41 / 78
上品な奴隷市場
しおりを挟む
全員が見守る中で、真顔のロワイド・クローはリータを見る。
「そいつは……。ここへ来るのかい?」
「は、はい! カスティーユ公爵と仲が良く、今回は領地の1つである迷宮都市ブレニッケの視察も兼ねていれば」
言い方で察したロワイドは、ため息を吐いた。
「周りの貴族が大集合。そいつだけ除け者にすれば、末代までの戦争か! まいったね、これは……」
思わぬトラブルに、悩むロワイド。
巨体のジャンニは、あっさりと宣言する。
「クラン対抗戦だぜ? いくらジンが強かろうが、『叡智の泉』に勝ち上がる目はねえ!」
「ま、そうじゃな……。ロワイド! 考えすぎも良くないぞ?」
しかし、そのリーヌス・バーリー男爵の目に留まれば、叔父の威光によって強引に攫っていく可能性が高い。
ロワイドは、悩んだ末に結論を出す。
「僕が手紙を書こう! 小人族を奴隷にしている腐れ貴族がやってくるから、目立たないようクラン対抗戦を辞退してくれ、と。ジン君の売り込みは、前のコロシアムの決闘で何とかなる」
けれど、その手紙に返事はなかった。
ロワイドは不安を隠せないまま、『黄金の騎士団』としての準備を進める。
『叡智の泉』のエントリーを見た後には、僕が守らねば、と気合を入れて、根回しや情報収集に勤しむ。
「いざとなったら、僕がバーリー男爵と対決してでも彼女たちを守るさ……」
身を挺して守る姿を見れば、杠葉たちは考え直す。
『黄金の騎士団』の評判も、良い方向へ変わるだろう。
「ここは、迷宮都市ブレニッケだ……。貴族どもが遊び場にしていい場所ではない!」
お姫さまを守る勇者になった気分の、ロワイド・クロー。
彼は、知らない。
大手クランの『黄金の騎士団』を抱えた時点で、そういった英雄譚とは無縁。
むしろ、海千山千の貴族に懐柔され、使われる存在であることを……。
ロワイドに、今の立場を捨てて杠葉たちと再出発をするだけの度胸はない。
◇
コロシアムで開催されるクラン対抗戦は、娯楽が少ない中世ファンタジーの世界でのお祭りだ。
周辺から人が押し寄せ、それを目当てとする行商人や出店も……。
「はい、買った買った! 一番人気は、やっぱり『黄金の騎士団』――」
どこが優勝するのか? の賭けも、盛況だ。
ジンが強くても、数の暴力には敵わない。
それが、一般的な意見だ。
◇
あっという間に月日が流れて、貴族や参加クランを招いてのパーティーが開かれる。
主催者はもちろん、領主のペルティエ子爵。
『黄金の騎士団』と『叡智の泉』も、当然ながら招かれた。
貴族と平民は、同じ人間ではない。
まして、暴力だけしか能がない冒険者となれば……。
「どのような連中でしょうな?」
「顔が良ければ――」
貴族のスペースは、豪華絢爛。
長テーブルにご馳走が並べられ、庶民の年収レベルの酒が振る舞われる。
彼らは、相対的に貧相な参加クランが滞在するスペースを見ていた。
まるで、動物園の珍獣を見る光景だ。
「これより、クラン対抗戦にエントリーした方々をご紹介させていただきます!」
司会の声で、貴族たちによる拍手。
けれど、その顔つきは、馬鹿にしきった様子だ。
ある意味では、クラン対抗戦よりも危険なパーティーが始まった……。
ペルティエ子爵が主催するパーティーで、洋館のホールにいる面々。
クラン対抗戦に参加するチームは、居心地が悪い。
その空間がせまいうえ、煌びやかで優雅な貴族側と大きな差がついているから。
動物園にいるような貴族サイドに、迷宮都市ブレニッケの冒険者たちは嵐をやり過ごすだけ。
好き勝手に批評する貴族どもをやり過ごし、彼らが退出した後で、ようやく人心地をつく。
『黄金の騎士団』の団長であるロワイド・クローは、中高年のレディから好色な目線を向けられ、ゲッソリとしていた。
「少し、甘く見ていたのかもしれないね……」
普段なら、大勢が集まった場では言わないであろう愚痴すら、飛び出したほど。
その時に、1人の執事が近づいてきた。
「失礼……。あなたが『黄金の騎士団』の団長、クロー様でいらっしゃいますか?」
「……だとしたら?」
警戒しながらの返事に、執事は作り笑いのまま。
「我が主、リーヌス・バーリー男爵のお呼びです。『お時間があれば、ぜひ話をしたい』と仰っています」
まさに、小人族をいたぶっている悪人だ。
眉をひそめたロワイドは、どうするべきか? と悩む。
それを見透かしたように、執事は彼の耳元で囁く。
(我が主人は、先ほどの『叡智の泉』に興味を持たれていますよ? あなたが断れば、そちらをお呼びになるでしょう)
自分が執心している女たちが、貴族の嬲り者にされてしまう。
最悪の未来を想像したロワイドに、選択の余地はなかった……。
「そいつは……。ここへ来るのかい?」
