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第8章 一人旅が不安でいっぱいだなんて、絶対誰にも知られたくない!
第31話 こんなの気持ち良くないんだから!(※ 触手)
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「ちょ、ちょっと、なにこれ!?」
慌てる私をよそに、魔物はブシュブシュと音を立てながら私に透明の液体をかけ続けた。私はすっかりびしょ濡れ……というか、かけられた液体はヌルヌルしていて、全身がベタベタになっている。もがいてみるがツルの拘束が強くて抜け出すことはできない。
──シュルッ。
今度は、私を拘束しているそれよりも細いツルが出てきた。
「なに……」
ウネウネと動きながら、私に迫る細いツル。先端がさらに細かくクネクネ動いている。
「やめて……っ!」
ツルが私の身体に触れて、液体でヌルヌルと滑る肌を這うように動き始めた。
「きゃぁ!」
その内の2本が、私の乳首に巻き付いた。
「やめてよ、っ!」
今度はくにくにと乳首をこねるように動いた。敏感な場所を刺激されて、私の腰の奥がズクズクと疼き出す。
「……んっ、んんっ、んっ……っ」
私は声を上げないように必死で唇を噛み締めた。ところが。
──ドクンッ!
「な、なに!?」
急に動悸が激しくなり、全身が熱くなってきた。下腹部から腰をきゅんとした切なさが伝わってくる。
「なん、で……っ!」
この感覚なら知っている。
(サイラスくんに触られた時みたい……!)
「こんな、なん、で」
ツルは戸惑う私など無視して、乳首を刺激し続けた。グニグニと摘んで揺らしたり、かと思えばカリカリと先端を引っ掻く。刺激される度に、私の頭がボーッと白んできた。
「んっ、んんっ」
(この液体、……催淫効果があるんだ)
気付いたところで対処する方法はない。ただ、押し寄せる疼きに耐えるしかない。
《ハズせ》
唐突に、頭に響いた声。その正体は、目の前の化け物に違いない。
《ソレ、ハズせ》
細いツルが、胸元で揺れるペンダントを指した。
「いやよ」
《……マエにクッたオンナも、ソうダッタ》
「え?」
《サイゴには、ヒンヒンないて、ケンもタテもステた》
最悪だ。この化け物は、保護アイテムを持っている女性を籠絡する術を既に知っているということだ。だが。
「いやよ。私は、あんたになんか絶対に屈しない!」
《ハズせ》
「いやだってば!」
乳首を弄んでいたツルがいっそう強く絡みつき、私の乳首を締め上げた。
「んんんっ!」
(この化け物は、私がペンダントをつけてる間は私を食べられない。とにかく、耐えればいいのよ)
「ぁ、っん」
(我慢、我慢……!)
心の中で唱えた時だ。また別のツルが伸びてきたと思ったら、その先端が膨らんで、花のように開いた。
グチュグチュと粘液を滴らせるその内部には、ウネウネと蠢く無数の粒が見える。人間の舌のブツブツを大きくすると、あんな感じになるだろう。
「やだ、やめて……!」
拘束された私はまともな抵抗などできない。ただ叫びながら、近づいてくる不気味な口を見つめるしかできなかった。
「んんんっ!」
右の乳首に食いつかれた。
「んっ、んんんんっ!!」
強く吸い上げられて、同時にツブツブで強くしごかれる。さらに別のツルが乳房を形が変わるほどに揉みしだいた。
「んっ、んぅっ、ぁ、んんっ」
なんとか歯を食いしばって声を上げるのは我慢できた。だが、強く引き出された快感のせいで、身体がプルプルと震えてしまう。
《ハズせ》
「い、やよ……!」
今度は両方の乳首を同時に吸い上げられて、ビリビリと全身に電気のように快感が走った。
「んんっ、んんんんっ」
噛み締めた唇からは血が滲み、鉄の味が口の中に広がる。
胸への攻めを続けながら、別のツルがニュルニュルと身体を這っていく。こんどは私の内腿をなで上げながら、私の膝を割り開いた。
「んっ、くっ、やめ、てっ!」
《ハズせ》
「いやっ!」
私の秘所に向かってツルが集まってきた。
「んっ!」
催淫効果があるらしい液体が直接秘部に追加されて、さらに身体の疼きが強くなる。
