35 / 38
第9章 離れたくないだなんて、絶対あなたにだけは気付いてもらいたい!
第35話 どこにも行かないで(※)
しおりを挟む
「んっ、んっ、ぁ、んっ」
「エミリーさん、かわいい」
「んっ、あっ、あっ、あっ」
2人とも浴衣はかろうじて帯で腰にぶら下がっている状態で、あられもない姿だ。さらに私はあぐらをかいたサイラスくんの上に、彼に背を向けた状態で足を広げてまたがっている。
「ああ、あぁ、あっ、んっ、そこ、ぉ……っ!」
「ここ? ここ、気持ちいいんですか?」
「んっ、きもち、い……!」
「んっ、ここ、もっと、してあげますねっ」
「あっ、あっ!」
膣の天井をゾリゾリと抉るように刺激されると、その度に私の全身がビクビクと震えた。
「声、我慢しましょうね」
「んっ」
言いながら、サイラスくんがキスで私の口を塞いだ。誰が聞いているかわからないので、声を我慢しようと言ったのは私なのに。まったく我慢できない。
「あっ、んっ、んんっ」
「きもちよくて、声我慢できない、エミリーさんっ、かわいい」
「んんんんっ、あっ、あっ、あああっ!」
ひときわ強く奥を突かれては、我慢などできなかった。
プシュッと潮を吐き出した私の膣がビクビクと痙攣してする。
「あ、あ」
全身にブルブルと震えが走り、噛み締めた唇から低い呻きが漏れた。
それなのに、サイラスくんは腰を動かし続けた。
「んっ、あっ、イッた、イッた、よ……っ!」
「ボクは、まだ、ですっ」
「ああああ、あぁ、あっ、あああっ」
また叫ぶように喘いだ。すると、私を抱きしめるサイラスくんの腕にいっそう力が入って。
「くっ、う……っ!」
膣の最奥で熱が弾けて、私の身体はそれを受け止めながらヒクヒクと痙攣するばかりだった。
「あっ、はっ、はっ、ふっ」
「んっ」
二人で息を整えて。
「んっ、ぁっ」
サイラスくんに促されて、繋がったまま今度は向かい合う格好になった。
「んっ、はっ、あっ、あっ」
「エミリーさん、エミリーさん」
ゆっくり奥を突かれながら、何度も名前を呼ばれる。
「どこにもっ、いかないで……っ!」
ぎゅうっと抱きしめられて、もう何度目になるかわからない懇願。
「うん、いかない……、いきたくない……っ!」
私も、何度も答えた。
この後、【東の魔女】とどんな話をするか分からない。
私たちは『帰りたくない、このままこの世界に居させてくれ』とお願いするつもりだ。それを叶えることができるのは、この世界に私を呼んだ【東の魔女】だけだろうから。だが、その願いを叶えてもらえる保障はない。
(これが最後かもしれない)
そう思うと、私もサイラスくんもなかなか離れることができなかった。
* * *
「……」
食事の時間だと呼ばれて廊下に出ると、【東の魔女】が私たちを待っていた。じとっと見つめられて、背中を冷や汗が流れる。
「お前さんたち、休まなかったのかい」
「えっと……」
「馬鹿だねぇ」
【東の魔女】は苦笑いを浮かべてから、パンと手を打った。すると、不思議なことに身体の疲れがすっかり消えてしまった。
「せっかく山海の幸を準備したんだ。しっかり味わいなよ」
「はい、ありがとうございます」
二人揃ってすっかり恐縮して、身を縮こまらせた。
「ほら、行くよ。客がお待ちだ」
【東の魔女】が私たちの前をさっさと歩く。
(あれ?)
