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第六章 貴方と……合体したいッ!
絶倫皇女、城へ帰還する
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自由の身になってから久々に外へ出た。
いつの間にか夏が終わって秋口に入りはじめたらしく、少し涼しくなった夜風が私を包んでいるシーツをパタパタと靡かせている。
シーツ越しに感じる温度が気持ち良い。
暑くて少し汗ばんでいた肌が、身体中にこびり付いている白い精液と共に冷えていくような気がした。
うぅ~~、身体中ベトベトするぅぅ……。
早くお風呂に入って綺麗にしたい! グレンとイチャイチャしながら眠りたい! 城に帰ったらセックスして、セックスして、セックスしまくって目一杯、愛してもらうんだから!
私は顔が見えないのを良い事にシーツの中でグヘヘ……♡とニヤけていると、彼が小さく溜息を吐いたのが聞こえてきた。
「騎士団が夜中に集まっているから、騒ぎを聞きつけて記者達が集まって来たんですね。仕方がありません。インジー、私が合図するまで顔は絶対に上げないで。そのままの体勢でいて下さいね」
「わかりました」
素直にグレンに従う事にした。
だって、今の私は全裸で顔から膣内までクリームパイ状態なんだもの。
こんな精液塗れのショッキングな姿を写真に撮られて新聞を通じて世界中に報道されてしまったら……。
優しすぎて頼りないお父様でも、サンクチュアリ帝国に不信感を抱き、怒り狂ってしまう事だろう。
そうなれば、婚約は白紙。私はグレンと離れ離れになり、国へ強制的に連れ戻されてしまう……うわぁぁぁぁ、それは嫌だ! それだけはなんとしてでも避けなくては!
「仕方ない。突っ切るか……」
ボソッとそう呟いたグレンは新聞記者達に物怖じせず、私を抱えたまま真っ直ぐ進んで行った。
すると、すぐに騎士団の者達がグレンに気が付き、数人の兵士が駆け寄ってくるのが聞こえてきた。
「グレン様っ、ご無事ですか!?」
「グレン様だ! お前達、早く馬車を用意しろ!」
鎧がガシャガシャと擦れるような耳障りな音が聞こえてきた。
それに辺りがかなり騒がしい。
色んな人の声がざわざわと聞こえており、カメラのフラッシュを焚くようなバシャッバシャッという音も鳴り響いている。
どうやら外はかなり大騒ぎになっているらしく、私は怯えるようにグレンの服をギュッと握り締めると、それに応えるかのように彼も私を強く抱き締めてくれた。
「グレン皇太子殿下!」
この声は確か……騎士団長のハインツだ。
私は頭の天辺から足先までベッドシーツに包まれているので団長の表情はよく分からないが、酷く心配したような声音をしている。
「ご無事で何よりです! そ、その腕に抱かれているのは? まさか……姫様は……」
団長のヒュッ……と息を呑むような音が聞こえたような気がしたが、すぐに私の意識は二人ではなく周りにいるカメラマン達に意識を向ける事になった。
「皇太子殿下が抱いている方はもしや!?」
「おい、こっちカメラマン! すぐに来い! 皇太子殿下が抱き抱えている方はこの二ヶ月間、行方不明になっていたイングリッド姫様かもしれないぞ!」
グレンと団長のやり取りを聞いた記者達が「スクープだ!」だの「ネタが転がっている!」だのと騒ぎ立て、カメラのフラッシュを焚きまくっている。
シーツ越しなのにフラッシュの光が眩しく感じられるなんて、物凄い数の記者が集まっているのだと思った。
グレンが口を出す前に一部の騎士団員達が記者達に向かって声を荒げた。
「無礼者共め、皇太子殿下の許可なく撮るな!」
「何を言ってるんですか!? 国民達がずっと姫様の事を心配していたのですよ! 姫様の安否を国民に報道するのが、我々記者の務めです! ここは騎士団の方に何を言われようと譲れません!」
おいおい……一部の兵士と記者が揉め始めたぞ。
うぅ~~~~、どの国でもマスコミっているのね。有名人って本当に大変ね。
でも、団長に記者達よ。早とちりしないで頂きたい。
ちゃんと私は生きてますよ……そう言う意味を込めて私は「……ケホッ」と小さく咳払いをしてあげた。
「今、咳をされましたか!? あぁ、良かった……イングリッド姫はご無事だったのですね!」
「あぁ、問題ない。記者達の事も今回だけは許すが……報道はさせるな。いいな? 私は姫を連れて先に城へ戻るぞ。中は死体だらけだ。必ずこの穢らわしいショーの主催者を見つけて、私の前に連れてくるように」
グレンがそう耳打ちすると、ハインツ団長がすぐさま「……ハッ、必ずや貴方様の前に連れて参ります!」と答えて部下達に指示を飛ばした。
「皇太子殿下のお通りだ! これ以上、カメラのフラッシュは焚くな! これより写真を撮った者は皇族侮辱罪で子供であろうと容赦なく首を叩っ斬るぞ!」
ハインツ団長の言葉を聞いた記者や野次馬達は一瞬で黙り込んだ。数歩ずつ馬車の道を開けるかのように後退し、グレン皇太子殿下達が乗る馬車に向かって頭を下げ始めた。
グレンが馬車に乗り込んだのを見計らってから、ハインツ団長は「早く出せ、無事に皇太子殿下とイングリッド姫様を城に連れ帰るのだ」と御者に伝えていた。
「道を開けよッ、サンクチュアリ王族のお通りである!」
「皆の者、頭を下げよッ! 決して頭は上げるな! サンクチュアリ帝国の未来の太陽と月に栄光あれ!」
帝国の未来の太陽と月に栄光あれ!という言葉が夜遅いにも関わらず首都中に響き渡り、私達の乗る馬車が見えなくなるまでその声は止む事はなかった。
◇◇◇
グレンの膝の上で私は馬車の中で申し訳なさそうに小さくシーツに包まっていたが、グレンは他人の精液がべっとりと付いた私の顔を丁寧にハンカチで拭って何度もキスをしてくれていた。
「……心配をかけてごめんなさい」
「貴方が生きているならそれで良いのです。それよりも早く身体を綺麗にしましょう。それから医者に診てもらって、今日はゆっくりベッドで眠りましょうね」
勿論、私と一緒に寝て下さいね?と耳元でボソッと言われると、ボワワッと身体が熱くなるのを感じた。
ガタン、ガタガタ……という音からガタンゴトンと車輪の音が変わった。
これは城と首都を繋ぐ煉瓦造りの橋を渡る時に聞く音だ。という事は私はサンクチュアリ城に帰って来た事になる。
たった二ヶ月離れていただけなのに、一年くらい帰って来ていない気分ね……。
私は色んな事が頭に過った。
中庭のゴムの木は無事かな? 動物達に掘り起こされていないかな? アンリやアリスにイリス達は元気だろうか?と色んな心配が湧いて出てきたのだった。
「さぁ、もう着きますよ。皆、インジーの事を心配しております」
「はい……」
御者が手綱を引き、馬に止まれと促す。
馬車の揺れが徐々に収まるのを待ち、完全に停車した後、グレンは私を抱き抱えながら慎重に馬車から降りる。
すると、双子のアリスとイリスが真っ先に出迎えてくれた。
「「おかえりなさいませ、グレン皇太子殿下! イングリッド姫様!」」
「こらっ、アリスにイリス! 先ずは皇太子殿下にご挨拶をしなさい! 出迎えも良いけど、ボーッとしてないで早く湯浴みの準備を……」
「「うわぁぁぁぁ、イングリッド姫様ぁぁぁぁ~~!!」」
アリスにイリスの二人がメイド長の指示を無視して、わんわんと泣いて心配してくれた。
いつもならメイド長も叱り飛ばしている所だが、今回ばかりは大目に見てくれたようで「おかえりなさいませ、皇太子殿下。イングリッド姫様もご無事で何よりです」と心配してくれた。
皆、すっごく心配してくれたようだ。
突然拉致されたとはいえ、皆にとても心配をかけてしまった事に対して申し訳なく感じてしまった私。
「心配かけてごめんね、皆……」
私がシーツ越しにそう声をかけると、皆の空気が少し和らいだ。
少し軽くなった空気の中、人混みを掻き分けて急いでこちらに向かって来る者がいた。
「通して下さい! あぁ、イングリッド様っ! 私が側で仕えていながら、本当に申し訳ございません!」
アンリだ……アンリの声がする。
いつも冷静なアンリが声を震わせながら泣いているのを聞いて、私はすぐにでも抱きしめたかったが、身体中色んな男の精液でベトベトなのだ。
「心配しないで、アンリ。今すぐ貴方を抱き締めてあげたいけど、身体が汚れてるからできそうにないの。だから、早く湯浴みさせて欲しいな」
「か、身体が……汚れているのですか?」
何気なく言った私の台詞にメイド達は衝撃が走ったのだった。
あ、あれ……何? この空気は……?
私自身、間違った事は一切言ってない。
だが、メイド達はきっと私が顔を見せられないくらい身体中が酷い状態なのだと察したようで、また落ち着きのないピリッとした空気に包まれてしまった。
こ、これは……早く安心させてあげないと!
「ア、アンリ……早くして欲しい、かな?」
「あ……は、はい!」
アンリは戸惑いながらも「早速、湯浴みのお手伝いをさせて頂きます!」と答えて、グレンと私を王族専用の大浴場へと案内したのであった。
いつの間にか夏が終わって秋口に入りはじめたらしく、少し涼しくなった夜風が私を包んでいるシーツをパタパタと靡かせている。
シーツ越しに感じる温度が気持ち良い。
暑くて少し汗ばんでいた肌が、身体中にこびり付いている白い精液と共に冷えていくような気がした。
うぅ~~、身体中ベトベトするぅぅ……。
早くお風呂に入って綺麗にしたい! グレンとイチャイチャしながら眠りたい! 城に帰ったらセックスして、セックスして、セックスしまくって目一杯、愛してもらうんだから!
私は顔が見えないのを良い事にシーツの中でグヘヘ……♡とニヤけていると、彼が小さく溜息を吐いたのが聞こえてきた。
「騎士団が夜中に集まっているから、騒ぎを聞きつけて記者達が集まって来たんですね。仕方がありません。インジー、私が合図するまで顔は絶対に上げないで。そのままの体勢でいて下さいね」
「わかりました」
素直にグレンに従う事にした。
だって、今の私は全裸で顔から膣内までクリームパイ状態なんだもの。
こんな精液塗れのショッキングな姿を写真に撮られて新聞を通じて世界中に報道されてしまったら……。
優しすぎて頼りないお父様でも、サンクチュアリ帝国に不信感を抱き、怒り狂ってしまう事だろう。
そうなれば、婚約は白紙。私はグレンと離れ離れになり、国へ強制的に連れ戻されてしまう……うわぁぁぁぁ、それは嫌だ! それだけはなんとしてでも避けなくては!
「仕方ない。突っ切るか……」
ボソッとそう呟いたグレンは新聞記者達に物怖じせず、私を抱えたまま真っ直ぐ進んで行った。
すると、すぐに騎士団の者達がグレンに気が付き、数人の兵士が駆け寄ってくるのが聞こえてきた。
「グレン様っ、ご無事ですか!?」
「グレン様だ! お前達、早く馬車を用意しろ!」
鎧がガシャガシャと擦れるような耳障りな音が聞こえてきた。
それに辺りがかなり騒がしい。
色んな人の声がざわざわと聞こえており、カメラのフラッシュを焚くようなバシャッバシャッという音も鳴り響いている。
どうやら外はかなり大騒ぎになっているらしく、私は怯えるようにグレンの服をギュッと握り締めると、それに応えるかのように彼も私を強く抱き締めてくれた。
「グレン皇太子殿下!」
この声は確か……騎士団長のハインツだ。
私は頭の天辺から足先までベッドシーツに包まれているので団長の表情はよく分からないが、酷く心配したような声音をしている。
「ご無事で何よりです! そ、その腕に抱かれているのは? まさか……姫様は……」
団長のヒュッ……と息を呑むような音が聞こえたような気がしたが、すぐに私の意識は二人ではなく周りにいるカメラマン達に意識を向ける事になった。
「皇太子殿下が抱いている方はもしや!?」
「おい、こっちカメラマン! すぐに来い! 皇太子殿下が抱き抱えている方はこの二ヶ月間、行方不明になっていたイングリッド姫様かもしれないぞ!」
グレンと団長のやり取りを聞いた記者達が「スクープだ!」だの「ネタが転がっている!」だのと騒ぎ立て、カメラのフラッシュを焚きまくっている。
シーツ越しなのにフラッシュの光が眩しく感じられるなんて、物凄い数の記者が集まっているのだと思った。
グレンが口を出す前に一部の騎士団員達が記者達に向かって声を荒げた。
「無礼者共め、皇太子殿下の許可なく撮るな!」
「何を言ってるんですか!? 国民達がずっと姫様の事を心配していたのですよ! 姫様の安否を国民に報道するのが、我々記者の務めです! ここは騎士団の方に何を言われようと譲れません!」
おいおい……一部の兵士と記者が揉め始めたぞ。
うぅ~~~~、どの国でもマスコミっているのね。有名人って本当に大変ね。
でも、団長に記者達よ。早とちりしないで頂きたい。
ちゃんと私は生きてますよ……そう言う意味を込めて私は「……ケホッ」と小さく咳払いをしてあげた。
「今、咳をされましたか!? あぁ、良かった……イングリッド姫はご無事だったのですね!」
「あぁ、問題ない。記者達の事も今回だけは許すが……報道はさせるな。いいな? 私は姫を連れて先に城へ戻るぞ。中は死体だらけだ。必ずこの穢らわしいショーの主催者を見つけて、私の前に連れてくるように」
グレンがそう耳打ちすると、ハインツ団長がすぐさま「……ハッ、必ずや貴方様の前に連れて参ります!」と答えて部下達に指示を飛ばした。
