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最終章 最後に愛は勝つ!? 婚約破談の危機に害虫駆除!
絶倫皇女、結婚する
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四月一日––––。
サンクチュアリ帝国で一番大きな教会の鐘が鳴った。
教会から出てきたのは若い二人の男女。イングリッド・マルセイユ・グラン・サンクチュアリとグレン・シャルル・ブラッド・サンクチュアリの二人である。
今日をもって二人は晴れて夫婦となった。
イングリッド姫は頭にサンクチュアリ帝国の歴代皇后が身に付けていた赤い宝石のティアラを身につけ、プリンセスラインの上品なウェディングドレスはこの日の為にオーダーメイドしたものを着用している。
教会の入口で女中達が花弁を振り撒き、友人であるアランとヒューゴが笑顔で「おめでとう!」とお祝いしてくれた。
勿論、遠路遥々駆け付けてくれた両親と妹の姿もあった。先程、お父様とバージンロードを歩いたのだが、号泣しながら「イングリッドォォォォ……幸せになるのだぞぉぉ!!」と隣で咽び泣いていたから、私は自然と涙が引っ込んでしまったのだった。
そして、ヴェールを上げられてグレンとのキスをした瞬間、前世で闘病していた頃に思い描いていた夢を思い出した。
それは愛する人と結婚式をあげる事––––その夢が叶った瞬間でもあった。
はぁぁぁ……幸せ♡
こんなにもお祝いしてくれるんだったら、毎日結婚式が良いかも♡
そして、今。
晴れて夫婦となった二人は幸せそうに微笑みながら、国民達にお披露目する為に馬車に乗り込む最中である。
「さぁ、お手を。足元に気を付けて」
「はい、旦那様♡」
きゃ~~、旦那様って言っちゃったわ~~♡
ぐへへ……これでグレンの心も身体も私の物♡ これで毎日、彼のペニスも毎日しゃぶれる……グヘヘヘヘ♡
乗り込んだ馬車が動き出し、彼の腕にギュッとしがみ付きながら結婚式の余韻に浸る。もう幸せすぎて蕩けちゃいそう……♡
「貴方と結婚できて本当に嬉しい……」
「私もです。これからも側で私を支えてください」
「グレン……♡」
こ、これは……顎クイ!?
むふふっ、これはキスする流れね♡ はぁ……このまま国民達にお披露目じゃなかったら、私がこの場で押し倒すのに。
そんな事を考えながら唇が触れるのを待っていると『イングリッド……グレン………』という声が頭の中で響いてきた。
「この声は––––」
「主神の声?」
「あ! もしかして、お祝いしに来てくれたのかしら!? 猫神様~~、イングリッドです! せっかくなので姿を見せてくださ……って、あれ? 本当に猫神様ですか?」
驚く事に目の前には銅像通りの姿をした主神・エロースこと、猫神様がいきなりパッと現れたのだ。
猫神様は私達の向かい側の席に座り、豪快に『ハッハッハ……ついにお前さんも人妻だな!』と笑って指をパチンと鳴らすと、目の前には大きな酒瓶とグラスが三つ分用意された。
「あぁ……そのお姿は久しぶりに見ますね」
『ニッシッシ、お前さんのお陰で力がたんまり付いたからな!』
機嫌良さそうにしている猫神様を見て、何かしたっけ……?と首を捻っていると『全てはお前さんが教会で祈りを捧げた、玩具のお陰だ!』と胸を叩きながら、にゃはははははーーーー!!と豪快に笑った。
『処刑に来ていた見物客があの玩具は神のご意志だ!とか神の息がかかってるから一人でに動くのだと信仰が広まったんだ。だから、あんな不細工な猫の姿じゃなくてイケメンの姿で二人の門出を祝いに来たってわけだ!』
猫神様が酒瓶のコルクをキュポンッと抜き、私達のグラスにシャンパンと注ぐと、馬車の中に白葡萄の良い香りが漂ってきた。
『酒の神が特別に作った物を内緒で持ってきた物だ。さぁ……二人の結婚を祝おうじゃないか』
おいおい……黙って持ってきて大丈夫なの?
