絶倫皇女〜この世の女性の敵である男の精を絞り尽くし、世界一と謳われる美貌と豊満な肉体を使って世界平和を目指します!〜

麦星れな

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最終章 最後に愛は勝つ!? 婚約破談の危機に害虫駆除!

絶倫皇女、グレンの自慰を見守る ♡

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 私は暗い廊下を走った。
走る度に身体が振動し、潮をポタポタと噴射してしまう。

 潮が出る度に「んぉっ♡」とか「あぁっ……んんっ♡」と喘いでしまうから、女中達には変な目で見られてしまったが、そんな事言ってられない。

 私は貴方に会いたくて仕方がないのっ!!

 階段を登り、私は自室まで一直線に伸びる廊下を駆け抜けた。風を切る肌の感触すら気持ち良すぎて「あああぁぁーーーー♡」と、まるでター●ンのように喘ぎながら自室の扉を勢い良く開け放つ。

「グレンッ!!」
「うあッ、イ……インジー!?」

 グレンは驚いた表情で私のベッドの上で固まっていた。

「グ……グレン? 今、何をしていたの?」
「な、なんでもありません」

 グレンはなんでもなかったように答えていたが、私が部屋に入ったと同時に、顔に当てていた物を咄嗟に背後に隠したのを私は見逃さなかった。

「私の見間違いかしら? 今、貴方が持っていた物は私の下着じゃない? それで一体、何をしていたの?」
「し、下着? 何の事でしょう?」

 さっき彼が顔面に押し付けていたのは、紛失したと思っていたレースのショーツだと思う。
朝起きたらショーツが一枚無くなっていたので、不思議に思っていたのだが……まさかグレンが持っていたとは。

「ねぇ、グレン? それで何をしてたのか、私に教えて?」
「……下着なんて、私は知りませんったら」

 グレンは更に顔を赤くさせて口を噤んだ。
普段見られない彼の恥ずかしがる様子を見て、私は弱みを握ったかのような優越感に浸った。

 うふふっ♡ こんなに隠したがるって事は、グレンが秘密にしていた事ね♡ こうなったら、何がなんでも暴いてやるんだから♡

「~~~~ッああん♡」

 私は股を両手で押さえながら、苦悶の表情を浮かべて苦しみ出した。案の定、グレンは血相を変えてベッドから降り「インジー、大丈夫ですか!?」と駆け寄ってきた。

「ハァ……ハァ……実は発情しちゃってて♡」
「あぁ、そうでしたか。無茶しないで下さい」
「ありがとう、グレン♡」

 ウフッ、狙い通りね♡と薄ら笑いを浮かべながら、私はギュッと彼に抱き付き、ベッドの上に無造作に置かれてた物を盗み見てみる。

 あれは……うん、間違いない。私のショーツだ。

「ねぇ、グレン? もう一度聞くわ。私のショーツで何してたの?」
「…………あっ」

 しまった……という顔をするグレンを見て、私はクスッと笑った。

「ほら、早く教えて?」
「……アレは私の精神安定剤のような物です」

 グレンは観念したかのように私の首筋に顔を埋めながら、ポツリポツリと話し始めた。

◇◇◇

 どうやら地下の独房で過ごしている間、軽い不眠症に陥っていたらしい。

 そこで登場したのが、私の使用済みのショーツだ。
どうやら、私がいない夜はこれを嗅いでから寝ていたらしい。

 彼が言うには、これがあると安心してぐっすり眠れるのだという。

「まさか、貴方の婚約者でもある私が独房で過ごす羽目になるとは思ってもみませんでした。ですが、貴方のお母様のお陰で独房から出てこれましたし、この事は自国でも問題にしませんから安心して下さい」
「本当にごめんなさい。宰相の事はお母様と私で処分を決定するつもりよ。後、害虫達の処分はグレンも交えて決めようと思うんだけど、それで大丈夫かしら?」

 グレンは私の意見に「勿論です」と快く頷いた。
そして、私は不意に彼の手に握られていた使用済みショーツを手に取って、目の前に広げてみる。

「うわぁ……洗ってないから、おりものが乾いて黄色くなっちゃってる」
「あっ……か、返して下さい!」
「だーーめっ! これは衛生的に悪い物だから捨てちゃいましょう。だから、グレンには新しい物をあげるわ♡」

 私は古い下着をゴミ箱に放り込み、自分が今着用しているショーツに手をかけた。

 脱ぎたてホカホカのショーツは私の汗と潮が染み付いて濡れているが、軽く匂いを嗅いでみると甘い匂いがしたので、それをグレンに手渡した。

「はい、あげるわ♡」
「い、いいのですか……?」
「えぇ、今回のお詫びよ。でも、欲しくなったらいつでもあげるわ♡」
「あ、ありがとうございます! これでまたぐっすり眠れそうです!」

 グレンは歓喜の表情でショーツを受け取り、一心不乱に匂いを嗅ぐ。

「インジーの甘い匂いに少し酸っぱいおりものの香り……堪らないです♡」
「……っ」

 どうしよう。目の前でこんな事されたら、胸がキュンキュンしちゃう~~~~♡ あぁっ、私って本当に変態ね。

 でも……嗅ぐだけで終わりなの?
絶対に違うよね? これで何をどうするのか、すっごく興味あるんだけどなぁ~~、グヘヘヘヘ♡

 私はゴクリと生唾を飲んだ。

 見たい……私のショーツでいつも何をしているのかを。丁度、私もまた発情してきた所だし……彼が興奮している所をおかずにオナニーしたい♡

「私のショーツを嗅ぐだけで終わりなの?」
「え?」
「絶対、嗅ぐだけで終わりじゃないでしょ? だから、私の下着で何をしているのか教えて?」
「そ、それは––––!!」

 私は発情しているのも相まって、興奮しながらドレスを少しずつ脱ぎ始めた。大きな胸を露出させて、グレンがどう出るのかわざと待つ。

「早く。じゃないと、セックスはお預けよ?」
「……絶対に引かないで下さいね?」
「ウフフッ♡ 私も貴方の事、愛してるからどんな姿を見たって引かないわ♡」
「や、約束ですからね?」

 私は笑いながら小指を絡ませ、指切りを交わす。

 グレンは気持ちを切り替える為、フゥ……と短く溜息を吐いた後、自身のベルトとパンツに手をかけ、陰部を露出させた。

「やはり、恥ずかしいですね」
「恥ずかしがるグレンがとっても可愛いわ♡」
「……なんか立場が逆転して悔しいです」

 そう言いながらも、既に大きくなっているペニスに使用済みショーツを絡ませてから目を瞑り、いつもしているように上下に陰茎を扱き始めた。

「あぁっ……インジー。好き、愛してる♡」
「ッ!?」

 もしかして、いつも私の名前を呼びながら自慰をしてるの!? どうしよう、すっごく可愛い……♡

「ふぁ……あっ♡」

 身体が軽く痙攣した。
迫り上がってくる快感の波。どうやら一時的に治っていた発情が本格的に始まったようだ。

 私はドレスの裾を捲った。
自慰に耽るグレンを見ながら開脚し、トロトロになった陰裂に指を這わせる。

「……ん♡」

 彼の気が散らないように声を押し殺してのオナニーはとっても緊張した。

 どうしよう……すっごく興奮する♡
クリトリスもこんなに大きくなってコリコリしてるし、食事会の時からずっと潮を噴くのを我慢してたから、このままだとグレンに向かって潮を噴いちゃうかも。

「ハァ……やぁん♡」

 それでも手は止まらなかった。
興奮した陰裂は少し口を開け、愛液を吐き出す。芯を持ったクリトリスは興奮して脈打ち、更に固く芯を持ち始めた。

「んんっ、ハァ……ハァ……♡」
「ハァハァ……あぁっ、インジー!」

 グレンのペニスも鈴口からトロトロの先走りが流れ出し、クチュクチュと音を立てている。扱く速度も上がってきた。

 そろそろ達するんだろうが、ここは私のベッドの上。
さすがに自分のベッドを汚すのは、なんだか気恥ずかしくもある。

 あ……待って。この部屋にグレンがいるって事をお母様とエリーは知ってるのよ!? 婚前にセックスを私の部屋でやってるだなんて……口が裂けても言えないわ!!

 ベッドを汚さない為にも、この体位にしましょう!!

「ぅあっ! イ、インジーッ!?」

 私はグレンを押し倒した。
陰茎に絡めていたショーツを根元まで下ろし、そのまま膣口にペニスを当てがって一気に挿入した。

「あ……くっ、久しぶりのインジーの中、温かい!」
「ハァ……ハァ……♡ えへへ、私の奥にグレンの精液いっぱい出して欲しくって♡ ねぇ、グレン……私が動いていーい? 私、グレンと気持ち良くなりたいの♡」

 私はグレンの返事を聞く前に、自ら腰を落としたり、上げたりを激しく繰り返し始めた。

「くあぁぁ……インジーの中! キュって狭くなって、ヒクヒクして気持ち良い! 全部……全部、搾り取られてるっ!」
「あん♡ 私もすっごく気持ち良い♡ グレンのペニス、固くて大好きっ♡ いっつも私の感じる所を攻めてくれる––––ンオォォォォッ!?」

 グレンは私が腰を落とすタイミングを見計らって、下から思いっきり突き上げてきた。強い刺激に思わず、はしたない声をあげてしまう。

 その様子を見たグレンは勝ち誇ったような表情を浮かべた。

「フフッ、気持ち良いでしょう? これから貴方が好きなポルチオを突きまくりますから、いっぱい潮を噴いて下さいね♡」
「あっ……そんにゃあぁぁ……♡」

 さっき不意に入った一撃がかなり効いている。動いていないにも関わらず、膣の収縮が止まらない。

「や……待ってぇぇ……♡ しゃっきの突きでぇぇ……もう頭蕩けちゃったぁぁ……♡」
「駄目です。前に言いましたよね? 私が満足するまで寝かさないって!」
「ら、らめぇ……んあああぁぁ♡ そんなに連続で突いちゃ、ヤダァァーーーー♡」
「あぁ……気持ち良い♡ 奥を突くとこんなにキツく搾り取ってくれるだなんて♡ これは暫くやみつきになりそうです♡」

 グレンは私の腰を掴んでガツガツと下から突き上げ始めた。そして、彼が突く度に潮を噴き、あんあんと喘ぎまくった末に私は意識が途切れてしまったのだった。
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