【完結】ポンコツですが結婚して差しあげましょう。〜王太子殿下の農作体験記〜

雑煮

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結ばれる二人

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それから一年後。


「「「王太子殿下、万歳!!!王太子妃殿下万歳!!!」」」


盛大に二人の結婚式が挙げられた。


ちなみに農薬の軽減税化がこの一年の間に行われ、今年も温暖で害虫が大量に発生したが去年のような被害は出ずに済んだ。


この件でも民からの王太子の人気は上がり、王位を継ぐ日も近いと噂されている。




「綺麗だよ、フレーシア。」

「ありがとうございます、殿下。」


フリーシアは1年経っても変わらない王太子からの愛を浴び、更に綺麗になってこの日を迎えた。





そして二人はついにこの日、初夜を迎えるのだ。



「フレー、フリーシアっ」


王太子は寝室に入るなり、真っ赤な顔をしながらフレーシアを押し倒した。



「もう興奮しすぎですわ、殿下っ」


「だって!ずっとお預けだったじゃないか!もう我慢出来ない!」


大型犬のようにわんわん嘆く王太子にフレーシアは笑ってしまう。



「もうなにもだめとは言いませんから。急がれないでください。」

苦笑してそう言うが、王太子は鼻息荒く目をギラギラさせている。

顔がいいからまだいいが、そうでなかったら傍から見たら暴漢に襲われてるみたいね。


興奮しきっている王太子に内心ドン引きしながらも、隠さないところが殿下らしいと思ってしまう。



フリーシアはよしよしと王太子のサラサラな金髪を撫でる。



「大事にするから。」

「ええ。」



下から見上げるように見つめてくる王太子を受け入れて、二人で吸い寄せられるように口付けを交わす。


フニフニと触れるだけの口付けがヒートアップし、王太子の押しが強くなる。勢いに負けてフリーシアが後ろにゆっくり倒される。




「っ......ハァ......♡」


フレーシアの熱い吐息が王太子の口元にかかる。



「フリーシアっ」

「ああっ♡」


我慢出来なくなった王太子は、今まで触れられなかったフレーシアの胸の柔らかい膨らみを服の上からムギュっと手のひらで掴んだ。


フリーシアは胸の刺激が下腹部まで伝わりビクンとカラダを震わせる。



「やわらかいよ、フリーシア。」


モミモミ、ムギュムギュ......



「殿下っ......っ......」

恥ずかしくて反射的にやめてくださいと言いそうになるのを必死で堪える。

以前キスされるのが恥ずかしくてやめてと言った時に本当にいいと言うまでキスを我慢したワンコのような王太子。


そんな王太子を不憫に思い、それ以来こういう場でやめてと言うのはやめようとフリーシアは心に決めたのだった。




「気持ちいいのか?フリーシア」


「っ......言えないですわ、そんなはしたないこと......♡」


「でも......ココが尖ってきてる」


そう言って王太子が服越しにフリーシアの胸の尖りを強めに押した。



「あっ♡」


「エッチだね、フリーシア」


そう言って王太子はまたフリーシアに口付けながら、夜着の中へと手を忍ばせる。



「やっ......♡殿下ぁ、んぅ♡」


フリーシアの口の中に舌を入れて、生おっぱいに初めて触れた。



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