。なるほど。ではアメリアさん」
「ええ。なにかしら」
「とりあえずお部屋にご案内します。それから湯浴みをして、お着替えをしましょう」
いやそれってさっきクソ王太子が言ってたヤツそのままじゃない。まあいいか……。明日明るくなってから善後策を考えましょう。
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マギーに世話をされて、その日の晩はキレイな部屋で睡眠をとった。朝起きて窓から辺りを見回す。
マギーの言った猛獣の話はウソかもしれないと思っていたから。荷馬車の移動距離から考えても都の郊外ほどの場所だとは推測できたわ。でも確証がなかった。
窓から見ると、回りは森と荷馬車の通れるほどの道。少し離れたところには池もある。
二階から見れるのはこれが限界だわ。木々に囲まれて方角は太陽の位置で分かる程度ね……。
私はため息をついた。「何故」が私の頭を激しい勢いで回転する。
王太子さまは私とルイス様の間柄に嫉妬をしたということ? だから連れ去ってきた。そして監禁。でも嫌らしく一緒にいるわけでもない。それって、激しく恋している者のやりかたかしら? どちらかというと興味がないように思えるわ。でも「妃」と言う言葉……。
それって私を正妻。つまり将来は第一夫人にするってこと?
はっ。あり得ない。だって私、元奴隷だし、掃除を任されるだけの侍女よ? 王太子さまに会ったのだって片手で数えるくらいなだけだし。
うーん。王太子さまの考えが分からない。
でも会って話を聞いてみるべきだわ。一時的な感情だったのかも知れないし。私は王宮に帰らないと、ルイス様も迎えに来れないわけだし。
私は部屋を出て階下にゆくと、そこには簡素なテーブルに白いクロスが引かれ、燭台には蝋燭が三本揺らめいていた。そして朝食が一人分だけ。まだ用意している段階で、マギーが忙しくキッチンとこの部屋をいったり来たりしていた。
「おはよう。マギー」
「あー! おきさき……いやいや、アメリアさん、おはようございます。さぁテーブルについていてくださいませ」
ん? これって私の食事? 王太子さまのは?
私は、マギーの準備する朝食が自分のものだと分かりドギマギ。こんな扱いを受けたのは初めてのことだからだ。
本来はこんなことをして貰うスジではないのだけど、言われるがまま席に着いた。
そこにマギーは絞りたてのミルクを提供してきた。私は飲みながらたずねる。
「あのぅ。マギー。王太子さまは? なぜ私は連れて来られたのかお話したいんだけど。まだ寝ているのかしら?」
それにマギーは答える。
「いいえ。王太子さまはお忙しいかたです。すでに馬を駆って出て行かれました。洪水のおきそうな川の整備の監督、街道の荒れている場所の視察、辺境守備の兵士たちへ労いの演説」
「は、はぁ!?」
なにそれ。王宮内で囁かれている王太子さまの話と随分かけ離れているわ。ははぁ、マギーにはそんなことを言って誤魔化して遊びに行ってるのね。はぁー、本当にどうしようもない人ね。取り繕ってもいつかはバレてしまうものなのに。
まぁでも、いないならいないで王宮に帰れるのかも?
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しかしマギーは入り口に立って抵抗した。小さいながらも両手を広げて迫力のある声で、叫んだのだ。
「いけません! 王太子さまは敵の多いお方。そのお妃を匿うということでここにあなた様を連れて、私に世話を命じたのです。王太子さまが安全を保証し、自ら王宮に連れて帰ると言ったときがあなた様の帰るときとお考え下さい!」
ピシャリ。
あわれ。マギーは騙されているのだわ。自分は名君だと洗脳しているのね。こんな年端のいかない子どもにそんなことを吹聴するなんて許せない。
この子は不思議に思わないのかしら。私は昨晩縛られて連れて来られたのよ? まともな連れてこられかたじゃないわよ。山賊じゃあるまいし。
敵なんているはずないじゃない。逆に言えば政治をしている宰相さまの邪魔ばかりをしているのは王太子さまのほうだわ。
私はマギーの説得に試みた。
「マギー。王太子さまのお姿は山賊や船賊よ。貴族の方々はもっと煌びやかな格好をしてらっしゃるわ。それに私をここに連れて来たのも縄をかけてたじゃない。おかしいと思わない?」
しかしマギーは平然と答えた。
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