あの日、僕らだけが知っていた

 ──人殺しのみなさんへ。時間です。罪を告白し、そして償いましょう。
 時田晴斗の元に届いたのは、高校の同級生だった須王大我からと思われる犯行声明文だった。
 明かされるのは、時田と関わりがあった人物たちのそれぞれの秘密で──。
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