ふと、その背中が緊張しているように見えた。足元を一緒に歩く猫又も、チラチラと【東の魔女】の顔を見上げていて。その表情は心配しているようにも見える。
「あの……」
「私も、会うのは久しぶりなんだよ」
【東の魔女】が深い溜め息を吐いて、立ち止まった。もう一度ふうと息を吐いてから、ふすまを開く。
「おっ、久しぶりだな!」
座敷の中にいたのは、金髪に金の瞳を持つ彫像のような美しい男性だった。しかし、その美しさと反比例するような雑な座り方でお猪口をかかげる姿は、立派な酔っぱらいだ。既に出来上がっているらしい。
「この軽薄そうな男が、【西の賢者】だ」
雑な紹介だったが、【西の賢者】は嬉しそうに微笑んだ。
(あ、……サイラスくんと一緒だ)
そう思った。私を見つめてうっとりと微笑むサイラスくんと、同じ表情をしていたのだ。
「座りな。とりあえず、食事にしよう」
促されて座椅子に座った。サイラスくんは初めてのスタイルなので戸惑っていたが、【西の賢者】に倣ってあぐらをかいて座る。私がきちんと膝を揃えて正座をしたのを見て、また嬉しそうに微笑んでいた。
「どうしたの?」
なぜそんな表情をするのかをこっそり尋ねると、サイラスくんもこっそり教えてくれた。
「これ、エミリーさんの前世の暮らしと同じなんでしょ? 嬉しいです。ボクが知らないエミリーさんの姿が、まだたくさんあるんだなって思って」
「……っ」
思わず赤面した私に、対面に座った二人が苦笑いを浮かべた。
「勘弁してくれ。ずっと見せつけられるのか?」
【西の賢者】がぼやいた。
「我慢しな。そういう席だって、分かってて来たんだろ?」
【東の魔女】がたしなめる。
「そうだけどなあ」
文句を言いつつも【西の賢者】はどこか嬉しそうでもある。
そんな会話の間にも、狐と狸がぞろぞろとやってきて膳に料理を並べ始めた。まずは先付に、煮物椀、お造りだ。食前酒には爽やかな香りの梅酒が供された。
私が先に食前酒に口をつけるのを見て、サイラスくんもそれを真似る。酸っぱかったのか少し顔をしかめたが、二口三口と飲んでいたので気に入ったのだろう。今度は箸を使い始めた私を真似ようとして、うまくいかなかった。膳にはフォークも置いてあったので、ちょんちょんとそれを突いて促してあげた。
「地獄だな」
目の前で【西の賢者】が、また唸った。サイラスくんがニコリと笑顔を向けるものだから、私は内心ハラハラした。とはいえ、食事自体はなごやかに進んだ。とにかく料理が美味しいからだ。
ある程度料理が進んで八寸が出てきた頃、本題を切り出したのは【西の賢者】だった。
「俺の『運命の書』の頸木をこじ開けた勇者が、どんなやつかと思って会いに来たが。なんてことはない、普通の男だな」
言われたサイラスくんが、居住まいを正した。
「はい。ボクは普通の男なので世界の命運よりもエミリーさんを選びました」
「エミリーさん、かわいい」
「んっ、あっ、あっ、あっ」
2人とも浴衣はかろうじて帯で腰にぶら下がっている状態で、あられもない姿だ。さらに私はあぐらをかいたサイラスくんの上に、彼に背を向けた状態で足を広げてまたがっている。
「ああ、あぁ、あっ、んっ、そこ、ぉ……っ!」
「ここ? ここ、気持ちいいんですか?」
「んっ、きもち、い……!」
「んっ、ここ、もっと、してあげますねっ」
「あっ、あっ!」
膣の天井をゾリゾリと抉るように刺激されると、その度に私の全身がビクビクと震えた。
「声、我慢しましょうね」
「んっ」
言いながら、サイラスくんがキスで私の口を塞いだ。誰が聞いているかわからないので、声を我慢しようと言ったのは私なのに。まったく我慢できない。
「あっ、んっ、んんっ」
「きもちよくて、声我慢できない、エミリーさんっ、かわいい」
「んんんんっ、あっ、あっ、あああっ!」
ひときわ強く奥を突かれては、我慢などできなかった。
プシュッと潮を吐き出した私の膣がビクビクと痙攣してする。
「あ、あ」
全身にブルブルと震えが走り、噛み締めた唇から低い呻きが漏れた。
それなのに、サイラスくんは腰を動かし続けた。
「んっ、あっ、イッた、イッた、よ……っ!」
「ボクは、まだ、ですっ」
「ああああ、あぁ、あっ、あああっ」
また叫ぶように喘いだ。すると、私を抱きしめるサイラスくんの腕にいっそう力が入って。
「くっ、う……っ!」
膣の最奥で熱が弾けて、私の身体はそれを受け止めながらヒクヒクと痙攣するばかりだった。
「あっ、はっ、はっ、ふっ」
「んっ」
二人で息を整えて。
「んっ、ぁっ」
サイラスくんに促されて、繋がったまま今度は向かい合う格好になった。
「んっ、はっ、あっ、あっ」
「エミリーさん、エミリーさん」
ゆっくり奥を突かれながら、何度も名前を呼ばれる。
「どこにもっ、いかないで……っ!」
ぎゅうっと抱きしめられて、もう何度目になるかわからない懇願。
「うん、いかない……、いきたくない……っ!」
私も、何度も答えた。
この後、【東の魔女】とどんな話をするか分からない。
私たちは『帰りたくない、このままこの世界に居させてくれ』とお願いするつもりだ。それを叶えることができるのは、この世界に私を呼んだ【東の魔女】だけだろうから。だが、その願いを叶えてもらえる保障はない。
(これが最後かもしれない)
そう思うと、私もサイラスくんもなかなか離れることができなかった。
* * *
「……」
食事の時間だと呼ばれて廊下に出ると、【東の魔女】が私たちを待っていた。じとっと見つめられて、背中を冷や汗が流れる。
「お前さんたち、休まなかったのかい」
「えっと……」
「馬鹿だねぇ」
【東の魔女】は苦笑いを浮かべてから、パンと手を打った。すると、不思議なことに身体の疲れがすっかり消えてしまった。
「せっかく山海の幸を準備したんだ。しっかり味わいなよ」
「はい、ありがとうございます」
二人揃ってすっかり恐縮して、身を縮こまらせた。
「ほら、行くよ。客がお待ちだ」
【東の魔女】が私たちの前をさっさと歩く。
(あれ?)
ふと、その背中が緊張しているように見えた。足元を一緒に歩く猫又も、チラチラと【東の魔女】の顔を見上げていて。その表情は心配しているようにも見える。
「あの……」
「私も、会うのは久しぶりなんだよ」
【東の魔女】が深い溜め息を吐いて、立ち止まった。もう一度ふうと息を吐いてから、ふすまを開く。
「おっ、久しぶりだな!」
座敷の中にいたのは、金髪に金の瞳を持つ彫像のような美しい男性だった。しかし、その美しさと反比例するような雑な座り方でお猪口をかかげる姿は、立派な酔っぱらいだ。既に出来上がっているらしい。
「この軽薄そうな男が、【西の賢者】だ」
雑な紹介だったが、【西の賢者】は嬉しそうに微笑んだ。
(あ、……サイラスくんと一緒だ)
そう思った。私を見つめてうっとりと微笑むサイラスくんと、同じ表情をしていたのだ。
「座りな。とりあえず、食事にしよう」
促されて座椅子に座った。サイラスくんは初めてのスタイルなので戸惑っていたが、【西の賢者】に倣ってあぐらをかいて座る。私がきちんと膝を揃えて正座をしたのを見て、また嬉しそうに微笑んでいた。
「どうしたの?」
なぜそんな表情をするのかをこっそり尋ねると、サイラスくんもこっそり教えてくれた。
「これ、エミリーさんの前世の暮らしと同じなんでしょ? 嬉しいです。ボクが知らないエミリーさんの姿が、まだたくさんあるんだなって思って」
「……っ」
思わず赤面した私に、対面に座った二人が苦笑いを浮かべた。
「勘弁してくれ。ずっと見せつけられるのか?」
【西の賢者】がぼやいた。
「我慢しな。そういう席だって、分かってて来たんだろ?」
【東の魔女】がたしなめる。
「そうだけどなあ」
文句を言いつつも【西の賢者】はどこか嬉しそうでもある。
そんな会話の間にも、狐と狸がぞろぞろとやってきて膳に料理を並べ始めた。まずは先付に、煮物椀、お造りだ。食前酒には爽やかな香りの梅酒が供された。
私が先に食前酒に口をつけるのを見て、サイラスくんもそれを真似る。酸っぱかったのか少し顔をしかめたが、二口三口と飲んでいたので気に入ったのだろう。今度は箸を使い始めた私を真似ようとして、うまくいかなかった。膳にはフォークも置いてあったので、ちょんちょんとそれを突いて促してあげた。
「地獄だな」
目の前で【西の賢者】が、また唸った。サイラスくんがニコリと笑顔を向けるものだから、私は内心ハラハラした。とはいえ、食事自体はなごやかに進んだ。とにかく料理が美味しいからだ。
ある程度料理が進んで八寸が出てきた頃、本題を切り出したのは【西の賢者】だった。
「俺の『運命の書』の頸木をこじ開けた勇者が、どんなやつかと思って会いに来たが。なんてことはない、普通の男だな」
言われたサイラスくんが、居住まいを正した。
「はい。ボクは普通の男なので世界の命運よりもエミリーさんを選びました」
1
お気に入りに追加
1,519
あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……

軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる