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最終章 最後に愛は勝つ!? 婚約破談の危機に害虫駆除!

絶倫皇女、●●●擬きの快感にハマる ♡

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 グレンは私が達した後もチュッチュッ……と先っぽにキスを落としてきた。チロッと舌先で鈴口を舐められると、また私のペニス擬きが芯を持ち始めてしまう。

 はぁはぁ……これで何度目?
そろそろこのペニス擬きを落ち着かせないとスカートが不自然に盛り上がっちゃうッ!

「んんん……グレン、そろそろ街についちゃうわっ!」

 私のワンピースの中で夢中でフェラし続けていたグレンは「あの街で役目を終えたら、この立派なペニスは無くなってしまうんですね……」と少し残念そうに答え、スカートの中から出てきた。

「私としては早く元の身体に戻って欲しいわ。とっても恥ずかしいし、貴方に激しく突かれる方が好きだもの!」
「私もそうしたいですが、たまには良いじゃないですか。私はこうしてインジーの大きなペニスにむしゃぶりつく事ができて大満足です♡」

 そう言ってグレンは隣に座ってキスをしてきたが、ちょっぴりいつもとは違うキスの味に私は顔を顰めた。

「むむッ……これ、もしかして私の味?」
「正解です♡ だって、あれからずーっと舐めてますから貴方の味がするのは当然です♡
でも、大きなペニスを扱かれたり、舐められたりするのも気持ち良かったでしょ? インジーも私がイッた後は今みたいに舐めてくれてますし……私にとっては最高のアフターケアです♡」

 あぁ、アフターケアってこれの事だったのね。いつも私が何か特別な事してたのかと思って色々考えちゃったじゃない……。

 でも……グレンの言う通りすっごく気持ち良かったぁぁ♡ フェラって視覚的にも興奮するし、どこを攻めたら気持ち良いか分かって良かったかも♡

 それに、グレンが何度もセックスしたくなる気持ちが分かった気がする。これを濡れ切った女性器に突っ込んだら私も永遠に腰を振り続けそうな気がするし♡

「はぁぁぁ、どうしよう。猫神様のせいでどんどん変態になってく♡」
「フフッ、良いじゃないですか! 私はインジーとずっとこういう事をしていたいですし、早く婚姻を結んで一刻も早く家族を作りたいです」
「うふふっ、私もよ♡」

 結局、街に着くまでグレンとキスしまくったせいで、私のペニス擬きは全く落ち着いてくれず、スカートの中でグングンと大きくなっていった。

◇◇◇

 サクリファイス帝国 帝都ベルン

 サンクチュアリ帝国から出発し、一ヶ月半。帝国内で一番大きな宿と言われている『ディノー』に到着した。

 修道女や旅の者が泊まる街にあるような一般的な宿屋というよりかは、前世でいう高級ホテルという表現が似合う大型の宿屋であった。

 宮殿のような外観の建物がエレガントな雰囲気を醸し出し、ディノーの頭文字であるDをモチーフにしたロゴマークが玄関の目立つ所に彫られている。玄関前には大きな噴水を囲むように石畳のロータリーが設置され、より優雅な雰囲気を醸し出していた。

 この宿屋の前に数台の馬車が止まっているなんて珍しい事ではなかったが、馬車から降りてきたのは何人もの厳つい身体付きをしたむさ苦しい男達ばかりだったので、物々しい雰囲気になっていた。

 通行人達は何事かと見知らぬもの同士、顔を見合わせるも結局、関わりを持たないように見て見ぬふりをして通り過ぎていったのだった。

「やっと宿に着きましたね」
「えぇ、やーーっとこのペニス擬きともおさらばできるわ……ああん、アレがスカートに擦れて感じちゃうッ♡ アンリ、早く帰って来てぇぇ♡」

 今、アンリが皇室の代理という事で宿に泊まっている者達の名簿を確認しに行ってくれている。もし、この宿にネリスお姉様が泊まっているのであれば、グレンと二人で部屋に向かう予定だ。

「あっ……くぅぅっ♡」

 待っている間、私は股から生えたペニス擬きを落ち着かせようとしているが……ピンと天を向いたまま落ち着いてはくれなかった。

 それにさっきからアソコがジンジンとしてワンピースのスカートの部分に濃い染みができてしまっている。どんな状態なのか分からないが、スカートの中でペニス擬きがグングンと大きくなっているような気もするのだ。

 きっと気のせいよね?
というか、気のせいであって欲しい。これ以上、成長してしまったら私どうなっちゃうのよ……。

「ハァハァ……んんっ♡」
「インジー、大丈夫ですか?」
「あんんッ……だいじょーぶ。アソコが、ジンジンするだけなのっ、ぉぉん♡」

 グレンが快感に悶える私にぴったりと寄り添いながら、背中を優しく撫でてくれた。

 はぁぁん、良い匂いがするぅぅ……グレンって本当に良い匂いよね♡ 彼の匂いは私の精神安定剤♡ 緊張が解れて気分が良くなっていくようだわ♡

 だが、グレンの匂いを嗅いで、浮かれている場合ではなかった。

 私はこのペニス擬きを使って毒抜きセックスをしなくてはならないのだ。淫らに腰を振る姿を愛しい人に見られたくない……私は熱に浮かされたような表情で彼に懇願し始めた。

「グレン、お願いがあるのッ! もし、ネリスお姉様がこの宿にいたら……大きくなったコレを使って淫らに腰を振るハメになっちゃうっ! そんな姿、貴方に見られたくないッ……からっ、アァッん♡」

 どうしよう! どんどんアソコが疼いてきてるっ! このまま、待つかしら? またあの時みたいに精力バキュームモード極みに入って理性を失ってしまったら––––。

 そう考えるだけで思わず表情が曇った。そんな私の心情を察したのか、安心させるかのようにグレンはギュッとハグをしてくれたのだ。

「私は貴方の側にずっと付いてるつもりですよ。淫らに腰を振っていても愛するインジーに変わりはありませんし、気持ちが変わる事もありません。
それに貴方に万が一の事があったら、その女の首を即座に切り落とさないといけませんから。恥ずかしいとは思いますが、私は常に貴方の側にいます。貴方を一人になんてさせやしません」
「グ、グレン……♡」

 あぁ、私の婚約者はどうしてこんなにも優しく、気遣える人なんだろう♡ 馬車の中では私ばかりイかされてたから、早くこの事件を終わらせて貴方の上で暴れて暴れて暴れ倒しますからねぇ~~~~♡

 そして、ネリスお姉様の件が片付いたら、お父様に彼の素晴らしさを伝えてあげたい! 宰相がいかに小物でド変態でちんちんが小さいか比べるがいいわっ!(※宰相のちんちんは見た事はない)

 ジンジンと身体の奥から湧き上がる快感に耐えていると、暫くして石畳を革靴で駆けるような足音が聞こえてきた。

「失礼します、姫様! 件の女人はこの宿の最上階にいるそうです! ですが、暴れていて危険だとも仰っておりました!」

 良かった、ビンゴだった!
この宿じゃなかったら、この年で潮という名のお漏らしをしていたところよ!

 よし……こうなったら絶倫皇女の名の下に、猫神様から授かったペニス擬きでネリスお姉様にお仕置きしちゃうわよぉぉぉぉ–––––って!!

「はぁはぁ、ふぎゅう……♡」
「姫様、顔が赤いですよ? もしや体調が優れないのですか? それに、そのスカートの膨らみは一体……?」

 シャラーーーープッ!!
アンリィィィィィィッ、今はその話題に触れて来ないでッ! 私、貴方の質問に答える余裕なんてないの! 衣服に擦れるだけで疼くペニス擬きの快感に耐えるだけで精一杯なんだからぁぁぁぁっ!

「だ、大丈夫……心配ッ、しないでぇぇ……♡」

 こんなに汗をダラダラ流しながら、必死の形相で言われても説得力がないのは承知の上である。

 ごめんなさい、本当に余裕がないの! 賢い貴方なら察してくれるわよね!? 早く……早く向こうへ行きなさい!! ゲットアウトよ、アンリ!!

 アンリは考えた末に絶望的な言葉を放った。

「いえ、とても心配です。そんな状態の姫様は初めてみましたし、僕も一緒に行った方が––––」
「大丈夫ですよ、アンリ。後は私に任せて下さい。さぁ、インジー参りましょう」

 うぅ……ナイスよ、グレン。
でもね––––股間がこんなに膨らんでるのにお姫様抱っこしないでぇぇぇぇッ!! めっちゃ目立つじゃない!!

 あぁッ……ほらほら、兵士達や宿に泊まるお客さんもこっちを見てるぅぅ……恥ずかしいよぉぉ……。

「股間の膨らみが可愛いですね、インジー♡」
「~~~~っ!!」

 確信犯か? 確信犯なんだな!?
わざと股間に目が行くような抱き方をしたんだな!? くぅ~~、いつからこんなに揶揄われるようになってしまったんだ!

 私はキッと睨み付けながら「……帰ったらお仕置きですからね」と言うと、グレンは「クスクスッ、楽しみにしてます♡」と嬉しそうに笑ったのだった。
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