どんな神様か知らないけど、怒られない? まぁ、いっか。怒られるのは猫神様だし♡
「ありがとうございます、主神」
「あ、猫神様! 私、ずーーっと頑張ってきたでしょ!? 悪い男達を懲らしめて、ゴムの木も完成させたのよ!? 何か私にご褒美ちょうだいよ!!」
猫神様は腕を組んでうーんと考えた末にこちらに来いと手招きしてきたので、側に寄ろうとしたら……なんとおでこにキスを落としてきた。
「「ッな!?」」
グレンと私の声が同時に重なり、わなわなと身体を震わせた。
『ご褒美はイケメンのキッスだ……って、おいおいおいおい! やめろ、ジョークだっつーに! これはゴッドジョークだ!』
私とグレンの形相に猫神様は腰を抜かしそうになっていたが、私達は顔を見合わせて一旦落ち着こうという事になった。
『全く……恐ろしい夫婦だ。ワシの冗談も通じんとは』
「いつも唐突過ぎるんですよ。で、本当のご褒美は?」
『うむ。これだ』
差し出された物は小さなアンティーク調のベルだった。
まるで女中達を呼び出す時に使うようなベルを見て、私は何か意味がある物だと察し「キャッ♡ 素敵なベル~~! 一体、何の効果があるのかしら!?」とわざと大袈裟に喜びながら聞く。
すると、猫神様は顔を引き攣らせながら「やれやれ……現金な奴めと」呆れたように見つめてきた。
『ゴホン! これはだな……いつでもどこでも神々を呼び出せる神器の一つだ。ただし、ワシがお前達の元に必ず行くとは限らない。他の神々が遊びに行くやもしれん。くれぐれもしょうもない事で我等を呼び出すなよ?』
おぉっ、つまりゴッドデリバリーだな!
あぁ、どのタイミングで使おうかすっごく迷うなぁ……でも、神々の力を使って日本製の玩具をお取り寄せするのもアリよね?
あーーん、決められない~~~~!
とりあえず、シャンパンを飲んで一旦落ち着こう……。
すると「主神、さっそくお願いがあるのですが……」とグレンの落ち着き払った声が響いた。
『ほほう、申してみよ』
「私を一日限定で女の子にして、インジーのアソコにもう一度ペニスを生やして下さい!!」
「ブッ!?!?」
私は驚きすぎてシャンパンを盛大に噴き出してしまった。
ちょっっっっ!?!?
な、何を言ってるんだグレン!! 折角、体を張って自分のペニスとさようならしたのに!!
「ゲホゲホッ! いきなり何を……!?」
「だって、インジーだけズルいじゃないですか! 男の快感が分かるようになってから、フェラが上手くなりすぎて悔しいのです! 主神、どうかお願いです! 一日限定で構いませんから、彼女のアソコにペニスを生やし、私のペニスを消して女の子にして下さい!!」
それを聞いた猫神様は私の事をチラッと見て『愛しの婚約者がこう言ってるのであれば、期待に応えるのが妻の役目よなぁ……イングリッド姫?』とニヤニヤしながら笑っていた。
こっ、この~~~~!!
私達の甘い一時を邪魔しやがってぇぇぇぇ!!
フンッ、見てるといいわ! いつかこのベルを使って神様達の性器を喰らい尽くしてやる!! 私はペニスの狩人……いえ、ゴッド・イーターになってやるわ!!
『よし、二人には神からのギフトを贈ろう。そなた達の性別を逆転させてやるぞ。準備が整ったら、そのベルでワシを呼ぶが良い』
機嫌良く前髪を掻き上げてキザなポーズをしながら、猫神様は段々と光の泡になって消えていく。
隣に座るグレンは心の底から喜び「主神ッ、必ずお礼を致します!」と手を組んで祈っていた。
上等だわ。いつか必ず神のペニスを喰ってやる!!
◇◇◇
「やっと……部屋に戻ってきたわねぇぇ……」
「えぇ……もう足が棒になってます」
私達は珍しくげっそりとしていた。
新しく用意された夫婦専用の部屋に入った途端、よろよろと歩きながらベッドの上にダイブした。
「うぅっ、ベッドが柔らかいぃぃ~~」
「生き返りますね……」
結婚式の自体は楽しくて仕方がなかった。
だが、問題はその後。お祝いしにやって来た色んな国の王室の対応を始め、自国の貴族達の対応や家族や友人達の対応に心身共に疲れ果ててしまったのだ。
「はぁぁぁんっ、もう限界よぉぉ……」
「確かに限界です。ですが、ウェディングドレスのまま楽しみたいと思いませんか?」
「ふぇっ……このまま!?」
確かにウェディングドレスは一生に一度しか着ない。だからこそ女性の憧れではあるが……。
「グレン、十分だけ待って。本当に動けないの」
「フフッ! 私もさすがにすぐには動けません。少し休憩しましょう」
「…………そのわりには積極的ね?」
ニコッと笑ったグレンは私の上に覆い被さり、ネックレスやピアス、レースのグローブを外し、綺麗な顔でにっこりと笑う。
私の旦那様は本当にギャップがあってカッコいいなぁ……と、ボーーッとしながらグレンに見惚れていた。
「貴方は宝石で着飾らなくても充分美しいな方です。私は貴方を必ず幸せにします」
「もう……グレンったら、教会でも誓っ––––んっ♡」
最後まで台詞を言わせず、少し荒々しいキスをして「もう二度と離しませんから……貴方はずっと私のモノです。ずっと側にいて下さい」と愛おしそうに笑う。
チュッと触れるだけのキスを交わして微笑み合い、私達はこの夜も激しくて熱い夜を過ごしたのであった。
~完~
サンクチュアリ帝国で一番大きな教会の鐘が鳴った。
教会から出てきたのは若い二人の男女。イングリッド・マルセイユ・グラン・サンクチュアリとグレン・シャルル・ブラッド・サンクチュアリの二人である。
今日をもって二人は晴れて夫婦となった。
イングリッド姫は頭にサンクチュアリ帝国の歴代皇后が身に付けていた赤い宝石のティアラを身につけ、プリンセスラインの上品なウェディングドレスはこの日の為にオーダーメイドしたものを着用している。
教会の入口で女中達が花弁を振り撒き、友人であるアランとヒューゴが笑顔で「おめでとう!」とお祝いしてくれた。
勿論、遠路遥々駆け付けてくれた両親と妹の姿もあった。先程、お父様とバージンロードを歩いたのだが、号泣しながら「イングリッドォォォォ……幸せになるのだぞぉぉ!!」と隣で咽び泣いていたから、私は自然と涙が引っ込んでしまったのだった。
そして、ヴェールを上げられてグレンとのキスをした瞬間、前世で闘病していた頃に思い描いていた夢を思い出した。
それは愛する人と結婚式をあげる事––––その夢が叶った瞬間でもあった。
はぁぁぁ……幸せ♡
こんなにもお祝いしてくれるんだったら、毎日結婚式が良いかも♡
そして、今。
晴れて夫婦となった二人は幸せそうに微笑みながら、国民達にお披露目する為に馬車に乗り込む最中である。
「さぁ、お手を。足元に気を付けて」
「はい、旦那様♡」
きゃ~~、旦那様って言っちゃったわ~~♡
ぐへへ……これでグレンの心も身体も私の物♡ これで毎日、彼のペニスも毎日しゃぶれる……グヘヘヘヘ♡
乗り込んだ馬車が動き出し、彼の腕にギュッとしがみ付きながら結婚式の余韻に浸る。もう幸せすぎて蕩けちゃいそう……♡
「貴方と結婚できて本当に嬉しい……」
「私もです。これからも側で私を支えてください」
「グレン……♡」
こ、これは……顎クイ!?
むふふっ、これはキスする流れね♡ はぁ……このまま国民達にお披露目じゃなかったら、私がこの場で押し倒すのに。
そんな事を考えながら唇が触れるのを待っていると『イングリッド……グレン………』という声が頭の中で響いてきた。
「この声は––––」
「主神の声?」
「あ! もしかして、お祝いしに来てくれたのかしら!? 猫神様~~、イングリッドです! せっかくなので姿を見せてくださ……って、あれ? 本当に猫神様ですか?」
驚く事に目の前には銅像通りの姿をした主神・エロースこと、猫神様がいきなりパッと現れたのだ。
猫神様は私達の向かい側の席に座り、豪快に『ハッハッハ……ついにお前さんも人妻だな!』と笑って指をパチンと鳴らすと、目の前には大きな酒瓶とグラスが三つ分用意された。
「あぁ……そのお姿は久しぶりに見ますね」
『ニッシッシ、お前さんのお陰で力がたんまり付いたからな!』
機嫌良さそうにしている猫神様を見て、何かしたっけ……?と首を捻っていると『全てはお前さんが教会で祈りを捧げた、玩具のお陰だ!』と胸を叩きながら、にゃはははははーーーー!!と豪快に笑った。
『処刑に来ていた見物客があの玩具は神のご意志だ!とか神の息がかかってるから一人でに動くのだと信仰が広まったんだ。だから、あんな不細工な猫の姿じゃなくてイケメンの姿で二人の門出を祝いに来たってわけだ!』
猫神様が酒瓶のコルクをキュポンッと抜き、私達のグラスにシャンパンと注ぐと、馬車の中に白葡萄の良い香りが漂ってきた。
『酒の神が特別に作った物を内緒で持ってきた物だ。さぁ……二人の結婚を祝おうじゃないか』
おいおい……黙って持ってきて大丈夫なの?
どんな神様か知らないけど、怒られない? まぁ、いっか。怒られるのは猫神様だし♡
「ありがとうございます、主神」
「あ、猫神様! 私、ずーーっと頑張ってきたでしょ!? 悪い男達を懲らしめて、ゴムの木も完成させたのよ!? 何か私にご褒美ちょうだいよ!!」
猫神様は腕を組んでうーんと考えた末にこちらに来いと手招きしてきたので、側に寄ろうとしたら……なんとおでこにキスを落としてきた。
「「ッな!?」」
グレンと私の声が同時に重なり、わなわなと身体を震わせた。
『ご褒美はイケメンのキッスだ……って、おいおいおいおい! やめろ、ジョークだっつーに! これはゴッドジョークだ!』
私とグレンの形相に猫神様は腰を抜かしそうになっていたが、私達は顔を見合わせて一旦落ち着こうという事になった。
『全く……恐ろしい夫婦だ。ワシの冗談も通じんとは』
「いつも唐突過ぎるんですよ。で、本当のご褒美は?」
『うむ。これだ』
差し出された物は小さなアンティーク調のベルだった。
まるで女中達を呼び出す時に使うようなベルを見て、私は何か意味がある物だと察し「キャッ♡ 素敵なベル~~! 一体、何の効果があるのかしら!?」とわざと大袈裟に喜びながら聞く。
すると、猫神様は顔を引き攣らせながら「やれやれ……現金な奴めと」呆れたように見つめてきた。
『ゴホン! これはだな……いつでもどこでも神々を呼び出せる神器の一つだ。ただし、ワシがお前達の元に必ず行くとは限らない。他の神々が遊びに行くやもしれん。くれぐれもしょうもない事で我等を呼び出すなよ?』
おぉっ、つまりゴッドデリバリーだな!
あぁ、どのタイミングで使おうかすっごく迷うなぁ……でも、神々の力を使って日本製の玩具をお取り寄せするのもアリよね?
あーーん、決められない~~~~!
とりあえず、シャンパンを飲んで一旦落ち着こう……。
すると「主神、さっそくお願いがあるのですが……」とグレンの落ち着き払った声が響いた。
『ほほう、申してみよ』
「私を一日限定で女の子にして、インジーのアソコにもう一度ペニスを生やして下さい!!」
「ブッ!?!?」
私は驚きすぎてシャンパンを盛大に噴き出してしまった。
ちょっっっっ!?!?
な、何を言ってるんだグレン!! 折角、体を張って自分のペニスとさようならしたのに!!
「ゲホゲホッ! いきなり何を……!?」
「だって、インジーだけズルいじゃないですか! 男の快感が分かるようになってから、フェラが上手くなりすぎて悔しいのです! 主神、どうかお願いです! 一日限定で構いませんから、彼女のアソコにペニスを生やし、私のペニスを消して女の子にして下さい!!」
それを聞いた猫神様は私の事をチラッと見て『愛しの婚約者がこう言ってるのであれば、期待に応えるのが妻の役目よなぁ……イングリッド姫?』とニヤニヤしながら笑っていた。
こっ、この~~~~!!
私達の甘い一時を邪魔しやがってぇぇぇぇ!!
フンッ、見てるといいわ! いつかこのベルを使って神様達の性器を喰らい尽くしてやる!! 私はペニスの狩人……いえ、ゴッド・イーターになってやるわ!!
『よし、二人には神からのギフトを贈ろう。そなた達の性別を逆転させてやるぞ。準備が整ったら、そのベルでワシを呼ぶが良い』
機嫌良く前髪を掻き上げてキザなポーズをしながら、猫神様は段々と光の泡になって消えていく。
隣に座るグレンは心の底から喜び「主神ッ、必ずお礼を致します!」と手を組んで祈っていた。
上等だわ。いつか必ず神のペニスを喰ってやる!!
◇◇◇
「やっと……部屋に戻ってきたわねぇぇ……」
「えぇ……もう足が棒になってます」
私達は珍しくげっそりとしていた。
新しく用意された夫婦専用の部屋に入った途端、よろよろと歩きながらベッドの上にダイブした。
「うぅっ、ベッドが柔らかいぃぃ~~」
「生き返りますね……」
結婚式の自体は楽しくて仕方がなかった。
だが、問題はその後。お祝いしにやって来た色んな国の王室の対応を始め、自国の貴族達の対応や家族や友人達の対応に心身共に疲れ果ててしまったのだ。
「はぁぁぁんっ、もう限界よぉぉ……」
「確かに限界です。ですが、ウェディングドレスのまま楽しみたいと思いませんか?」
「ふぇっ……このまま!?」
確かにウェディングドレスは一生に一度しか着ない。だからこそ女性の憧れではあるが……。
「グレン、十分だけ待って。本当に動けないの」
「フフッ! 私もさすがにすぐには動けません。少し休憩しましょう」
「…………そのわりには積極的ね?」
ニコッと笑ったグレンは私の上に覆い被さり、ネックレスやピアス、レースのグローブを外し、綺麗な顔でにっこりと笑う。
私の旦那様は本当にギャップがあってカッコいいなぁ……と、ボーーッとしながらグレンに見惚れていた。
「貴方は宝石で着飾らなくても充分美しいな方です。私は貴方を必ず幸せにします」
「もう……グレンったら、教会でも誓っ––––んっ♡」
最後まで台詞を言わせず、少し荒々しいキスをして「もう二度と離しませんから……貴方はずっと私のモノです。ずっと側にいて下さい」と愛おしそうに笑う。
チュッと触れるだけのキスを交わして微笑み合い、私達はこの夜も激しくて熱い夜を過ごしたのであった。
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