「皇太子殿下のお通りだ! これ以上、カメラのフラッシュは焚くな! これより写真を撮った者は皇族侮辱罪で子供であろうと容赦なく首を叩っ斬るぞ!」
ハインツ団長の言葉を聞いた記者や野次馬達は一瞬で黙り込んだ。数歩ずつ馬車の道を開けるかのように後退し、グレン皇太子殿下達が乗る馬車に向かって頭を下げ始めた。
グレンが馬車に乗り込んだのを見計らってから、ハインツ団長は「早く出せ、無事に皇太子殿下とイングリッド姫様を城に連れ帰るのだ」と御者に伝えていた。
「道を開けよッ、サンクチュアリ王族のお通りである!」
「皆の者、頭を下げよッ! 決して頭は上げるな! サンクチュアリ帝国の未来の太陽と月に栄光あれ!」
帝国の未来の太陽と月に栄光あれ!という言葉が夜遅いにも関わらず首都中に響き渡り、私達の乗る馬車が見えなくなるまでその声は止む事はなかった。
◇◇◇
グレンの膝の上で私は馬車の中で申し訳なさそうに小さくシーツに包まっていたが、グレンは他人の精液がべっとりと付いた私の顔を丁寧にハンカチで拭って何度もキスをしてくれていた。
「……心配をかけてごめんなさい」
「貴方が生きているならそれで良いのです。それよりも早く身体を綺麗にしましょう。それから医者に診てもらって、今日はゆっくりベッドで眠りましょうね」
勿論、私と一緒に寝て下さいね?と耳元でボソッと言われると、ボワワッと身体が熱くなるのを感じた。
ガタン、ガタガタ……という音からガタンゴトンと車輪の音が変わった。
これは城と首都を繋ぐ煉瓦造りの橋を渡る時に聞く音だ。という事は私はサンクチュアリ城に帰って来た事になる。
たった二ヶ月離れていただけなのに、一年くらい帰って来ていない気分ね……。
私は色んな事が頭に過った。
中庭のゴムの木は無事かな? 動物達に掘り起こされていないかな? アンリやアリスにイリス達は元気だろうか?と色んな心配が湧いて出てきたのだった。
「さぁ、もう着きますよ。皆、インジーの事を心配しております」
「はい……」
御者が手綱を引き、馬に止まれと促す。
馬車の揺れが徐々に収まるのを待ち、完全に停車した後、グレンは私を抱き抱えながら慎重に馬車から降りる。
すると、双子のアリスとイリスが真っ先に出迎えてくれた。
「「おかえりなさいませ、グレン皇太子殿下! イングリッド姫様!」」
「こらっ、アリスにイリス! 先ずは皇太子殿下にご挨拶をしなさい! 出迎えも良いけど、ボーッとしてないで早く湯浴みの準備を……」
「「うわぁぁぁぁ、イングリッド姫様ぁぁぁぁ~~!!」」
アリスにイリスの二人がメイド長の指示を無視して、わんわんと泣いて心配してくれた。
いつもならメイド長も叱り飛ばしている所だが、今回ばかりは大目に見てくれたようで「おかえりなさいませ、皇太子殿下。イングリッド姫様もご無事で何よりです」と心配してくれた。
皆、すっごく心配してくれたようだ。
突然拉致されたとはいえ、皆にとても心配をかけてしまった事に対して申し訳なく感じてしまった私。
「心配かけてごめんね、皆……」
私がシーツ越しにそう声をかけると、皆の空気が少し和らいだ。
少し軽くなった空気の中、人混みを掻き分けて急いでこちらに向かって来る者がいた。
「通して下さい! あぁ、イングリッド様っ! 私が側で仕えていながら、本当に申し訳ございません!」
アンリだ……アンリの声がする。
いつも冷静なアンリが声を震わせながら泣いているのを聞いて、私はすぐにでも抱きしめたかったが、身体中色んな男の精液でベトベトなのだ。
「心配しないで、アンリ。今すぐ貴方を抱き締めてあげたいけど、身体が汚れてるからできそうにないの。だから、早く湯浴みさせて欲しいな」
「か、身体が……汚れているのですか?」
何気なく言った私の台詞にメイド達は衝撃が走ったのだった。
あ、あれ……何? この空気は……?
私自身、間違った事は一切言ってない。
だが、メイド達はきっと私が顔を見せられないくらい身体中が酷い状態なのだと察したようで、また落ち着きのないピリッとした空気に包まれてしまった。
こ、これは……早く安心させてあげないと!
「ア、アンリ……早くして欲しい、かな?」
「あ……は、はい!」
アンリは戸惑いながらも「早速、湯浴みのお手伝いをさせて頂きます!」と答えて、グレンと私を王族専用の大浴場へと案内したのであった。
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