18 / 67
第三者の視点だと完全にホラー
しおりを挟む
「じゃあ、それ以外に覚えていること、見たものは、ないんだね?」
片隅に机が置かれていて、中央にも固定されたデスク。
取調室で尋問している刑事は向かいの外間朱美に、最後の確認をした。
「はい。睦月さまが御神刀で――」
「それはもう、聞いたから……。槇島さんは、彼らに何をしたの?」
「分からないです! 私、殺されそうで、怖くて……。気づいたら、睦月さまに助けられて、彼らと離れた位置にいました」
ため息を吐いた刑事は、まだ諦めない。
「すぐ通報せず、最寄りの交番に駆け込まなかった理由は?」
「睦月さまに助けられた後は逃げることしか、ありませんでした! 自宅に戻り翌日の朝になってから、ようやく落ち着いたんです! だいたい、あんな場所で人質にされて通報も何も……」
お前らが役立たずだから、殺されかけた。と言わんばかりの視線。
慌てた刑事は、取り成す。
「そ、そうだね! 俺も急いでいると、つい忘れちゃってさ! 提出する書類もデスクの奥へ隠しちゃうし……。悪いんだけど、君が槇島さんを心配して夜道を追いかけたところから、もう一度――」
――北稲原署の小会議室
集まった刑事課の面々は、どんよりとした表情だ。
刑事課長が、外間朱美を取り調べた男女に問いかける。
「で?」
「ダメっす……。あれ、嘘は言っていないし、そのままですね」
「私も、同じ意見です」
御神刀とやらで暴れたのは、槇島睦月。
他の関係者の取調べでも、それは一致している。
けれど――
「槇島を揺さぶっても、全然ですわ! やりにくいったら、ありゃしない」
強面の刑事は投げやりに言いながら、両手を上げた。
そのため、睦月と親しい朱美を崩して、突破口にしたかったのだが……。
「あの2人は身元がしっかりしていて、美須坂町の連中だ。おまけに、槇島睦月は神社の御神体……。これ以上は、マズいな」
刑事課長の独白に、睦月を担当している刑事が同意する。
「ええ……。現に槇島は、『協力はするけど、不当な捜査だったら千陣流と桜技流が動いても口添えしないからね?』と言っています。『外間がこう言っていた』と振ろうが、全く動じません。逆に、『それが嘘だったら弁護士に言うよ?』と、きたもんだ! ……おそらく、『知っていることをそのまま話せ』と指示したんでしょうね」
逆に言えば、周りの大勢が見ていても、気づかれないだけの自信がある。
現場は、監視カメラどころか、住宅もない荒野だ。
集まっていた連中だけが、唯一の証人。
でも、誘拐事件を起こした連中は、廃工場のオフィス跡で皆殺しだ。
いくら警察の取調べが上手くても、本人が知らないことを証言させるのは無理。
刑事課長は、自分の考えを述べる。
「やはり……その場で拘束しなかったのが、痛すぎるな! 自分から出頭して積極的に取調べを受けているのだから、無理強いはできん。下手をすれば、カウンターでやられるぞ?」
内勤をしている女が、おずおずと発言する。
「あの……全員が言っている御神刀ですけど。槇島さんに言って、任意で出してもらえば?」
「それ、絶対に罠だぞ?」
「ああ……。引っかかれば、『宗教団体の聖域に警察が踏み込んだ』とされて、俺たちはクビにされるだろう。居座っても、ずっと冷や飯だ」
「適当なものを出されても、俺たちには区別できんよ!」
指摘された女は、首をひっこめた。
刑事課長が、話題を変える。
「御神刀については、今の時点で突っつく気はない。しかし、色々な意見を言うことは大切だ! ……それより、自首してきた針鼠アイアンズは?」
「完落ちです……。証言は、『槇島に返り討ちの後で、彼女が人質の外間を救出した』になっています。連中も、何が起きたのかは不明なようで……」
電光石火で動けば、こうもなる。
「槇島を襲撃した事実は、どいつも全面的に認めています! 他に余罪がいくつか出てきましたが、被害者への謝罪と賠償による示談が成立している模様」
「手際がいいな……。人が殺傷されていない件は、自首で処理してやれ! たぶん、不起訴だろうがな? 残るは、まだ見ぬ室矢カレナ」
