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しおりを挟む「娘よ、すまないっ」
「いいのよ父さん。村のためだもの。」
50年に一度、村の祠に捧げられる少女。
祠に行った少女は今まで一度も帰ってこず、死体も見つかったこともない。神に連れ去られた先どうなってしまうのか村の誰も知らなかった。
少女は村の者達に別れを告げ、一人で祠へ向かう。
何が起こるのか恐怖でたまらんかったが、引き返すと村にどんな災いが起こるか分からない。
少女はそっと祠の扉を開けた。
すると白い光に包まれる。
そして目の前に大きな白蛇が現れた。
「娘よ、お前が今回の生贄か。」
「は、はい。」
「見目もよく、丈夫そうじゃ。良いだろう。」
どこからか現れた小さい白蛇達が少女のカラダに絡みつく。
「主に合わせる前に、こやつらに仕込ませてからだ。」
「わ、わたしはなにをするんですか」
「なに、そのカラダで主を悦ばせてくれればいいのじゃ」
スルスルと手際よく娘の着物を解かせにかかる白蛇達。
娘はこれから自分がナニをすればいいのかようやく理解した。
ひとまず食べられたり殺される可能性は少ないので逆に安心する。
だが、蛇たちは無遠慮に娘の服を剥ぎ取ってカラダを這っていく。
大きい白蛇が娘のカラダを持ち上げて動けないよう拘束する。
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