戦場の救護班のおばあちゃんが若返ったらモテましたよね

おばあちゃん、捕らわれる。

 

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「ったく、酷いねあんたら。今まで世話してやったあたしを縄で縛るなんてさ。」


「ほんとに、メグおばあちゃんなのか？」

「若返ったってこんな綺麗なわけないだろう」

「あんたら聞こえてるよ！」



戸惑うダルドとテントに戻ってきたメグおばあちゃんだったが、敵国のスパイの可能性があると囚われてしまった。


ただ、下着もまともにつけていない状態でピッチピチに若返った為、食いこんだ縄がボンキュンボンのボディーを強調してエロい感じになってしまっているが本人は気付いていない。


更に白髪だった髪は元のブロンドを取り戻し艶々としていて、肌もピチピチで二十歳過ぎくらいといったところだ。


兵士たちは内心ドギマギしているが、これが本当にメグおばあちゃんならばメグおばあちゃんに興奮してしまっているのはどこか申し訳ない気持ちになってしまう。




「こやつか。突然現れた女というのは。」


「第1騎士団長様っ！！」


「昔から戦場にいる男を連れてきた。どうだ、見覚えがあるか？」


連れてこられたのはメグおばあちゃんより少し若いくらいの老兵。




「メグさんが戦場にやって来た時はもう40は過ぎていましたが、若い時のメグさんと似ておりますなぁ。」


「団長っ！近隣の村の出身の者からの証言です。この森では似たような現象が何百年に１回くらい起こっていると伝承があるそうです！」




「確証が取れたなら早く縄を取っておくれ。いつまでレディーを縛っておくつもりだい？」


呆れたようにメグおばあちゃんが言う。



だが騎士団長はまだなにか思うところがあるらしく、メグおばあちゃんの顔をまじまじと見ている。



「縄は解いていいが、まだ聞きたいことがある。私のテントまで来てもらおうか。」



兵士達が心配する中、メグおばあちゃんは第1騎士団のテントに連行されたのだった。