刑事課長の発言に、長机をくっつけたテーブルを囲む面々が、うわあ、という表情へ。
「あの一族かー!」
「それも、名字にしている奴」
「証言である以上、その女子にも話を聞くしかないですよね?」
「その正論が、耳に痛い」
コンコンコン ガチャッ
いきなり、ドアが開かれた。
全員が見れば、署長とキャリアの姿。
慌てて立ち上がり、無帽の敬礼。
署長が、口を開いた。
「急に入って、すまんな……。とりあえず、座ってくれ」
ガタガタと、パイプ椅子が動く。
「君たちが追っている事件だが、県警本部の部長から、お言葉がある! どうぞ……」
「室矢カレナと槇島睦月だが……。この2人については、よっぽどの理由がない限り、手を出さないように!」
ぐるりと見たキャリアは、不満げな様子を見て、頷いた。
「とだけ言っても、納得できまい? こちらで本庁に問い合わせたら、『あの2人は室矢家の初代当主、室矢重遠と重婚をしていたか、ずっと傍にいた女』と分かった」
「は!? あ、あいつら、女子高生ですよ? その室矢が生きていたのって、かなり昔だったんじゃ?」
失礼な突っ込みだが、キャリアは怒らず。
「私も、そう思った……。どうも人ではないらしく、あの姿のまま……。大事なのは、本庁がそう判断していることだ! 室矢重遠と色々あったようで、上が神経質になっている」
少なくとも、長官2人が辞任した。
妻の1人だった天沢咲莉菜の活躍を含めれば、キャリア数人も……。
これで警戒しなかったら、ただの馬鹿。
「話は、以上だ! ああ、そうそう……。『御神刀』というキーワードが出たら、くれぐれも注意したまえ! これは防衛省の筋だが、『駐屯地の一部を消し飛ばした』『南極のエイリアン部隊を1人で潰した』とか……。まあ、そちらは聞き流しても構わんよ」
説明したキャリアは署長と一緒に、すぐ出て行く。
残された刑事課のメンバーは、安全ヘルメットを被り、指差し呼称をするネコのような顔ばかり。
ヨシッ!
片隅に机が置かれていて、中央にも固定されたデスク。
取調室で尋問している刑事は向かいの外間朱美に、最後の確認をした。
「はい。睦月さまが御神刀で――」
「それはもう、聞いたから……。槇島さんは、彼らに何をしたの?」
「分からないです! 私、殺されそうで、怖くて……。気づいたら、睦月さまに助けられて、彼らと離れた位置にいました」
ため息を吐いた刑事は、まだ諦めない。
「すぐ通報せず、最寄りの交番に駆け込まなかった理由は?」
「睦月さまに助けられた後は逃げることしか、ありませんでした! 自宅に戻り翌日の朝になってから、ようやく落ち着いたんです! だいたい、あんな場所で人質にされて通報も何も……」
お前らが役立たずだから、殺されかけた。と言わんばかりの視線。
慌てた刑事は、取り成す。
「そ、そうだね! 俺も急いでいると、つい忘れちゃってさ! 提出する書類もデスクの奥へ隠しちゃうし……。悪いんだけど、君が槇島さんを心配して夜道を追いかけたところから、もう一度――」
――北稲原署の小会議室
集まった刑事課の面々は、どんよりとした表情だ。
刑事課長が、外間朱美を取り調べた男女に問いかける。
「で?」
「ダメっす……。あれ、嘘は言っていないし、そのままですね」
「私も、同じ意見です」
御神刀とやらで暴れたのは、槇島睦月。
他の関係者の取調べでも、それは一致している。
けれど――
「槇島を揺さぶっても、全然ですわ! やりにくいったら、ありゃしない」
強面の刑事は投げやりに言いながら、両手を上げた。
そのため、睦月と親しい朱美を崩して、突破口にしたかったのだが……。
「あの2人は身元がしっかりしていて、美須坂町の連中だ。おまけに、槇島睦月は神社の御神体……。これ以上は、マズいな」
刑事課長の独白に、睦月を担当している刑事が同意する。
「ええ……。現に槇島は、『協力はするけど、不当な捜査だったら千陣流と桜技流が動いても口添えしないからね?』と言っています。『外間がこう言っていた』と振ろうが、全く動じません。逆に、『それが嘘だったら弁護士に言うよ?』と、きたもんだ! ……おそらく、『知っていることをそのまま話せ』と指示したんでしょうね」
逆に言えば、周りの大勢が見ていても、気づかれないだけの自信がある。
現場は、監視カメラどころか、住宅もない荒野だ。
集まっていた連中だけが、唯一の証人。
でも、誘拐事件を起こした連中は、廃工場のオフィス跡で皆殺しだ。
いくら警察の取調べが上手くても、本人が知らないことを証言させるのは無理。
刑事課長は、自分の考えを述べる。
「やはり……その場で拘束しなかったのが、痛すぎるな! 自分から出頭して積極的に取調べを受けているのだから、無理強いはできん。下手をすれば、カウンターでやられるぞ?」
内勤をしている女が、おずおずと発言する。
「あの……全員が言っている御神刀ですけど。槇島さんに言って、任意で出してもらえば?」
「それ、絶対に罠だぞ?」
「ああ……。引っかかれば、『宗教団体の聖域に警察が踏み込んだ』とされて、俺たちはクビにされるだろう。居座っても、ずっと冷や飯だ」
「適当なものを出されても、俺たちには区別できんよ!」
指摘された女は、首をひっこめた。
刑事課長が、話題を変える。
「御神刀については、今の時点で突っつく気はない。しかし、色々な意見を言うことは大切だ! ……それより、自首してきた針鼠アイアンズは?」
「完落ちです……。証言は、『槇島に返り討ちの後で、彼女が人質の外間を救出した』になっています。連中も、何が起きたのかは不明なようで……」
電光石火で動けば、こうもなる。
「槇島を襲撃した事実は、どいつも全面的に認めています! 他に余罪がいくつか出てきましたが、被害者への謝罪と賠償による示談が成立している模様」
「手際がいいな……。人が殺傷されていない件は、自首で処理してやれ! たぶん、不起訴だろうがな? 残るは、まだ見ぬ室矢カレナ」
刑事課長の発言に、長机をくっつけたテーブルを囲む面々が、うわあ、という表情へ。
「あの一族かー!」
「それも、名字にしている奴」
「証言である以上、その女子にも話を聞くしかないですよね?」
「その正論が、耳に痛い」
コンコンコン ガチャッ
いきなり、ドアが開かれた。
全員が見れば、署長とキャリアの姿。
慌てて立ち上がり、無帽の敬礼。
署長が、口を開いた。
「急に入って、すまんな……。とりあえず、座ってくれ」
ガタガタと、パイプ椅子が動く。
「君たちが追っている事件だが、県警本部の部長から、お言葉がある! どうぞ……」
「室矢カレナと槇島睦月だが……。この2人については、よっぽどの理由がない限り、手を出さないように!」
ぐるりと見たキャリアは、不満げな様子を見て、頷いた。
「とだけ言っても、納得できまい? こちらで本庁に問い合わせたら、『あの2人は室矢家の初代当主、室矢重遠と重婚をしていたか、ずっと傍にいた女』と分かった」
「は!? あ、あいつら、女子高生ですよ? その室矢が生きていたのって、かなり昔だったんじゃ?」
失礼な突っ込みだが、キャリアは怒らず。
「私も、そう思った……。どうも人ではないらしく、あの姿のまま……。大事なのは、本庁がそう判断していることだ! 室矢重遠と色々あったようで、上が神経質になっている」
少なくとも、長官2人が辞任した。
妻の1人だった天沢咲莉菜の活躍を含めれば、キャリア数人も……。
これで警戒しなかったら、ただの馬鹿。
「話は、以上だ! ああ、そうそう……。『御神刀』というキーワードが出たら、くれぐれも注意したまえ! これは防衛省の筋だが、『駐屯地の一部を消し飛ばした』『南極のエイリアン部隊を1人で潰した』とか……。まあ、そちらは聞き流しても構わんよ」
説明したキャリアは署長と一緒に、すぐ出て行く。
残された刑事課のメンバーは、安全ヘルメットを被り、指差し呼称をするネコのような顔ばかり。
ヨシッ!
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる