めっちゃ強くて美形で忠義に篤い元騎士団長、イーサン=パーカーから手紙が来たよっ!

森月真冬

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あとがき

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 これで完結です。
 が……気が向いたら続編として、『亡国のアンジェリカ姫』と『幽囚のキール』を書くかもしれません。でも、タイトルはいじるかも知らんね……これも最初は『追憶のサビーネ』でした。
 アンジェリカは喜劇、キールは哲学的ゾンビがテーマになると思います。

 この話は、読者ウケとか一切考えず、僕の書きたいモノをストレートにぶち込みました。
 テーマは、『未知の物体の味ってなんじゃらほい? それって美味しいのかい?』です。
 現実では『不思議な物体X』には出会えないワケで、それを味わう機会はありません。
 そこで想像の世界で、主人公に食レポしてもらう事にしたのです。
 サビーネ……美味しい物が飲めて、よかったね♪

 ホラーとしてのテーマは単純で、『何気なく口にした物が、実は似て非なるナニカなら?』です
 身近なテーマですね……日常でも食品偽装とか、ありますもんねえ?
 手首ラーメンとか、ミミズバーガーとか……都市伝説のテッパンです。
 書きたいものを書けたので、大満足です。あーっ、楽しかったぁ!
 執筆時間は三時間くらいでした。ノンストップでしたねえ!

 ただまあ、それがなんであれ……虫以外だったら……積極的に口にしたいって、僕は思うんですよ。
 宇宙人の作った料理とか、食べてみたいもん。宇宙人のお肉も食べたいなー!
 例えば、銀河のどこかから宇宙人が来て、晩餐会が開かれるじゃないですかあ?
 そんで、僕が地球人代表として、そこに招待されたとします。
 目の前に並ぶ、正体不明で不思議な料理の数々っ!
 そしたら僕は大興奮、真っ先に食べるふりして、

「おおーっ!? これは素晴らしい味だ! まるで口の中が味覚のビッグバンやー。ほら、皆さんも早く、食べてみてください!」

 って叫んで、みんなに必死ですすめて、それで皆が食べるのを見て、危険がないのを確認してから口をつけるくらいには、未知なる物に対する味覚の興味がありますねー。
 ビバ! 変な食べ物っ!
 やったー、カッコいい!

 なお、最後になりますが……ツイッター等では報告してますが、現在、第7回集英社ライトノベル新人賞の最終選考中です。
 発表は五月下旬ですが、僕も残っています。エコー・ザ・クラスタって作品です。
 応援してくれたら、嬉しいです。
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