「ふっ、んっ、くぅ……っ!」
ソコを触られる、そう思って身構えたのに。
ツルは下品な音を立てながら私の内腿や腹、腰を撫でるだけだった。
「んっ、んんっ」
私の秘所からは、否応無しに蜜が溢れている。ヒクヒクと震えながら、触ってほしいと泣いているのだ。
《ハズしたラ、サワる、キモチヨクする》
「化け物のくせに、焦らし作戦ってこと?」
私は目の前で蠢く魔物のツルを睨み上げた。
「馬鹿にしないで、絶対に外さないわよ!」
《おマエも、アノおんなトおなジにナる》
「ならない!」
胸を強く吸い上げ、体中を撫で上げ、それでも秘所には絶対に触れられないまま、時間だけが過ぎていった。とっくに日は沈み、空に月が輝く時間になっても、魔物は私を責め続けた。
「んっ、ぐぅ、んんっ」
それでも、私は歯を食いしばり続けた。
《ハズせ》
「いやだ、ってば……ッ!」
今度はツルが私の口の中にねじこまれた。
「んっ、んぶっ!」
ぐぽぐぽと音を立てながら喉を突かれる。
そして、仕上げとばかりに喉の奥にねっとりとした液体を吐き出していった。無理やり口を閉じられ、鼻をつままれてはそれを飲み込む以外になく。
──ゴクン。
飲み込むと、また身体の疼きが強くなった。
「ぐっ、んっ」
私を死なせないために、水分と栄養をとらせる目的もあるのだろう。わずかにあった空腹感が消えた。
「さいあく……」
このまま、死ぬこともできずに弄ばれ続けるのだ。
(これを外せば、解放される……)
そう思った瞬間もあった。けれど。
(絶対に負けない。こんなの気持ち良くない。……サイラスくんとは違う!)
心のなかで、何度も何度も彼のことを思い出した。いつも優しく触れてくれた指を、唇を。そして、私を強く抱きしめてくれた腕を。
(サイラスくん……)
慌てる私をよそに、魔物はブシュブシュと音を立てながら私に透明の液体をかけ続けた。私はすっかりびしょ濡れ……というか、かけられた液体はヌルヌルしていて、全身がベタベタになっている。もがいてみるがツルの拘束が強くて抜け出すことはできない。
──シュルッ。
今度は、私を拘束しているそれよりも細いツルが出てきた。
「なに……」
ウネウネと動きながら、私に迫る細いツル。先端がさらに細かくクネクネ動いている。
「やめて……っ!」
ツルが私の身体に触れて、液体でヌルヌルと滑る肌を這うように動き始めた。
「きゃぁ!」
その内の2本が、私の乳首に巻き付いた。
「やめてよ、っ!」
今度はくにくにと乳首をこねるように動いた。敏感な場所を刺激されて、私の腰の奥がズクズクと疼き出す。
「……んっ、んんっ、んっ……っ」
私は声を上げないように必死で唇を噛み締めた。ところが。
──ドクンッ!
「な、なに!?」
急に動悸が激しくなり、全身が熱くなってきた。下腹部から腰をきゅんとした切なさが伝わってくる。
「なん、で……っ!」
この感覚なら知っている。
(サイラスくんに触られた時みたい……!)
「こんな、なん、で」
ツルは戸惑う私など無視して、乳首を刺激し続けた。グニグニと摘んで揺らしたり、かと思えばカリカリと先端を引っ掻く。刺激される度に、私の頭がボーッと白んできた。
「んっ、んんっ」
(この液体、……催淫効果があるんだ)
気付いたところで対処する方法はない。ただ、押し寄せる疼きに耐えるしかない。
《ハズせ》
唐突に、頭に響いた声。その正体は、目の前の化け物に違いない。
《ソレ、ハズせ》
細いツルが、胸元で揺れるペンダントを指した。
「いやよ」
《……マエにクッたオンナも、ソうダッタ》
「え?」
《サイゴには、ヒンヒンないて、ケンもタテもステた》
最悪だ。この化け物は、保護アイテムを持っている女性を籠絡する術を既に知っているということだ。だが。
「いやよ。私は、あんたになんか絶対に屈しない!」
《ハズせ》
「いやだってば!」
乳首を弄んでいたツルがいっそう強く絡みつき、私の乳首を締め上げた。
「んんんっ!」
(この化け物は、私がペンダントをつけてる間は私を食べられない。とにかく、耐えればいいのよ)
「ぁ、っん」
(我慢、我慢……!)
心の中で唱えた時だ。また別のツルが伸びてきたと思ったら、その先端が膨らんで、花のように開いた。
グチュグチュと粘液を滴らせるその内部には、ウネウネと蠢く無数の粒が見える。人間の舌のブツブツを大きくすると、あんな感じになるだろう。
「やだ、やめて……!」
拘束された私はまともな抵抗などできない。ただ叫びながら、近づいてくる不気味な口を見つめるしかできなかった。
「んんんっ!」
右の乳首に食いつかれた。
「んっ、んんんんっ!!」
強く吸い上げられて、同時にツブツブで強くしごかれる。さらに別のツルが乳房を形が変わるほどに揉みしだいた。
「んっ、んぅっ、ぁ、んんっ」
なんとか歯を食いしばって声を上げるのは我慢できた。だが、強く引き出された快感のせいで、身体がプルプルと震えてしまう。
《ハズせ》
「い、やよ……!」
今度は両方の乳首を同時に吸い上げられて、ビリビリと全身に電気のように快感が走った。
「んんっ、んんんんっ」
噛み締めた唇からは血が滲み、鉄の味が口の中に広がる。
胸への攻めを続けながら、別のツルがニュルニュルと身体を這っていく。こんどは私の内腿をなで上げながら、私の膝を割り開いた。
「んっ、くっ、やめ、てっ!」
《ハズせ》
「いやっ!」
私の秘所に向かってツルが集まってきた。
「んっ!」
催淫効果があるらしい液体が直接秘部に追加されて、さらに身体の疼きが強くなる。
「ふっ、んっ、くぅ……っ!」
ソコを触られる、そう思って身構えたのに。
ツルは下品な音を立てながら私の内腿や腹、腰を撫でるだけだった。
「んっ、んんっ」
私の秘所からは、否応無しに蜜が溢れている。ヒクヒクと震えながら、触ってほしいと泣いているのだ。
《ハズしたラ、サワる、キモチヨクする》
「化け物のくせに、焦らし作戦ってこと?」
私は目の前で蠢く魔物のツルを睨み上げた。
「馬鹿にしないで、絶対に外さないわよ!」
《おマエも、アノおんなトおなジにナる》
「ならない!」
胸を強く吸い上げ、体中を撫で上げ、それでも秘所には絶対に触れられないまま、時間だけが過ぎていった。とっくに日は沈み、空に月が輝く時間になっても、魔物は私を責め続けた。
「んっ、ぐぅ、んんっ」
それでも、私は歯を食いしばり続けた。
《ハズせ》
「いやだ、ってば……ッ!」
今度はツルが私の口の中にねじこまれた。
「んっ、んぶっ!」
ぐぽぐぽと音を立てながら喉を突かれる。
そして、仕上げとばかりに喉の奥にねっとりとした液体を吐き出していった。無理やり口を閉じられ、鼻をつままれてはそれを飲み込む以外になく。
──ゴクン。
飲み込むと、また身体の疼きが強くなった。
「ぐっ、んっ」
私を死なせないために、水分と栄養をとらせる目的もあるのだろう。わずかにあった空腹感が消えた。
「さいあく……」
このまま、死ぬこともできずに弄ばれ続けるのだ。
(これを外せば、解放される……)
そう思った瞬間もあった。けれど。
(絶対に負けない。こんなの気持ち良くない。……サイラスくんとは違う!)
心のなかで、何度も何度も彼のことを思い出した。いつも優しく触れてくれた指を、唇を。そして、私を強く抱きしめてくれた腕を。
(サイラスくん……)
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