「は、はい! カスティーユ公爵と仲が良く、今回は領地の1つである迷宮都市ブレニッケの視察も兼ねていれば」
言い方で察したロワイドは、ため息を吐いた。
「周りの貴族が大集合。そいつだけ除け者にすれば、末代までの戦争か! まいったね、これは……」
思わぬトラブルに、悩むロワイド。
巨体のジャンニは、あっさりと宣言する。
「クラン対抗戦だぜ? いくらジンが強かろうが、『叡智の泉』に勝ち上がる目はねえ!」
「ま、そうじゃな……。ロワイド! 考えすぎも良くないぞ?」
しかし、そのリーヌス・バーリー男爵の目に留まれば、叔父の威光によって強引に攫っていく可能性が高い。
ロワイドは、悩んだ末に結論を出す。
「僕が手紙を書こう! 小人族を奴隷にしている腐れ貴族がやってくるから、目立たないようクラン対抗戦を辞退してくれ、と。ジン君の売り込みは、前のコロシアムの決闘で何とかなる」
けれど、その手紙に返事はなかった。
ロワイドは不安を隠せないまま、『黄金の騎士団』としての準備を進める。
『叡智の泉』のエントリーを見た後には、僕が守らねば、と気合を入れて、根回しや情報収集に勤しむ。
「いざとなったら、僕がバーリー男爵と対決してでも彼女たちを守るさ……」
身を挺して守る姿を見れば、杠葉たちは考え直す。
『黄金の騎士団』の評判も、良い方向へ変わるだろう。
「ここは、迷宮都市ブレニッケだ……。貴族どもが遊び場にしていい場所ではない!」
お姫さまを守る勇者になった気分の、ロワイド・クロー。
彼は、知らない。
大手クランの『黄金の騎士団』を抱えた時点で、そういった英雄譚とは無縁。
むしろ、海千山千の貴族に懐柔され、使われる存在であることを……。
ロワイドに、今の立場を捨てて杠葉たちと再出発をするだけの度胸はない。
◇
コロシアムで開催されるクラン対抗戦は、娯楽が少ない中世ファンタジーの世界でのお祭りだ。
周辺から人が押し寄せ、それを目当てとする行商人や出店も……。
「はい、買った買った! 一番人気は、やっぱり『黄金の騎士団』――」
どこが優勝するのか? の賭けも、盛況だ。
ジンが強くても、数の暴力には敵わない。
それが、一般的な意見だ。
◇
あっという間に月日が流れて、貴族や参加クランを招いてのパーティーが開かれる。
主催者はもちろん、領主のペルティエ子爵。
『黄金の騎士団』と『叡智の泉』も、当然ながら招かれた。
貴族と平民は、同じ人間ではない。
まして、暴力だけしか能がない冒険者となれば……。
「どのような連中でしょうな?」
「顔が良ければ――」
貴族のスペースは、豪華絢爛。
長テーブルにご馳走が並べられ、庶民の年収レベルの酒が振る舞われる。
彼らは、相対的に貧相な参加クランが滞在するスペースを見ていた。
まるで、動物園の珍獣を見る光景だ。
「これより、クラン対抗戦にエントリーした方々をご紹介させていただきます!」
司会の声で、貴族たちによる拍手。
けれど、その顔つきは、馬鹿にしきった様子だ。
ある意味では、クラン対抗戦よりも危険なパーティーが始まった……。
ペルティエ子爵が主催するパーティーで、洋館のホールにいる面々。
クラン対抗戦に参加するチームは、居心地が悪い。
その空間がせまいうえ、煌びやかで優雅な貴族側と大きな差がついているから。
動物園にいるような貴族サイドに、迷宮都市ブレニッケの冒険者たちは嵐をやり過ごすだけ。
好き勝手に批評する貴族どもをやり過ごし、彼らが退出した後で、ようやく人心地をつく。
『黄金の騎士団』の団長であるロワイド・クローは、中高年のレディから好色な目線を向けられ、ゲッソリとしていた。
「少し、甘く見ていたのかもしれないね……」
普段なら、大勢が集まった場では言わないであろう愚痴すら、飛び出したほど。
その時に、1人の執事が近づいてきた。
「失礼……。あなたが『黄金の騎士団』の団長、クロー様でいらっしゃいますか?」
「……だとしたら?」
警戒しながらの返事に、執事は作り笑いのまま。
「我が主、リーヌス・バーリー男爵のお呼びです。『お時間があれば、ぜひ話をしたい』と仰っています」
まさに、小人族をいたぶっている悪人だ。
眉をひそめたロワイドは、どうするべきか? と悩む。
それを見透かしたように、執事は彼の耳元で囁く。
(我が主人は、先ほどの『叡智の泉』に興味を持たれていますよ? あなたが断れば、そちらをお呼びになるでしょう)
自分が執心している女たちが、貴族の嬲り者にされてしまう。
最悪の未来を想像したロワイドに、選択の余地はなかった……。
137
お気に入りに追加
541
あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる