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最終章 最後に愛は勝つ!? 婚約破談の危機に害虫駆除!
絶倫皇女、害虫を駆除する事を誓う
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「ふんふん、ふふーーん♪」
私は化粧台の鏡を見ながら、口紅を塗っている最中だ。
アンリは私の髪を結う為にブラシを持ったまま、嫌な顔をせずに待ってくれている。
「ご機嫌ですね、姫様」
「えぇ♡ だって、こんなにも早く婚姻を結んで良いと皇帝陛下直々にお許しを下さったんだもの!」
先日の夜にサリヴァント皇帝陛下に結婚の許しを得た。
お陰で私はすこぶる機嫌が良く、例えるなら某エナジードリンクのCMのように翼を授けられ、飛んでいきたくなるような気分になっていた。
「よし、完成ね♡」
私は口紅をポーチに仕舞い、顔を上げた。
そして、鏡に映るアンリに向かって幸せそうに笑いかけると、普段ポーカーフェイスを保っている彼もこの時ばかりは、にっこりと笑って応えてくれたのだった。
「後は皇帝陛下にお許しを得るだけですね」
「そうね……多分、許して下さると思うのだけど。そうだ、アンリ! 私の手紙をお父様に届けるついでに少し遅めの夏休みをあげるから、サクリファイス帝国に帰省したらどう!?」
私の提案にアンリは驚いたような表情に変わり「よ、宜しいのですか……?」と発した。
「もちろんよ! 先月はたくさん心配かけちゃったし、私の事で頭がいっぱいだっただろうから、この機会に妹さんとゆっくりして頂戴! これは皇女命令よ♡」
そう言って私は事前に用意していた金貨が沢山詰まった袋を一つ、アンリに手渡したのであった。
アンリは予想以上のずっしりとした重みに少し困ったような表情を見せつつも、嬉しそうに「ありがとうございます!」と勢いよく頭を下げた。
「アンリは働きすぎだから、これぐらい当然よ! さぁ、グレンが待ってるから早く支度しなきゃ!」
「かしこまりました。では、髪を結っていきますね」
何故、私がこんなにも気合を入れているのかというと、これから私とグレンは一般市民を装い、お忍びで城下町にお出掛けする予定なのだ。
グレン皇太子殿下の婚約者が拉致されるという前代未聞の事件が起こり、世間をあれだけ騒がせてしまってから一ヶ月……。
世間を騒がせてしまった私達自ら、街が今どんな話題で持ちきりなのか調べる必要があるというわけ。日本でいうエゴサーチね!
だから、私が姫だとバレないように服も一般の人達が着るような装いをし、化粧もいつもより濃いめにしてイングリッド姫にみえないようにしているというわけ!
私は鏡に映る自分を見つめ、一人でニヤけてしまった。
ハァ~~~~、ついに私はグレンと結婚するのね♡ これで今までのような精力が尽きる心配もしなくて良い毎日を送れるのね~~~~♡ こうなったら今まで苦労をしてきた分、毎日楽しんでやるんだから!
私は心の中でガッツポーズをしながら、頭の中でグレンとの未来を妄想し始めた。
ウフフッ♡ 先ずは朝起きてセックスするでしょ? 午前中は学業に励んで、昼休みに保健室でセックスして……午後から授業を受けて、放課後に普段から人がいる図書館でセックスするの♡
それで、城に帰ってからまたセックスして、お風呂に入る前にもう一回セックス。お風呂に入ってセックスした後、寝る前にまたセックス……やだ、凄いッ♡ 一日最低でも七回はセックスできちゃうの!?
なんて最高なセックスライフなんでしょう! よし、こうなったらグレンのペニスが擦り切れるまで、ヤッてヤッてヤリまくるわよぉぉぉぉッ!!
「グレン……ペニス、最高♡ グヘヘヘヘヘヘッ……♡」
アンリはまた何を言ってるんだか……といったような視線で自分の主人を見つめたが、ツッコミを入れる時間もないので「今日の装いは青い柄が入った服なので、この髪飾りにしましょうか」と質問した。
アンリが手に取ったのは青い宝石が散りばめられたバレッタだった。
このバレッタはお母様が常に身に付けていた物で、サンクチュアリ帝国に行く前に持たせてくれた私の大切な宝物の一つである。
「うーん……可愛いけど、一般市民にしては派手すぎない?」
「大丈夫です。最近の子達は皆、姫様の目の色を意識して、青い宝石のアクセサリーを身に付けてますから」
え……わ、私がトレンドになってるの!? 嘘ーーーー、信じられないっ!
けど、私の本性を知ったら皆、ドン引きするんだろうなぁ……。私達は一日の三分の一はセックスしてるんだもの。そう考えたら凄いよね、私達。
「お待たせしました。今日は髪を編み込んでハーフアップに仕上げてみました」
「ありがとう、アンリ。さぁ、準備はバッチリね! あ……そういえば、あれからショーの主催者達は見つかった?」
ふと、ガマエルと愉快な仲間達が脳裏に浮かんだので、アンリに問いかけてみたが、彼は首を左右に振り「兵士達からは何も聞いてないですね……」という返事が返ってきた。
「ふぅん……そうなのね」
全く、ガマエル達はどこに潜んでいるやら。
あれからシャンデリーは騎士団が介入し、違法風俗店を全て取り締まったらしい。
中には小規模だが、人身売買や麻薬の密輸などを行なっていた店もあった為、今回の騎士団の介入はシャンデリーの観光協会から喜ばれる結果となった。
ふっふっふ……これも全て私のお陰ねっ♡
私を娼婦にさせて強制的に働かせた挙句、皇女である私に無礼を働くからこうなるのよ!
(※何度も言いますが、彼女は都合の良い風に脳内変換しております)
彼らを見つけ次第、グレンはめちゃくちゃするっぽいけど……こればっかりは仕方がない。何故なら私は被害者だからッ!
「早く見つかると良いんだけどなぁ……」
コンコンコン!と少し強めにノックをされたので、私は少し怪訝に思いつつ「どなたですか?」と発言すると、扉の向こう側から「私です」と返事をするグレンの声が聞こえてきた。
私とアンリは思わず顔を見合わせた。
こんなに焦っているようなグレンの声を聞くのは初めてだったからだ。
「インジー、入りますね」
部屋に入ってきた彼の表情は険しいものだった。急いで走ってきたのか、額が少し汗ばんでいるようにも見える。
「グレン、そんなに慌ててどうしたの?」
「すみません、今日のお出かけは中止です」
「え、どうして?」
珍しい事もあるものだ。まさかグレンから中止という言葉が出るなんて。どうやら相当、まずい事が起きているに違いない。
グレンは一先ず深呼吸をしてから言葉を発した。
「落ち着いて聞いて下さい。貴方と私の良からぬ噂が各国に広まっています」
「……良からぬ噂?」
何の噂だろう? 私が拉致された件は、騎士団が取り締まってポジティブな記事に変えられたはずなのに……。
「どうやら、貴方がシャンデリーの娼婦として働いていた事が世間に出回っているようなのです」
「…………は?」
私は何を言われているのか分からなくなった。それは隣で聞いていたアンリも同じだった。私達は思考が停止する。
「ど、どういう事?」
「騎士団に問いただしたのですが、どうやら彼等がリークした訳ではないようです。あの夜、現場にいた新聞記者達も違いました。私が直々に責任者に剣を突き付けて脅したので、間違いありません」
おいおいおい……新聞記者を剣で脅したのか。
これはグレンが暴走する一歩手前だ。
彼を宥めないと……そう思っていたら、何故かグレンが拳を握りながら一人で悔しがり始めた。
「くっ……せっかく貴方と幸せなセックスライフが送れると思ったのに、どこの害虫が我々を嘲笑っているんでしょう。今すぐ頭と胴を切り離し、中央広場で公開処刑にしてやるッ!」
グ……グレン♡ 貴方も私とのセックスライフを楽しみにしてくれてたのね……って、それどころじゃないな。先ずは彼を落ち着かせないと!
「グレン、先ずは貴方が落ち着きましょう。出所に心当たりは……………………あるわね」
騎士団でもなく、新聞記者でもない。そして、この状況にこのタイミング……間違いない奴等だ。
「奇遇ですね、インジー。私も心当たりがあるのですよ」
「……きっと、ガマエルの仕業ね」
きっと、VIP客全員の命とショーの金を回収できなかった仕返しのつもりなのだろう。
全く、本当に残念な害虫達……こうなったら国境に検問を設置させて何が何でも捕まえてやるんだから!
名付けて『ゴキブリホイホイ作戦』よッ!
首を洗って待ってなさい!
このイングリッド・マルセイユ・グラン・サクリファイス直々に成敗してくれるわ!
私は化粧台の鏡を見ながら、口紅を塗っている最中だ。
アンリは私の髪を結う為にブラシを持ったまま、嫌な顔をせずに待ってくれている。
「ご機嫌ですね、姫様」
「えぇ♡ だって、こんなにも早く婚姻を結んで良いと皇帝陛下直々にお許しを下さったんだもの!」
先日の夜にサリヴァント皇帝陛下に結婚の許しを得た。
お陰で私はすこぶる機嫌が良く、例えるなら某エナジードリンクのCMのように翼を授けられ、飛んでいきたくなるような気分になっていた。
「よし、完成ね♡」
私は口紅をポーチに仕舞い、顔を上げた。
そして、鏡に映るアンリに向かって幸せそうに笑いかけると、普段ポーカーフェイスを保っている彼もこの時ばかりは、にっこりと笑って応えてくれたのだった。
「後は皇帝陛下にお許しを得るだけですね」
「そうね……多分、許して下さると思うのだけど。そうだ、アンリ! 私の手紙をお父様に届けるついでに少し遅めの夏休みをあげるから、サクリファイス帝国に帰省したらどう!?」
私の提案にアンリは驚いたような表情に変わり「よ、宜しいのですか……?」と発した。
「もちろんよ! 先月はたくさん心配かけちゃったし、私の事で頭がいっぱいだっただろうから、この機会に妹さんとゆっくりして頂戴! これは皇女命令よ♡」
そう言って私は事前に用意していた金貨が沢山詰まった袋を一つ、アンリに手渡したのであった。
アンリは予想以上のずっしりとした重みに少し困ったような表情を見せつつも、嬉しそうに「ありがとうございます!」と勢いよく頭を下げた。
「アンリは働きすぎだから、これぐらい当然よ! さぁ、グレンが待ってるから早く支度しなきゃ!」
「かしこまりました。では、髪を結っていきますね」
何故、私がこんなにも気合を入れているのかというと、これから私とグレンは一般市民を装い、お忍びで城下町にお出掛けする予定なのだ。
グレン皇太子殿下の婚約者が拉致されるという前代未聞の事件が起こり、世間をあれだけ騒がせてしまってから一ヶ月……。
世間を騒がせてしまった私達自ら、街が今どんな話題で持ちきりなのか調べる必要があるというわけ。日本でいうエゴサーチね!
だから、私が姫だとバレないように服も一般の人達が着るような装いをし、化粧もいつもより濃いめにしてイングリッド姫にみえないようにしているというわけ!
私は鏡に映る自分を見つめ、一人でニヤけてしまった。
ハァ~~~~、ついに私はグレンと結婚するのね♡ これで今までのような精力が尽きる心配もしなくて良い毎日を送れるのね~~~~♡ こうなったら今まで苦労をしてきた分、毎日楽しんでやるんだから!
私は心の中でガッツポーズをしながら、頭の中でグレンとの未来を妄想し始めた。
ウフフッ♡ 先ずは朝起きてセックスするでしょ? 午前中は学業に励んで、昼休みに保健室でセックスして……午後から授業を受けて、放課後に普段から人がいる図書館でセックスするの♡
それで、城に帰ってからまたセックスして、お風呂に入る前にもう一回セックス。お風呂に入ってセックスした後、寝る前にまたセックス……やだ、凄いッ♡ 一日最低でも七回はセックスできちゃうの!?
なんて最高なセックスライフなんでしょう! よし、こうなったらグレンのペニスが擦り切れるまで、ヤッてヤッてヤリまくるわよぉぉぉぉッ!!
「グレン……ペニス、最高♡ グヘヘヘヘヘヘッ……♡」
アンリはまた何を言ってるんだか……といったような視線で自分の主人を見つめたが、ツッコミを入れる時間もないので「今日の装いは青い柄が入った服なので、この髪飾りにしましょうか」と質問した。
アンリが手に取ったのは青い宝石が散りばめられたバレッタだった。
このバレッタはお母様が常に身に付けていた物で、サンクチュアリ帝国に行く前に持たせてくれた私の大切な宝物の一つである。
「うーん……可愛いけど、一般市民にしては派手すぎない?」
「大丈夫です。最近の子達は皆、姫様の目の色を意識して、青い宝石のアクセサリーを身に付けてますから」
え……わ、私がトレンドになってるの!? 嘘ーーーー、信じられないっ!
けど、私の本性を知ったら皆、ドン引きするんだろうなぁ……。私達は一日の三分の一はセックスしてるんだもの。そう考えたら凄いよね、私達。
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「ありがとう、アンリ。さぁ、準備はバッチリね! あ……そういえば、あれからショーの主催者達は見つかった?」
ふと、ガマエルと愉快な仲間達が脳裏に浮かんだので、アンリに問いかけてみたが、彼は首を左右に振り「兵士達からは何も聞いてないですね……」という返事が返ってきた。
「ふぅん……そうなのね」
全く、ガマエル達はどこに潜んでいるやら。
あれからシャンデリーは騎士団が介入し、違法風俗店を全て取り締まったらしい。
中には小規模だが、人身売買や麻薬の密輸などを行なっていた店もあった為、今回の騎士団の介入はシャンデリーの観光協会から喜ばれる結果となった。
ふっふっふ……これも全て私のお陰ねっ♡
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「早く見つかると良いんだけどなぁ……」
コンコンコン!と少し強めにノックをされたので、私は少し怪訝に思いつつ「どなたですか?」と発言すると、扉の向こう側から「私です」と返事をするグレンの声が聞こえてきた。
私とアンリは思わず顔を見合わせた。
こんなに焦っているようなグレンの声を聞くのは初めてだったからだ。
「インジー、入りますね」
部屋に入ってきた彼の表情は険しいものだった。急いで走ってきたのか、額が少し汗ばんでいるようにも見える。
「グレン、そんなに慌ててどうしたの?」
「すみません、今日のお出かけは中止です」
「え、どうして?」
珍しい事もあるものだ。まさかグレンから中止という言葉が出るなんて。どうやら相当、まずい事が起きているに違いない。
グレンは一先ず深呼吸をしてから言葉を発した。
「落ち着いて聞いて下さい。貴方と私の良からぬ噂が各国に広まっています」
「……良からぬ噂?」
何の噂だろう? 私が拉致された件は、騎士団が取り締まってポジティブな記事に変えられたはずなのに……。
「どうやら、貴方がシャンデリーの娼婦として働いていた事が世間に出回っているようなのです」
「…………は?」
私は何を言われているのか分からなくなった。それは隣で聞いていたアンリも同じだった。私達は思考が停止する。
「ど、どういう事?」
「騎士団に問いただしたのですが、どうやら彼等がリークした訳ではないようです。あの夜、現場にいた新聞記者達も違いました。私が直々に責任者に剣を突き付けて脅したので、間違いありません」
おいおいおい……新聞記者を剣で脅したのか。
これはグレンが暴走する一歩手前だ。
彼を宥めないと……そう思っていたら、何故かグレンが拳を握りながら一人で悔しがり始めた。
「くっ……せっかく貴方と幸せなセックスライフが送れると思ったのに、どこの害虫が我々を嘲笑っているんでしょう。今すぐ頭と胴を切り離し、中央広場で公開処刑にしてやるッ!」
グ……グレン♡ 貴方も私とのセックスライフを楽しみにしてくれてたのね……って、それどころじゃないな。先ずは彼を落ち着かせないと!
「グレン、先ずは貴方が落ち着きましょう。出所に心当たりは……………………あるわね」
騎士団でもなく、新聞記者でもない。そして、この状況にこのタイミング……間違いない奴等だ。
「奇遇ですね、インジー。私も心当たりがあるのですよ」
「……きっと、ガマエルの仕業ね」
きっと、VIP客全員の命とショーの金を回収できなかった仕返しのつもりなのだろう。
全く、本当に残念な害虫達……こうなったら国境に検問を設置させて何が何でも捕まえてやるんだから!
名付けて『ゴキブリホイホイ作戦』よッ!
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