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第16話 明日の予定
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鈴は砂場でしばらく遊んでいたが一人遊びに飽きたらしく鷹也の方に近づいて来た。
「パパ~。もう疲れた。帰ろう~」
「そうだな。帰っておやつでも食べるか」
「わーい! おやちゅ。おやちゅ!」
家に帰り、下手なものを食べさせるとまた彩に怒られるかも知れないとキッチンを探っていると子供用のクッキーを見つけた。鷹也は探し当てた喜びでニコリと笑い、鈴に適当に数枚食べさせた。
鈴は鷹也の膝の上に座りリモコンでテレビをつけ、子供用の番組を見始めた。
鷹也も普段見ないものを楽しそうに見ていたが、番組の中ででてきた大型の遊園地に鈴が興味を持ったようだった。
「ここおもちろそうでち」
「へー。そうだなぁ。パパもしばらく行ってないや」
「ちょーなんだ。行ちたいねぇ」
「行くか?」
「え?」
「パパも休みだし、平日はすいてるだろうし」
「え~! 行ちたい! 行ちたい! 行ちたい!」
喜ぶ鈴の姿を見て、鷹也も嬉しくなった。
幸いにして車はある。大型遊園地まで車で1時間半ほど。
鷹也はスマホで開園時間のチェックや、チケットの購入を済ませた。
そのうちに彩が帰宅して来た。そこに鷹也が走り寄る。
「ママ~! 明日はちごいんだよ~」
「なに?」
鷹也もリビングから顔を出す。彩に向かってにこやかに
「早起きして遊園地に行こう。オレたち学生の時に一度いったろ? 懐かしいなぁ」
「え? 明日?」
「そうさ。もうチケットは買ったんだ。明日は三人でいるっていっても家にいるよりはいいだろ?」
「う、うん」
「決まりだな。明日の朝7時にここリビングに集合だ!」
「ちゅーごーだ!」
鈴の楽しい顔とはうらはらに、彩の顔はそれほど楽しそうではなかった。
だが、鷹也はそれを気のせいだと思うことにした。
「パパ~。もう疲れた。帰ろう~」
「そうだな。帰っておやつでも食べるか」
「わーい! おやちゅ。おやちゅ!」
家に帰り、下手なものを食べさせるとまた彩に怒られるかも知れないとキッチンを探っていると子供用のクッキーを見つけた。鷹也は探し当てた喜びでニコリと笑い、鈴に適当に数枚食べさせた。
鈴は鷹也の膝の上に座りリモコンでテレビをつけ、子供用の番組を見始めた。
鷹也も普段見ないものを楽しそうに見ていたが、番組の中ででてきた大型の遊園地に鈴が興味を持ったようだった。
「ここおもちろそうでち」
「へー。そうだなぁ。パパもしばらく行ってないや」
「ちょーなんだ。行ちたいねぇ」
「行くか?」
「え?」
「パパも休みだし、平日はすいてるだろうし」
「え~! 行ちたい! 行ちたい! 行ちたい!」
喜ぶ鈴の姿を見て、鷹也も嬉しくなった。
幸いにして車はある。大型遊園地まで車で1時間半ほど。
鷹也はスマホで開園時間のチェックや、チケットの購入を済ませた。
そのうちに彩が帰宅して来た。そこに鷹也が走り寄る。
「ママ~! 明日はちごいんだよ~」
「なに?」
鷹也もリビングから顔を出す。彩に向かってにこやかに
「早起きして遊園地に行こう。オレたち学生の時に一度いったろ? 懐かしいなぁ」
「え? 明日?」
「そうさ。もうチケットは買ったんだ。明日は三人でいるっていっても家にいるよりはいいだろ?」
「う、うん」
「決まりだな。明日の朝7時にここリビングに集合だ!」
「ちゅーごーだ!」
鈴の楽しい顔とはうらはらに、彩の顔はそれほど楽しそうではなかった。
だが、鷹也はそれを気のせいだと思うことにした。
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