夏の城
ひまわりが向いている方向に、連綿とつらなる、巨大な、夏雲の城。
あそこに、きっと、ぼくのなくしてしまったとても大切なものがあるんだ。
ぼくは行く。
あの、夏の、城へ。
*
2006年に創作した児童文学作品です
当時通っていたメリーゴーランド童話塾で一部を発表しました
原稿用紙換算で120枚程だったと思います
13年も過去の作品であり今思えば拙い面も多々あるかと感じますが、記録の意味も含め、WEBに連載形式で初公開します
あそこに、きっと、ぼくのなくしてしまったとても大切なものがあるんだ。
ぼくは行く。
あの、夏の、城へ。
*
2006年に創作した児童文学作品です
当時通っていたメリーゴーランド童話塾で一部を発表しました
原稿用紙換算で120枚程だったと思います
13年も過去の作品であり今思えば拙い面も多々あるかと感じますが、記録の意味も含め、WEBに連載形式で初公開します
目次
感想
あなたにおすすめの小説
ぼくはねこまたまたぞう
猫又亭 あさた
児童書・童話
ねこまたまたぞうは「ねこまた」という妖怪だ。今年で222さい。
人が住んでいる街のかたすみで「ねこまたてい」というお店をやっている。
妖怪なので、普通の人間にはまたぞうたちのすがたやおみせは見えない。
けれども、たまーに見える者がいる。
これは、そんなまたぞうと、妖怪が見えてしまう人間との間に起こる、面白おかしく、おいしく、たまにほっこりとする物語である。
時を奏でる楽譜と未来の魔法使い
紫蘭
児童書・童話
ある日小学校の図書室で、りつはうっすらと光る本を見つける。開くと光っていたのは間に挟まっていた手書きの楽譜。
りつが楽譜の通り歌うと、辺りはモヤに包まれ、気がつくと知らない建物中にいた。
そこで出会ったのは魔法使いの女性と1羽の小鳥。
そこからりつの秘密の放課後が始まる。
魔法使いの女性の正体とは、そしてりつが不思議な場所に呼ばれた理由とは。
R:メルヘンなおばけやしき
stardom64
児童書・童話
ある大雨の日、キャンプに訪れた一人の女の子。
雨宿りのため、近くにあった洋館で一休みすることに。
ちょっぴり不思議なおばけやしきの探検のおはなし☆
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミでヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
甘夏と青年
宮下
現代文学
病気が発覚し、仕事と恋人を失い人生に失望した日々を送る女性、律。
深い傷を抱え、田舎を訪れ己の正解を求める少年、智明。
そして二人と交わる、全てが謎に包まれた『マキ』と名乗る青年。
これは、海の見える土地で、ひと夏を全力で生きた、彼女彼らの物語。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
【完結】月夜のお茶会
佐倉穂波
児童書・童話
数年に一度開催される「太陽と月の式典」。太陽の国のお姫様ルルは、招待状をもらい月の国で開かれる式典に赴きました。
第2回きずな児童書大賞にエントリーしました。宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる